イギリスの歴史的な出来事を描いた映画「未来を花束にして」を見た際の感想と映画中のイギリス英語を紹介します!


イギリス映画「未来を花束にして(Suffragette)」を観た際の感想をレビュー



今日の記事では少し久しぶりになります、毎週金曜にアップしている最近私が観たイギリス映画を紹介したいと思います。今回紹介する映画は「未来を花束にして」というイギリス映画です。

この映画の英語のタイトルは「Suffragette」と言います。「Suffragette」という単語は「女性の婦人参政権論者」という意味になります。この映画はイギリスの20世紀初頭の婦人参政権運動をテーマにしています。


私は中学校の頃にイギリスの20世紀初頭の婦人参政権運動について勉強しましたが、その頃の私は有名な「婦人参政権論者」の存在しか知りませんでした。

今回紹介する映画は有名な婦人参政権論者だけではなく、この運動に参加した普通のワーキングクラスの女性のストーリーを語った映画です。


イギリスの歴史的な出来事を描いた映画「未来を花束にして」を見た際の感想と映画中のイギリス英語を紹介
イギリスの歴史的な出来事を描いた映画「未来を花束にして」を見た際の感想


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「未来を花束にして」のあらすじについて



この映画の主人公はモード・ワッツという洗濯工場で働いている女性です。彼女は旦那のサニーと息子のジョージと一緒に暮らしています。

ある日、モードは婦人参政権運動のデモに巻き込まれ、ヴァイオレットという同僚の姿を見かけます。ヴァイオレットは「女性の婦人参政権論者」です。モードはヴァイオレットの影響でこの婦人参政権運動に興味が出てきます。


しかし、モードの旦那はモードがこの運動に参加する事に反対しています。彼は大人しく働く奥さんが欲しいと思っているような男性です。

彼はモードの婦人参政権の活動を禁止させようとします。しかし、モードは婦人参政権論者たちともっと深い関係を作っていきます。




モードはあるデモで警察に逮捕されて一週間ほど刑務所に入ってしまいます。彼女は家に帰った後、旦那のソニーに怒られてまた注意されてしまいます。しかし、モードは活動を辞めません。

モードは今度逮捕されれば、ソニーに家から出されてしまいます。そんな事になれば、モードはホームレスになりますし、息子のジョージとももう会えなくなってしまいます。


モードは近くの教会で寝泊りするようになります。そして、婦人参政権運動はどんどんエスカレートしていきます。彼女たちは政治家に無視され、毎回逮捕されてしまいますので、次第に激しい運動を計画していきます。

彼女たちは郵便ボックスに爆弾を入れたり、政治家の別荘を爆発させたりするような過激な行動に出ます。

そして、さらに彼女達は有名な競馬のイベント「ダービーステークス」が行われる日に、モードとエミリー・デイヴィソンは競馬場に行き「王様の馬に婦人参政権運動の旗をかける」という計画を立てます。


しかし、実際は王様の馬の近くに行く事すら出来ません。ですが、エミリーにはもっと過激なアイディアがあります・・。

彼女がダービーステークスで行った出来事とは一体どんな事なのでしょうか? 実はこの衝撃的な出来事は現在のイギリスの学校で子供達にも教えられています。


以上で、この映画のストーリーの説明をやめておきますね(笑)。後は是非、実際に映画を見てみて下さい^^。私はこの映画を観た時に凄く感動しました。

私は「モード」やエミリーなどの運動でよって得られた権利を今楽しんでいますので、自分の国の選挙に投票する義務を感じています。この権利のために多くの女性達が戦ってくれました。

その結果、イギリス人の女性は1918年に選挙で投票出来る権利を手にする事が出来ました。




「未来の花束にして」のストーリーはどのくらい事実に基づいた作品ですか?



この映画のストーリーは概ね事実に基づいています。婦人参政権運動家の逮捕や刑務所での拷問は実際に起きた事です。

そして、エメリン・パンクハーストやエミリー・デイヴィソンなどのキャラクターは、実際に存在した有名な運動家でした。エメリー・デイヴィソンの最後の活動もとても有名な出来事でした。

モードというキャラクターは実際には存在しませんでしたが、彼女は、ワーキングクラス(労働階級)の女性の婦人参政権論者を代表するようなキャラクターです。

彼女のようなワーキングクラスの女性は当時、一生懸命運動に参加しましたが、学校の教科書にはあまり出てきませんでした。彼女たちの戦いを認める事はとても重要な事だと思います。彼女たちのお陰で現在のイギリス女性の権利があるのだと思います。






「未来の花束にして」に出るイギリス英語



この映画に出るイギリス英語はとても面白いと思います。先ずは、20世紀初頭で使われている英語がメインになります。

そして、コックニーのような訛りが出てきますし、政治家などが使うアッパークラス英語も出てきます。つまり、様々なイギリス英語のリスニング練習になります。


参考:「イギリス英語の中で最もユニークなアクセント:コックニーライミングスラングの基礎知識と特長


これらのイギリス英語特有の単語が映画のスクリプトに出てきますので、リストで紹介していきます。

  • you lot・・・(あなたたち)
  • bleeding・・・(クソ~)
  • cake-hole・・・(口)
  • saucy cow・・・(生意気な女)
  • tea(夕食)・・・
  • panks・・・(婦人参政権論者)※スラング


こちらのボキャブラリーも映画を観る際にとても役に立つと思います。

  • suffragette ・・・(女性の婦人参政権論者)
  • MP/Member of Parliament・・・(政治家・大臣)
  • vote (投票する・投票権)・・・
  • Chancellor of the Exchequer ・・・(大蔵大臣)
  • Parliament・・・(国会)
  • right・・・(権利)
  • political prisoner・・・(政治犯)
  • incarceration・・・(投獄)

>> 未来を花束にしてのスクリプトはこちら




「未来を花束にして」を観る方法



私はこの映画を「U-NEXT(ユーネクスト)」で観ました。しかし、これは比較的新しい映画なので観放題の作品には入っておらず、有料になりました。

しかし、U-Nextのメンバーは「有料の映画を無料で観る事が出来るポイント」を定期的にもらえますので、結果として私は「無料」で観る事が出来ました。

Amazonプライム・ビデオでもこの映画をレンタルする事が出来ます。レンタルの場合「¥400~¥500」になります。

dTVという映画サービスに登録しても「未来を花束にして」を観る事が出来ます。


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