どうすれば英文学を日本語の感覚で楽しめるようになるのか?


英語の小説を日本語の本を読書する感覚で楽しめるようになる方法とリーディングテクニックを紹介します!



今回の記事では、当サイトの読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。今回の質問頂いたテーマは「英語のリーディング力」についての質問になります。

現在、英語のスキルの中でも「リーディング力をブラッシュアップしている」という方にも参考になると思いましたので、シェアーしてみたいと思います^^


それでは頂いた質問はこちら:


読者の方の質問:



貴女のサイトをいつも大変楽しく読ませていただいています。イギリス英語好きにはたまらない興味深いコンテンツが多く、サイト運営の努力にただただ参るばかりでございます。

ところで、私はアガサクリスティーなどの英文学に興味を持っており、是非とも原書でそのまま楽しみたいと思っているのですが、結局その難しさに挫折し、いわゆる積ん読状態になってしまっております。

ケンブリッジ大学出版の単語のテキストで語彙力を強化したり、各社から出ているGraded Readerを読みあさったりしているのですが、果たしてどうすれば読めるようになるのか見当もつきません。どうすれば良いのでしょうか。



先ずは、ご質問ありがとうございました。そして、いつも当サイトを読んで頂きましてありがとうございます。サイトの感想まで頂いてとても嬉しく思います^^

どうすれば英文学を日本語の感覚で楽しめるようになるのか?
どうすれば英文学を日本語の感覚で楽しめるようになるのか?


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実は英語の小説を読む事は難しい!



外国語で小説や新聞などのテキストを読む事は、実はとても難しい事です。私は最近、日本語の小説や本を読む事は少なくなりましたが、もし読む際にはわざと簡単な本しか読みません。

例えば、スポーツ選手(特にサッカー選手)によって書かれた本や、英語から和訳された小説などを読む事が多いです。何故なら、私が日本人向けの小説を読もうとすると「知らないボキャブラリーが多すぎてストーリーを楽しめない」からです。(ちなみに私はサッカーのファンなのでサッカー用語を既に沢山知っています。ですからサッカー選手に書かれた本は比較的に簡単です。笑)

結局、ネイティブ向けの本は当然、難易度が高いと思います。英語圏の大人は平均的に「20,000–35,000語」のボキャブラリーの知識があると言われています。

そのため、大人向けの小説に入っている全ての単語を理解するためには、そのくらいのボキャブラリーの知識が必要になるでしょう。TOEICスコアという基準で考えると、それは「TOEICで満点を取る」というレベルだと思います。

  • TOEIC 600点=約5000語
  • TOEIC 700点=8000語前後
  • TOEIC 850点=10000語以上

参考:「TOEICで必要な語彙数は?あなたの今の語彙数はどれくらい?


私は元々理系の人なので、私の英語ボキャブラリーの知識は凄く高いわけではないですが、この記事を書くためにボキャブラリーテストを受けてみたところ「約29,000語」というスコアが取れました。(それでも英語の小説を読む際に知らないボキャブラリーはやはり出てきます!笑。)

※皆さん、自分の英語のボキャブラリーレベルを確認する為に、是非このテストを受けてみて下さい! テストは簡単で意味の知っている単語をチェックするだけです!

参考:「英語のボキャブラリーレベルが確認出来るテスト」 


まとめると、私が言いたい事は「ネイティブレベルで英語の小説を読む事はとても難しい」という事です。英語ネイティブの人が小説を読んだ際にも知らない単語が当然出来てます。

しかし、「難しい」からと言って英語の小説を楽しめないわけでもないと思います。実は英語の小説を読む際には様々な「リーディングテクニック」があると思います。




お勧めのリーディングテクニック: 1. 全ての単語を理解出来ていなくてもOK!



