イギリス英語(イギリス人)のアイロニーの使い方と詳しい使い方・ニュアンスを例文を交えて紹介


イギリス英語のアイロニーの使い方について



今回の記事も、前回と同様に当サイトの読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。頂いた質問のテーマは「irony」(アイロニー)についてです。

Ironyとは「事実と逆の表現を用いて事実をいっそう印象づける表現」といった表現です。

参考:「http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/45266/m0u/irony/


イギリス人の多くは会話の際にアイロニーをよく使います。イギリス人の会話において、アイロニー、ユーモア、皮肉な言葉はとてもよく使われますね^^ これもイギリス人の特長なのかもしれません。

ですから、イギリス人の話を理解する為にアイロニー等の使い方を少しでも勉強した方が良いと思います。アイロニー、ユーモア、皮肉った言葉はイギリスの映画やドラマの台詞にもよく出てきます。

では、読者の方の質問はこちらです!


読者の方の質問:


こんにちは。ironyについて質問です。イギリスではironyを使って会話することがありますよね。

先日、私がFacebookで,「My neighbour went out without turning off his alarm clock. How annoying.」的な内容のひとり言を投稿すると、

外国人の友達(非英語話者)が、「Beautiful day」というコメントを残しました。


(これがironyかどうかも私には分からないのですが、)もしこのようなironyを言われたらどのように反応するものなのでしょうか?

ironyを真に受けて怒ったようなふりをするべきなのか、それともそのままironyにのるべきなのか。

長くなりましたが、要は、イギリス人は普段ironyに対してどう反応するのか知りたいです。よろしくお願いします。




イギリス英語のアイロニーの使い方
イギリス英語のアイロニーの使い方



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イギリス英語におけるアイロニーの使い方



ご質問ありがとうございます。先ずは、そのFacebookの文章を分析しましょう。

アップされた文章はこちらです。



My neighbour went out without turning off his alarm clock. How annoying.
意味:(隣人は目覚まし時計を消せずに出かけた。むかつくな。)



つまり、隣の人の目覚まし時計はずっと鳴っていましたし、消す方法がなかったので凄くイライラしていました。

実は元のポストはironyではなく、「understatement」だと思います。


Understatementとは「 控えめな言葉[表現] 《★【解説】 誇張表現の反対で,控えめに表現してかえって強い印象を与えるもので,特に英国人が好むとされている;
たとえば good というのを not bad と言ったり,very thoughtful を not unthoughtful と言うなど》.」

参考:「http://ejje.weblio.jp/content/understatement


元のポストの「How annoying」はunderstatementの良い例です。「How annoying.」は少しソフトな表現だと思います。Facebookにアップするほどイライラしている場合、普段は「How annoying」より強い言葉を使うはずですね。


例えば、

The noise is driving me crazy!!!
(その音のせいで頭がおかしくなっているよ!!!)


しかし、「How annoying」は本当の気持ちよりソフトに伝える表現ですね。イギリス人は「understatement」をよく使います。

例えば、イギリス人は本当に暑い日に「It’s quite warm today, isn’t it?」(今日は結構暖かいですね)という表現を使います。

そして凄く美味しいケーキを食べた時には・・・「This cake’s not bad!」(このケーキは悪くないね)という表現を使います。へんな性格ですね(笑)。


では、Facebookのポストに戻ります。

外国人の友達は、元のポストに対して「Beautiful day」(美しい日)という返事を残しました。その友達は英語圏の人ではないと思いますが、イギリス人が使うアイロニーに詳しい方だと思います。

何故なら、”返事にirony”を使おうとしたからです。しかし、言葉の選び方としては少しだけ外国人っぽいと思います。例えばイギリス人であれば下記のようなメッセージを残すと思います:


例文:

How considerate.
(思いやりのある人ですね。)


How thoughtful of him/her.
(思いやりのある人ですね。)


Sounds like you’re having a good morning.
(あなたは良い朝を過ごしているみたいですね。)


Ironyを使う際には思っている事と反対の意味を書きますね。目覚まし時計を消さない人は思いやりのある人ではないので、英語で「How considerate」と書きます。

他にもironyを使う時があります。例えば、友達が凄く不機嫌な顔をしている場合、「You look happy! What’s wrong?」(あなたは幸せにみえるね!どうしたの?)というコメントを言えばいいと思います。

それ以外に天気が凄く悪い日に「Nice weather again!」(また良い天気ですね!)という皮肉った言葉としても使えます。


”Ironic(アイロニー的な)コメントを言われた際には、どういった感じで反応すればよいでしょうか?”

私の意見では、「それに対してironicな事を言い返した方がよい」と思っています^^

Facebookにアップされた話を例として使うと、このような流れになります:


例文:

A. My neighbour went out without turning off his alarm clock. How annoying.
(隣人は目覚まし時計を消せずに出かけた。むかつくな。)

B. How considerate.
(思いやりのある人ですね。)

A. Yes, he’s a very thoughtful bloke.
(そうですよ。とても思いやりのある奴です。)


○天気の話を例として使うと:
※とても寒い日や雨が降っている日など。


A. Nice weather again.
(今日もいい天気だね。)

B. Tropical, eh.
(熱帯的な天気だよね。)

その後、本音の話に戻っても良いと思います。会話相手もIronicな表現ばかりを言うとしつこく感じるようになると思います(笑)。

では、今度イギリスの映画やドラマを観るときに、ironyとunderstatementの利用を探し出してみて下さいね。他の質問があれば、以下のページに是非ご連絡くださいね!


 >> ブリティッシュ英語のマリに質問









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