Would you likeとDo you wantの違い、ニュアンスと使い方:丁寧な英語表現をクローズアップします!


ネイティブが使う丁寧な英語表現:「Would you like」と「Do you want」の違いと使い方について紹介します!



今回の記事では、ネイティブが使う”丁寧な英語表現”について話したいと思います。実は今週、当サイトの読者の方からこのテーマについての質問を頂きました。

丁寧な英語表現については以前からサイトで紹介しようと思っていたので、実にタイミングが良かったです^^ では、質問はこちらです!


読者の方の質問:


いつも楽しく拝見しています。
イギリスに住んでもうすぐ1年です。9月からナーサリーに通っている3歳の息子は、だんだん英語の発話が増えてきましたが、最近、語尾になんでも “isn’t it?”が付きます。

ナーサリーの先生がいつも言っているんだろうなーと、先日のisn’t itの記事もとても興味深く読みました。


さて、お聞きしたいことがあります。公園で遊んでいるときなど、イギリス人のパパママは、よちよち歩きの小さい子供にも ”Would you like to swing?” “Would you like some fruit?”などと声をかけています。

日本語なら「ブランコ乗りたい?」「果物食べる?」くらいの軽い感じの会話だと思うのですが、”Would you like〜?”は丁寧な表現だと思っていたので驚きました。

イギリスでは”Do you want to〜?”はあまり使わないのでしょうか?小さな子ども相手といえども、”Do you want to〜?”を使うとぞんざいな感じがしたりするのでしょうか?

また、アメリカ英語ではどうなのでしょうか?教えていただけたら幸いです。



いつも当サイトを読んでくれてありがとうございます。私が紹介している情報が役に立っているようでとても嬉しいです^^ 忙しい中時間を見つけて更新している甲斐があります!!

そして、ご質問ありがとうございます。

では、頂いた質問について出来るだけ分かりやすく答えてみたいと思います。


「Would you like」と「Do you want」の違いと使い方
「Would you like」と「Do you want」の違いと使い方


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英語と日本語の「丁寧な表現」の違いについて



先ずは、英語と日本語の「丁寧な表現」の違いについて書きたいと思います。日本語では、「丁寧語」や「敬語」というコンセプトがありますし、相手との関係によって丁寧な言葉を使う必要がありますね。

例えば、店の店員はお客さんと話す際に必ず敬語を使いますが、お客さんは店の店員に何か言う際に別にそこまでの丁寧な言葉を使わなくても大丈夫ですよね。


そして、自分の会社の上司や部長、社長などの自分よりも目上の偉い人と話す際には丁寧語を使う必要があると思います。そしてそういったシーンでは、丁寧な言葉を使わないと相手にとても失礼にみえますね。

逆に日本人の親が子供と話す時に敬語を使うと、とてもおかしいですよね。自分の子供に「聞かせていただけると嬉しいのですが。」のような尊敬語を使う親はいないと思います(笑)。


そして英語には、「尊敬語」はありません。勿論、偉い人や会社の取引先などの人と話す際には丁寧な言い方が必要ですが、日本語のような「敬語」はありません。

ダイレクトでカジュアルな表現はありますし、少しソフトで遠回しの表現はありますが、「敬語」だとは言えないと思います。この為、英語の丁寧な言葉を日本語に翻訳する事はとても難しいと思います。




「Would you like」と「Do you want」のニュアンスの違い



他の英語関係のウェブサイトを見てみると、「Would you like something to eat?」というフレーズは「何か、お召し上がりになりますか?」と翻訳されていますが、ネイティブの私の立場からみると、実際この表現はそこまで丁寧ではありません。

日本人は、自分の家族のメンバーと会話する際に「何か、お召し上がりになりますか?」という丁寧な表現を使わないですよね。しかし、イギリス人のママは「Would you like something to eat?」と平気で言います。

私の母親はいつも父親と話す時に「Would you like a cup of tea?」などの表現を使っていますが、別に「尊敬を表している」わけではありません(笑)。


この場合、ただ優しく「もしお茶が欲しいなら作ってあげるよ」という気持ちを表しているようなニュアンスです。そして父親が返事する時には「Ah, yes please」や、「Um, yes, I think I would. Thank you.」などの表現を使います。

これらのシチュエーションでは「Do you want a cup of tea?」という表現を使っても大丈夫ですが、少し「ダイレクト」で「お茶が欲しいかどうか早く言えよ!」といったようなニュアンスが含まれています。


まとめると、「Would you like to ~?」は日本語の「~したい?」になりますし、「~にしませんか?」になりますし、「~はいかがでしょうか」にもなります。日本語の「丁寧語」の限られた使い方より広く使える表現だと思います。ですから、子供に対して使っても別に「丁寧すぎる」というわけではありませんので安心して下さい^^


「Do you want to ~?」はもっとダイレクトでカジュアルな言い方です。相手の「ウォンツ」を直接聞きたい時に使います。または、日本語の「~したいの?」に翻訳しても大丈夫だと思います。


この点ではイギリス英語とアメリカ英語の違いがあるかどうかは分かりません。私はこの点に関して色々と調べましたが、このテーマに関する情報を見つかりませんでした。

確かにイギリス英語とアメリカ英語の間には「丁寧な言葉使い」の違いはありますが、この違いは主に「sorry」、「please」、「thank you」の使い方の違いだと思います。


以上の事から、英語で子供と話す際には下記のような表現を使っても大丈夫です。


例文:

Would you like to go on the swings?
(ブランコに乗りたい?)


Do you want to go on the swings?
(ブランコに乗りたい?)


Shall we go on the swings?
(ブランコに乗りましょうか?)


Would you like some fruit?
(果物食べたい?)


Do you want some fruit?
(果物食べたい?)


他には、下記のフレーズを使う事が出来ます。

Why don’t we go on the swings?
(ブランコに乗らない?)


How about going on the swings?
(ブランコに乗るのはどう?)


Let’s go on the swings!
(ブランコに乗ろうよ!)



以上、「Would you like」と「Do you want」の違い、ニュアンス、ネイティブの使い方について紹介してきましたが、上手に質問に答えられましたでしょうか^^

他にも何か気になっている英語表現、イギリス英語に関する質問があれば是非メールして下さいね^^








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