イギリス映画「イーグル・ジャンプ」を観た際のレビューと映画内のイギリス英語について紹介します!


イギリス人のダメなスキージャンプ選手のチャーミングな物語「イーグル・ジャンプ」のレビューを紹介します!



今回の記事では、毎週の恒例になっています、私がみて面白かったイギリス映画を紹介したいと思います。今回の映画はスポーツがテーマになった「コメディー・ドラマ」ストーリーです。

皆さんは、エディ・エドワーズというイギリス人のスポーツ選手を聞いた事がありますか? 勿論、聞いた事がないという人は多いと思います(笑)。とくに私よりも若い年代の人は絶対に聞いた事ないと思います(笑)。

このエディ・エドワーズという人物は、イギリス代表のスキージャンプ選手でした。彼は1988年に行われたウィンターオリンピックに参加した選手です。


私はその頃、小学生でしたが、その当時の「エディ・エドワーズ騒動」を今でも覚えています。彼が有名になった理由としては「イギリスで”60年ぶり”のスキージャンプ選手」という事が最も大きな理由です。

そして、さらに2年間しか練習していなかったという事も大きな話題になりました。そして、彼はとても変わっている姿をしています(笑)。

彼はスキージャンプをする際に「ぶ厚い眼鏡」をかけていました。そして、他のスキージャンプ選手よりも「20kgくらい」太っていたんです(笑)。

それはまさにスポーツ選手と思わないような体形でした(笑)。以上の事もあり、色々な意味で注目を集める選手だったんですね^^


そしてこの映画「イーグル・ジャンプ」(原題:Eddie the Eagle)は、エドワーズ選手のオリンピックへの道のりを紹介している映画です。



イギリス映画「イーグル・ジャンプ」を観た際のレビューと映画内のイギリス英語について分析します!
「イーグル・ジャンプ」を観た際のレビューと映画内のイギリス英語を紹介



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「イーグル・ジャンプ」のトレーラー







「イーグル・ジャンプ」のあらすじ



エディ・エドワーズ(本名:マイケル・エドワーズ)は小さい子供の頃からずっとオリンピックというスポーツの舞台に憧れていました。

エディーはいつも体調が悪く、運動神経も悪いのですが、それでもオリンピック選手になる事をいつも夢見ている少年です。


彼の寝室の壁にはオリンピックポスターが沢山貼ってありますし、彼はいつもオリンピックに関する本を読んでいます。

彼は一人っ子なので、家の前で一人「オリンピックごっご」の遊びをしています。しかし、運動神経が悪いのでいつも怪我したり、家の窓を壊してしまいます。

ある日、彼は自分が陸上に向いてないという事に気がつき、ローカルのスキー場で滑降スキーを試してみます。

そのスキーの体験によって彼は「夏のオリンピックではなく、冬のオリンピック」に参加する事が夢となっていきます。そして、彼は「将来イギリス代表のスキー選手になろう」と決心します。


エディはスキーが段々と上手になっていきますが、彼はかなり変わっている性格ですし、そのうえ彼はワーキングクラスなので、オリンピック選抜チームを選ぶ偉い人達には人気がありません。

そして、彼はイギリスのオリンピックチームに入る事が出来ませんでした。


エディのお父さんはエディーの夢をずっとおかしいと思っていました。そして、いつかスキーをやめた方がいいと思っていました。

そんな彼は「俺と一緒に左官師になりなさい!」と言い続けています。エディはスキー選手を諦める事にガッカリしていますが、お父さんと一緒に左官の仕事をやりはじめます。


しかし、ある日、「スキー選手ではなく、スキージャンプ選手になろう!」という計画が頭に浮かんできます。

イギリスは60年間もオリンピックのスキージャンプ選手がいなかったので、エディーは「このスポーツでオリンピック選手になるぞ!」という事を決心しました。

そして、エディは左官の仕事を辞めて、金を作りドイツのスキージャンプ場に行く事に決めました。エディはスキージャンプについて全く何も知りませんが、独学でスキージャンプ選手になろうとします。

彼は何回も転んで怪我をしたりしますが、スキー選手になる夢を辞めません。彼はある大会に出場して、そこでジャンプする事が出来れば、自動的にイギリスのオリンピックチームに選ばれると考えました。エディーはこの大会で安全にジャンプをして、オリンピックチームに抜てきされるのでしょうか・・・。


以上、私はこの映画のストーリーをかなり省略して紹介しました。エンディングやストーリーを紹介しすぎると、映画の面白みがなくなり観る価値がなくなってしまいますね^^

しかし、この映画はとても面白くてリアルストーリーに基づいていますので、お勧めです!是非観てくださいね!



