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イギリス英語「Cheers」の様々な意味と使い方:「乾杯」以外の色々な使い方

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「乾杯」という意味以外にも色々な意味と使い方があるイギリス英語の「cheers」を徹底解説します!



Mair
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皆さんこんにちは。Mairiです。今回の記事ではイギリス英語でよく使われる単語の様々な意味と使い方について紹介してみたいと思います。今日これから紹介する内容は、「cheers」の意味と様々な使い方についてです。


イギリス英語では、この「cheers」という単語がよく使われます。イギリス映画やイギリスのテレビドラマをよくご覧になられている方は、おそらく「cheers」という英単語をよく耳にする事が多いと思います。

一般的に「cheers」という単語はその多くの場が「乾杯」という意味でしか紹介されていない事が多いと思います。しかし、イギリス英語では「cheers」という単語は「乾杯」以外も色々な使い方があります。

そこでこのページでは、イギリス英語での「cheers」の様々な使い方と意味をネイティブの視点で例文を交えて紹介してみたいと思います。







イギリス英語では「ありがとう」の代わりに「Cheers」を使う


イギリス人のカジュアルな会話シーンでは「thank you」や「thanks」の代わりに「cheers」を使う事が出来ます。しかし、私の印象では主に「男性」に使われる事が多いと思います。

イギリス人の男性の多くは「thanks」の変わりに「cheers, mate」(mate=友達)というフレーズを使います。


イギリスのパブやバーカウンターで飲み物を注文した際に、バーテンダー(barman/barmaid)から飲み物とおつりを受け取りますが、そのような際に「cheers」と言う人が多いです。

そして、店のレジでおつりを手渡される時にも「cheers」と言います。しかし、カジュアルな言い方なので、会社の上司などの目上の人と話す際には「thank you」等の正式な言い方を使うようにしましょう。





「ありがとう」という意味で「Cheers」を使う際の例文:


Barman: Here’s your lager and your change.
(バーテンダー:あなたのビールとおつりをどうぞ。)※パブ

Customer: Cheers mate.
(お客様:あ、どうも。)


A: Is there a post office near here?
 (この辺には郵便局がありますか?)

B: Yeah, there’s one just over there.
 (ありますよ。向こうにあります。)

A: Cheers. Thanks a lot.
 (どうも。ありがとう。)  ※誰かに道を尋ねた際のシーン


A: Here’s your receipt.
(リーシートをどうぞ。)※スーパーマーケットのシーン

B: Cheers.
(どうも。)

A: Do you need a plastic bag?
(レジ袋は必要ですか?)

B: Yes, please. Cheers. Bye.
(はい、ください。どうも。)




「ありがとう」という意味で使う「cheers」


イギリス人はお店で買い物をする際に「ありがとう」を何回も言うちょっと変わった!?(笑)習慣があります。例えば、店員が何か(おつり、レシート、袋、ポイントカードなど)を手渡す際に必ず「ありがとう」と言います。

しかし、「thank you」を何回も繰り返す事は少し変なので、「thanks」、「cheers」、「thanks then」、「that’s lovely」などの同意語を使います。

以下の会話は一般的なイギリスの店で行われる会話のシーンです。やはり「ありがとう」という意味になる単語を何回も言いますね^^



店員との会話で「ありがとう」という意味で「cheers」を使う際の例:



店員: Do you have a point card?
(ポイントカードはございますか?)


お客さん: Yes, I do. Here it is.
(はい。あります。どうぞ。)


店員: Thank you. That will be £5.40, please.
(ありがとうございます。お会計は£5.40になります。)


お客さん: (お金を渡す)


店員: Thank you. Here’s your change and your receipt.
(ありがとうございます。おつりとレシートでございます。)


お客さん: Thanks.
(どうも。)


店員: Would you like a bag?
(袋は要りますか?)


お客さん: Yes please.
(はい、おねがいします。)


店員: Here you are.
(どうぞ。)

お客さん: Thanks.
(どうも。)


店員: Thanks. Enjoy your day.
(ありがとうございます。良い一日を!)

お客さん: Cheers. Thanks a lot. Bye
(はい、どうも。ありがとう。じゃあね。)





イギリス人が「挨拶」として使う「cheers」



もう一つの「cheers」の使い方は「カジュアルなお別れの挨拶」としての使い方です。この使い方も主に男性に使われていると思います。

そして、殆どの場合、友達同士の間で使います。電話での別れの挨拶としても使う事が出来ます。別れの挨拶として使う際には「cheers then」という言い方が多いですね。


イギリス人が「別れの挨拶」として使う「cheers」例文:



A: It was great to see you again. Hopefully we can meet up again soon.
 (また会えてよかったね。近いうち遊べるといいよな。)

B: Me too. Right, I’d better go now.
 (そうだよね。じゃあ、もう行かないと・・)


A: Yeah, ok. Cheers then. Bye!
 (そうだね。じゃあ、またね。)

A: Take care.
 (気をつけてね。)


B: You too. Cheers then.
 (あなたもね。じゃあ、またね。)

A: Cheers. Bye!
 (またね!)




「乾杯」という意味で使う「cheers」



この「cheers」の使い方はイギリス英語だけではなく、他の英語圏の国でも使われています。つまり、一般的な使い方です。しかし、イギリス人は特にパブカルチャーが強いので「cheers」を言う機会は他の英語圏の国よりも多いと思います。

日本人の正式な飲み会のカルチャーでは「乾杯」の前に一人だけ勝手に飲む事はNGになると思いますが、英語圏の国では、そういった細かいルールはあまりないです。乾杯を言う前に自分のグラスからお酒を少し飲んでも誰も気にしません。

そして、友達と一緒にカジュアルにお酒を飲む際には「cheers」を言わない場合もあります。しかし、特別なパーティー、お祝いのイベントなどの際には「cheers」を言う人が多いです。


イギリス人が「乾杯」という意味で「cheers」を使う際の例文:



上司:  Mike, congratulations on your promotion. Cheers!
(マイクさん、出世おめでとう!乾杯!)

みんな: Cheers! 
(乾杯!)

マイク: Thanks everyone!
(みんな、ありがとう!)

トム:  Happy birthday, Pete.  I can’t believe you’re 40 now!
(ピート、お誕生日おめでとう! 40歳になったなんて、信じられない!)

ピート:  Thanks mate.
(ありがとうね。)

トム: Let’s have a toast. To being 40!
(じゃあ、乾杯しよう。40歳に乾杯!)

みんな: To being 40! Cheers!
(40歳に乾杯!)




「cheers」の意味、使い方に関するまとめ


「cheers」という単語は、他の英語圏の国でも使われる一般的な英単語ですが、イギリス人は「乾杯」という意味だけではなく、他の意味としても「cheers」という単語を使います。

イギリス人の男性は特に「ありがとう」と言う際に「cheers」という表現を使います。そして、お別れの挨拶として「cheers」という単語を使う人は多いです。


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