国際結婚や国際ビジネスは大変!?イギリスとドイツのマナーや、カルチャー、話し方の違い


イギリスとドイツのマナー、カルチャー、話し方はこんなにも違う!



私は過去にこのサイトでイギリスと日本のカルチャーの違いや、イギリスとアメリカの違いについて何度か話した事がありますが、今回の記事はちょっと珍しい内容になると思いますが、「イギリスとドイツのカルチャー・話し方の違い」について紹介してみたいと思います。


実は先日私は、とても面白い記事を見つけました:

What Paddington tells us about German v British manners
(日本語訳:「パディングトン」という映画でドイツとイギリスのマナーの違いが理解できる事)


私はまだ「Paddington」という映画を観た事はないのですが、この映画をみた友達の意見ではとても可愛くて面白くイギリスっぽい映画のようです^^ 近いうちに観たいと思っています。




おすすめ記事:





英語圏の国の会話マナーとドイツ人の会話マナーの違いについて




上記に紹介したBBCの記事(What Paddington tells us about German v British manners)によると、Paddingtonという映画・小説をドイツ語にした際に、映画中の殆どの「スモールトーク」は翻訳されずに消されてしまったそうです。

何故、ドイツ語では、スモールトークが存在しませんので全く意味が通じないようです(笑)。その記者によると、「small talk」という単語はドイツ語にはないようです!



そして、Paddingtonの小説では、下記のようなイギリスっぽいスモールトークのシチュエーション・会話があります。

“‘Hallo Mrs Bird,’ said Judy. ‘It’s nice to see you again. How’s the rheumatism?’ ‘Worse than it’s ever been’ began Mrs. Bird.”
「バードさん、こんにちは」とジュディが言いました。「また会えて嬉しいです。リウマチはどうですか?」「いつもより酷いのよ」とバードさんが言い始めました。


しかし、ドイツ語版では、この会話は全てカットされました(笑)。イギリス人は会話中に天気や健康の話等でスモールトークを行いますが、ドイツ人はこのような行為が非常におかしいと考えているようです。

そして、英語では、人と会う際に「会えてうれしいです」(nice to meet you/nice to see you)という決まり文句を言います。ですが、ドイツ人にとっては、この表現は「嘘」に近いと考えられるようで言う必要がありません(笑)。


それに、英語では、「謙遜」の表現はマナー的に正しいのですが、ドイツ人にとってはそれもまた「嘘」に聞こえてしまうようです。彼等にとっては嫌な印象を与えるようですね。

ドイツ人はストレートでダイレクトな話を好みます。これはまさに文化の違いですね(笑)^-^


私は別の記事でイギリス人の「understatement」について話しましたが、これはドイツ人には通用しないようです(笑)。このBBCの記事によれば、イギリス人とドイツ人がビジネスをする際、かなり多くのコミュニケーションのミスが出てくるようです。

例えば、ドイツのBMWという車のメーカーがイギリスのRoverという会社を買収しようとした際、イギリス人のマネージャーは婉曲的な話し方をしたせいでドイツ人はRoverの経営状態がどのくらい危機に陥っているのかか理解出来ていなかったそうです。

イギリス人は「The situation is not too good」(直訳:状態はあまりよくないね)などの婉曲的な表現を使いますが、実のところは「やばい経営状態!」という意味でした。

やはり、このような言い方はダイレクト的なやり取りを好むドイツ人には通用しませんでした。その点でイギリスと日本の方は近いのかな?と思います。


イギリスとドイツのマナーや、カルチャー、話し方の違い
イギリスとドイツのマナーや、カルチャー、話し方の違い





イギリス人とドイツ人の国際結婚夫婦が直面したコミュニケーションの問題



この記事にはもう一つの面白い部分がありました。それは、イギリス人とドイツ人の国際結婚をした夫婦のたコミュニケーションの問題についてです。

記事の内容によれば、ドイツ人とイギリス人の話し方の違いは夫婦喧嘩の原因になるそうです!イギリス人は夫婦で話している時も「命令」(お願いする表現)をソフトに伝えます。

例えば、イギリス人は家の中での会話でも「~をとってくれますか?」や「お願いしてもいいですか?」「~を取ってもらえますか?」などの比較的丁寧な言い方をする事が一般的です。


しかし、ドイツ人は英語で「~をとって」や「~を取りに行け」というダイレクトな命令口調を使ってしまうようです。この話し方はドイツ人とイギリス人の国際カップルの喧嘩の原因になります。

ドイツ人は夫婦で話す際に「敬語」(丁寧語)を使う必要がないと考えていますが、イギリス人は命令口調でもソフトに言う必要があると考えています。


確かに、もし私が「~をとりに行け!」と言われたら、「私はお前の奴隷じゃないよ!」という気持ちになりそうです(笑)。


参考:「Would you likeとDo you wantの違い、ニュアンスと使い方:丁寧な英語表現をクローズアップします!


結局、簡単にまとめてしまうと・・・イギリス人はドイツ人が「失礼」だと思っていて、ドイツ人はイギリス人が「ずるい」と思っているようです(笑)。

この記事は私自身もとても勉強になりました。今回の記事から受けた私の印象としては:


1. それぞれの国のマナーは違いますが、「~の国の人の方が礼儀正しい」というわけではありません。マナーが違うだけです。
2. 外国人とビジネスをする際には言語だけではなく、話し方(婉曲的な表現、アイロニーの使い方、ユーモアなど)も勉強した方がいい。
3. 国際結婚は大変です(笑)


読者の皆さん!イギリスのカルチャーや話し方について質問があれば、是非メール下さいね!



※この度、ブリティッシュ英語.COMの公式フェイスブックページをつくりました!サイトやメルマガではお伝えしきれない情報もアップしていきますのでお楽しみに^^








   イギリス英語を学習する為の専門教材   


イギリス人の私が書き下ろしたイギリス英語を学習する為の専門教材です。
制作・編集も私が手がけたので英語のニュアンスも完璧です。ネイティブのイギリス人が使う自然なフレーズやアメリカ英語との違いを中心にイギリス英語の文法、発音、スペルについてもアメリカ英語と比較しながら詳しく紹介しています。

イギリスのカルチャーを学びながらイギリス英語の学習が出来るので、イギリスに興味がある方に是非読んでもらいたい教材です。イギリス英語の音声も付属しているので、通勤中の電車中や空いた時間を使って音声でいつでもイギリス英語が勉強出来ます。



   イギリス英語のイディオムを学習する為の専門教材   

この教材は「イギリス英語のイディオム」を学習する為の専門教材です。
本教材ではイギリス英語特有のイディオム表現や諺、その他マニアックなイギリス英語のイディオムを紹介している日本でも珍しい辞書教材です。

イギリス人の日常会話やイギリスの映画、テレビドラマ、新聞、小説等に使われているイディオムをコツコツと集め、イディオムの歴史やルーツを調べて日本人のイギリス英語学習者の為に分かりやすく解説しています。

1つのイディオムにつき2つの例文を掲載しているので、イディオムの使い方やニュアンスもしっかりと学習できます。この教材もmp3の音声が付属しているので、場所を選ばす空いた時間を有効に利用していつでもイギリス英語のイディオムが勉強出来る教材です。

  ブリティッシュ英語.COM”の公式フェイスブックページ

ブリティッシュ英語.COMの公式フェイスブックページがオープンしました!
今後は今までメルマガで行っていた内容もこちらでアップしていく予定です!サイトではお伝えしきれない情報もアップしていきますので、是非楽しみにお待ちください^^




Share This Post