イギリス映画「Legend」(レジェンド 狂気の美学)という映画のレビューと使われているイギリス英語を分析します!


「Legend」(レジェンド 狂気の美学)というイギリス映画を観た際の感想と映画に出てくるイギリス英語を分析して紹介します!



それでは、今回も金曜日の記事という事で、私が最近観た「イギリスの映画作品の紹介」をしていきたいと思います。

最近は主にラブストーリーやヒューマンドラマなどの女性向け(?)の映画作品を観る事が多かったのですが、今回紹介する映画は、ちょっと激しい「イギリスのギャングスター映画」になります(笑)。

しかし、実際に実在していた人物の話なのでストーリー自体は面白いと思います。特に男性の方は楽しめるのではないかと思います^^

そして女性の方にとってもあのトム・ハーディーが出ていますのでお勧めです^^



この映画のバックグラウンド情報



皆さんは「クレイ兄弟」という人物を聞いた事がありますか? クレイ兄弟とは、1950年代~1960年代にかけてロンドンのイーストエンドで活躍していたギャングスターです。

そして彼らは「一卵性双生児」でした。二人の名はロナルド・”ロニー”・クレイと、レジナルド・”レジー”・クレイ。


レジー・クレイは元々ボクサーでしたが、ボクシングのキャリアが終わった後、兄弟のロニーと一緒にロンドンのイーストエンドの暗黒街を支配していく事になりました。

クレイ兄弟はイーストエンドのクラブを管理していたので、ギャングスターにも関わらず有名人や政治家などの人達と交流がありました。

彼らの世界は汚く、そして乱暴的でしたが、彼らが賄賂を出せば、取引相手はゆすりをする必要もなく簡単に様々な取引に応じていた為に中々警察に捕まえられる事はありませんでした。


しかし、1968年に他のギャングメンバーを殺してしまった罪で1969年に逮捕されて刑務所に入りました。ロニーは1995年に刑務所で亡くなりました。

レジーの方は1990年代の後半に癌になって、2000年に刑務所から釈放されました。釈放後8週間後に癌で亡くなりました。



イギリス映画「Legend」(レジェンド 狂気の美学)という映画のレビューと使われているイギリス英語を分析します!
イギリス映画「Legend」(レジェンド 狂気の美学)という映画のレビューと英語を分析


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この映画のあらすじ



「Legend」という映画はロニーとレジーのリアルストーリーを元にした映画ですが、ここではレジーと結婚した「フランセス」という女性の立場から彼らのストーリーを語ります。

フランセスはレジーの運転手の妹です。彼女はとても可愛い子ですし、頭が良いですが、チャーミングなレジーの上手な話で彼と恋に落ちてしまいます。

レジーはフランセスを自分が管理しているクラブに連れて行ったり、有名人に紹介してくれたりしました。ピュアのフランセスはレジーがとてもかっこよくパワフルな男性だと思っています。そして、レジーとフランセスは結婚する事になります。


ロニーは見た目は、レジーにそっくりですが、性格は非常に変わり者です。実は彼は統合失調症という精神病という診断がされています。

レジーとフランセスが結婚したちょうど後に、レジーは短い間刑務所に入ってしまいます。彼が刑務所に入っている間にロニーの精神病が悪化して、ナイトクラブのビジネスも悪くなってしまいます。

レジーが刑務所から出所した後、クラブのビジネスの状態を見て双子のロニーに激怒します。そして兄弟は大喧嘩をします。


ロニーの精神病のせいもあり、彼はどんどん攻撃的になって、他のギャングのメンバーと喧嘩したりトラブルを起こします。フランセスはギャングスターの奥さんという生活が嫌になって、レジーから逃げようとします。

残念ですが、これ以上あらすじを説明すると、映画を観る意味がなくなりますので、それでストーリーの解説は終わりにします(笑)。




「Legend」のトレーラー







「Legend」に出演する俳優について



この映画では、クレイ兄弟の役を俳優トム・ハーディーが演じています。皆さんもご存知のように有名なイギリス人俳優です。彼はレジーとロニーのキャラクターを両方演じます。

トム・ハーディーは日本でまだそんなに知られていないと思いますが、彼はイギリス人の女性に大人気です!彼はイギリスで「イギリス人女性の一番好きなイケメン」として知られています(笑)。

ドクター・フーに出演したクリストファー・エクルストンは刑事のキャラクターとして出演します。他の俳優と女優は少しマイナーなので日本で知られていないと思います。



「Legend」に出るイギリス英語を分析します



この映画の舞台はロンドンのイーストエンドなので殆どのキャラクターはコックニーの訛りを使って話します。私は別の記事でコックニーの訛り、スラングについて話した事がありますので興味があれば、是非以下の記事を読んでみて下さい。


参考記事:「イギリス英語の中で最もユニークなアクセント:コックニーライミングスラングの基礎知識と特長」 


この映画には、私が当サイトで紹介したボキャブラリーが沢山出てきます。

例えば:


ですから、この映画はイギリス英語の練習にとても良いと思います!



「Legend」のスクリプト紹介


それでは、実際の英語のスクリプトを少し見てみましょう。私はこの映画から短いダイアログだけをとって日本語にしましたので、この部分のイギリス英語をクローズアップしてみましょう!



フランセス: Hello.
(こんばんは。)

レジー: Hello. You look lovely.
(こんばんは。君は素敵にみえるよ。)

フランセス: So do you.
(あなたもそうよ。)

レジー: Hello. This is Big Pat.
(こんばんは。こちらはビッグパットです。)

ビッグパット: Reggie.
(こんばんはレジー)

レジー: How you doing? You all right, mate?
(調子はどう?元気だろうね?)

ビッグパット: Miss. Nice to see you.
(お嬢様、初めまして。)

レジー: Big Pat’s here to keep riff-raff out.
(ビッグパットはゴミが入らないようにいるよ。)

ビッゴパット: Always.
(いつもそうよ。)

レジー: So how come you’re letting us in, then, mate?
(じゃあ、どうして俺たちを入らせてるのか?)

レジー: Have a good night.
(楽しい一晩を過ごしてね。)

フランセス: Thank you.
(ありがとう。)

レジー: Thanks, mate. Cheers.
(どうも。ありがとうね。)



ビッグパットはレジーのクラブで働いているドアスタッフです。彼はダメな人間をクラブに入らせないようにするという仕事をしています。

レジーはビッグパットのボスですが、「mate」というフレンドリーな言い方を使っています。「riff-raff」という表現は「ダメな奴」や「ゴミ」という意味になります。



イギリス映画「Legend」を観る方法



私はU-NEXT(ユーネクスト)で溜まったポイントでこの普段に有料の映画を観ました。

この映画は比較的に新しい映画なので映画のサービスを使っても有料になります。しかし、日本ではDVDが出ていますので興味があればDVDで観る事が出来ます。




>> レジェンド 狂気の美学 コレクターズ・エディション [DVD]

この映画はリアルストーリーですし、フランセスの話は「The Profession of Violence: The Rise and Fall of the Kray Twins」という本で書かれています。クレイ兄弟についての本は他にも沢山あります。




>> The Profession of Violence: The Rise and Fall of the Kray Twins




>> ザ・クレイズ―冷血の絆 (ハヤカワ文庫NF)








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