「イーグル・ジャンプ」とエディ・エドワーズのリアルストーリーの違い



この映画は本当に起きた事実に基づいていますが、エディ・エドワーズ(本人)のリアルストーリーといくつか違うポイントがあるようです。

エディ・エドワーズはとても変わっている人ですが、「運動神経が悪い」という事は事実ではないようです。彼は若い時に色々なスポーツでしていてある程度のスポーツの才能はあったそうです。

彼は特にサッカーが上手だったそうですが、若い頃に膝を怪我して長い間スポーツが出来なくなりました。

そして、彼はかなり上手なスキー選手でした。映画を観ると、「スキーもダメだった」というニュアンスで表現されていますが、これは事実と違うそうです。


そして、映画では、エディのお父さんはエディーの夢を応援してくれていませんが、本当のお父さんはエディのスポーツをずっと応援してくれたようです。

エディの本当のストーリーに興味があれば、この新聞インタビューはとても面白いです。実は、彼の本当のストーリーは映画よりも面白いと思います!

彼は有名になった時に凄く沢山のお金をもうける事が出来ましたが、弁護士やアドバイザーに騙されて全てのお金がなくなりました。そして、彼は最終的に破産してしまいました。

その後、お金をもうけるためにダサいテレビ番組に出たり、フィンランドでポップスターになったりしました(笑)。


参考:「Eddie the Eagle: ‘I was probably closer to an ostrich’




「イーグル・ジャンプ」に出るイギリス英語とイギリスのカルチャー



エディ・エドワーズは典型的なイギリス人の”奇人”です(笑)。イギリス人はそういったちょっと変わったタイプの人が好きなんですね^^

殆どのイギリス人は冬のオリンピックに全く興味がありませんが、全ての(30代の後半以上)イギリス人はエディの事を知っています。

イギリス人はエリート選手よりも「ダメな頑張り屋」が好きです^^ 殆どの国では、エディーのような選手は恥とされる可能性が高いと思いますが、イギリスでエディーのような人はヒーローです(笑)。


そして、エディはただの「奇人のヒーロー」だけではなく、彼は「ワーキングクラスのヒーロー」です。イギリスはスキーで有名な国ではありませんし、スキー場は殆どないので「お金持ちのスポーツ」というイメージがあります。

そして、あの時のイギリスのオリンピック協会は「ポッシュ」なアッパークラスの人しかいなかったのです。その点エディーは、そのアッパークラスの世界に入って、自分のスキルと努力だけで活躍する事が出来た事も多くの人から支持を得たのだと思います。


だから、当時の彼はイギリス人のワーキングクラスヒーローとして考えられていました。

本人の当時のオリンピックスキージャンプが見たい方はこちらの動画をご覧下さい。







「イーグル・ジャンプ」に出てくるイギリス英語について



映画「イーグル・ジャンプ」に出てくる英語はやっぱりイギリス英語です。この映画には当サイトで紹介したイギリス英語の単語が数多く出てきます。例えば:



それでは、映画で使われている「イギリス英語っぽい台詞」をクローズアップしてみましょう。


父親:Frankly, Eddie…you will never be Olympic material. You wanna get yourself qualified. I mean it’s not exactly a career, is it? Skiing.I mean, how much does a downhill skier earn? What’s the take-home pay after tax? Is there a pension? I doubt it very much. Get yourself qualified for something useful.

日本語訳:(正直に話すと、ねえ、エディ。あなたはオリンピック選手になれないよ。資格を取った方がいいよ。スキーはキャリアにならないよ。だって、スキー選手の給料はいくら?所得税が取られた後にいくらのお金を持って帰れる?。年金ある?ないでしょう。役に立つ仕事の資格を取りなさいよ。)


エディー: Yeah, all right, Dad.I get the point. You’ve been banging on about it since I’ve been out of nappies. Sign me up.

日本語訳:(はい、分かったよ。僕が赤ちゃんの頃からずっとしつこく言い続けるから分かっているよ。じゃあ、(専門学校を)申し込もう。)


  • 「I get the point」=(あなたが言った事の意味が分かるよ。)
  • 「to bang on about ~」=(~についてしつこく言い続ける。)
  • 「since I’ve been out of nappies」=小さい頃から(直訳:おむつをしていた頃から)



「イーグル・ジャンプ」を観る方法



私はU-NEXT(ユーネクスト) のポイントを使ってこの映画を「無料」で観る事が出来ました。この映画は2016年の新作なので、見放題のプランで観る事は出来ませんでしたが、今まで溜まったポイントを使ったのでお金を払う必要はありませんでした。

この映画はアマゾンビデオで「レンタル」(ダウンロード)する事が出来ます。アマゾンレンタルでは「399円」しかかかりません。

レンタル版:


>> イーグル・ジャンプ (字幕版)


DVD/Blue Ray:


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ところで、エディは今でもお金を作るためにイギリスのバラエティー番組やチャレンジ番組に出ています。最近、「Splash」という番組がありました。

この番組では、イギリスの芸能人は「飛び込み」というスポーツをゼロから習って毎週コンテストを行っていきます。エディはこの番組に出て優勝しました(笑)。やっぱり、彼は運動神経が良いですね^^




以上、今回の記事ではちょっと変わったイギリス代表のスキージャンプ選手の映画を紹介してみました。

いつもの紹介しているイギリス映画とは少しテイストが違って、あまりイギリスっぽいテイストではありませんが、内容自体はとても面白と思いますので、機会があれば是非見てみて下さいね^^








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