英語のリーディングを楽しむためには「全ての単語を理解していなくても大丈夫」と考えた方がいいと思います。ある程度のボキャブラリーの知識があれば「知らない単語の意味を文脈でなんとなく理解できる」という事が出来るはずです。

ある研究によれば「3,000語の英単語が分かるとテキストに入っている単語の95%くらいがわかる」という研究結果があります。そして「95%」の単語が分かると残っている「5%」を文脈で理解出来るはずです。

私も日本語の本をリーディングする際にはそういった風に読んでいます。私には、まだまだ知らない漢字(単語)が沢山ありますので、知らない漢字が出てくる時には、私は無視して読み続けます(笑)。

しかし、殆どの場合、次の文章や周りの文章を読むとその知らない漢字の意味がだんだんと明らかになります。

そして、その際に私は知らない漢字を殆どの場合、辞書で調べません(笑)。何故なら、毎回辞書を引いて意味を調べているとストーリーを楽しめなくなります。そして、中々先に進みません。

同じ漢字(単語)が何回も出てきたら、調べてメモを取りますが、一回しか出てこないような漢字は完全に無視します。




お勧めのリーディングテクニック: 2. 先に日本語訳を読みましょう!



私は日本語の本を読む際には「もう既に英語で読んだ事がある小説を読む」というようにしています。例えば、私が初めて読んだ「日本語」の小説は「チョコレート工場の秘密」(英語: Charlie and the Chocolate Factory)でした。

それを選んだ理由としては、子供の頃に英語版を何回も読んだ事があったので、既にストーリーを全て知っていました。

その為、日本語版を読んだ時にはストーリーを既に知っていたので、使われているボキャブラリーも何となく分かりました。

そのお陰で日本語版を読んだ際に知らない単語・漢字が出てきても何となく意味を推測する事が出来ました。

アガサ・クリスティーの小説を英語で読みたいなら、先に日本語版を読んで、ストーリーとボキャブラリーを知って後に英語版に挑戦した方が良いのではないかと思います。^^




お勧めのリーディングテクニック: 3. オーディオブックを聞いてみましょう!



英語版を読む前には「オーディオブックのバージョン」を聞くとボキャブラリーをもっと早く覚えられると思います。そして、同時に単語の発音が分かりますので、リスニング力やスピーキング力へポジティブな影響を与えると思います。

アガサ・クリスティーのオーディオブックは英語ネイティブの人にも人気がありますので、チョイスは沢山あります。出来れば「小説を見ながらオーディオを聞く」という方法がよいと思います。







ボキャブラリーを増やす方法



結局、リーディングテクニックは沢山ありますが、最終的に「ネイティブのように本が楽しめる」というようになりたいなら、ボキャブラリーの知識を増やすしかありません。

ですから、その為の便利なツールを紹介していきます。


1. ケンブリッジ(などの)Graded Reader



読者の方はもう既に「Graded Reader」を使っていますね。これはボキャブラリーを増やす方法としてとても良いと思います。

その際に「現在の自分の英語レベルより少しだけ上のレベル」を選ぶようにすると、ちょうど良い数(量?)の新しいボキャブラリーを覚える事が出来ると思います。

私はそういったテキストを使う際に、知らない単語を蛍光ペンで「ハイライト」をします。その後に意味を調べて単語の上に意味を書きます。そうするとテキストを読むたびに意味がしっかりと身につけます。








2. ボキャブラリーフラッシュカード作る



これは世界中の外国語の学習者に人気のあるテクニックですね。新しいボキャブラリーを発見するたびにフラッシュカードに情報を書いて定期的に自分の知識をテストしましょう。

紙のフラッシュカードでも良いですが、最近のフラッシュカードのアプリやフラッシュカードのプログラム(パソコン・インターネット)は優れています。

アプリやプログラムを使うと、単語が出てくる頻度を設定できます。そうすると知らないボキャブラリーを凄く効率的に覚える事が出来ます。

外国人で日本語を勉強している人の中では「Anki」というフラッシュカードシステムがとても人気です。 




3. 単語リストではなく文章でボキャブラリーを覚えましょう



新しい単語を覚える事はとても難しいと思います。そのため、私が新しい単語を発見した際には「リスト」として覚える事ではなく「その単語が入っている文章を全て暗記する」という方法をとります。

単語を覚える際にその単語の意味だけではなく、使い方を覚える事もさらに大切なので「文章で覚える」と”使い方やニュアンス、文脈”も同時に覚える事が出来ます。


以上になりますが、頂いた質問には答えられましたでしょうか? 外国語を身につける事は「100mダッシュ」ではなく「マラソン」のようなものですね^^

英語の小説を楽しめるようになるまで時間はかかりますが、初めて小説を読み切った際には、とても満足出来ると思います^^

それでは英語の勉強を頑張ってくださいね! 他の質問があれば、是非ご連絡くださいね^^








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