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「お酒」,「アルコール」はイギリス英語で何と言う? イギリス英語の面白いスラング紹介(パート1)

「お酒」、「アルコール」はイギリス英語で何と言う?
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イギリス英語の面白いスラング紹介:「お酒」や「アルコール」はイギリス英語で何と言う?


今回の記事では、イギリス英語の中で最も役に立つかもしれないスラングだと思います(笑)。「お酒」という意味になるスラングを紹介してみたいと思います。


イギリス人はとにかくお酒が大好きです。WHOのデーターによると、平均的なイギリス人(大人)は一年に11.6リットルのアルコールを飲んでいるという調査があります。

参考サイト:「World’s heaviest drinking countries revealed – and the UK doesn’t even make the top 10


イギリスでは、18歳からお酒が飲めますので、大学生はかなりお酒を飲みますね。私が通った大学にはキャンパスにバーが沢山あって、色々なお酒付きのイベントがありました。

実は私の誕生日は他の同級生より少し早いので、高校の最後の年は一年からお酒が飲めました。私の住んでいた街のパブに行くと、自分の高校の先生と会う可能性が高かったんですね(笑)。

そんな事もあり、私はパブで何回も数学の先生を見た事があります!(笑)。とにかくイギリス人はお酒を沢山飲む事も関係してか、イギリス英語では「お酒」関係のスラングが多いです。




広い意味の「お酒、アルコール」という意味になるイギリス英語スラング「Booze」


この単語はイギリス英語だけで使われているわけではないので、殆どの方は知っていると思います。「Booze」は単純に「アルコール」という意味になりますので、ビール、ワイン、チューハイなどの飲み物は全て「booze」になります。

「Boozer」は「お酒の癖のある人」という意味になりますが、「パブ」という意味にもなります。「Booze」は動詞でも、名詞としても使う事が出来ます。


Boozeの使い方 例文:



Have you got any booze? I fancy a drink.
(お酒はある?何か飲みたいな。)


He’s a boozer apparently. I think that’s why his wife left him.
(彼はアルコール中毒だそうです。だから奥さんに捨てられたんだよ。)


I’m going down the boozer.
(パブに行くぞ。)




イギリス英語イディオムで「お酒」、「アルコール」という意味の「Dutch courage」


イギリス英語には「Dutch ~」というイディオム表現は多いです。私は「British English Idiom Master」というebookで「Dutch ~」について細かく紹介しました。興味がある方は是非ご覧下さい^^ 

Dutch courage」は「お酒」という意味になりますが、「勇気を得るために飲むお酒(度胸をつける為に飲む酒)」という意味にもなります。

例えば、よくあるシーンだと思いますが、「好きな子がいるがシャイなのでお酒を飲まないと彼女と話す勇気がない」というような場合、「Dutch courage」という表現を使います。


Dutch courageの使い方 例文:



I want to talk to her but I need some Dutch courage first.
(僕は彼女と話したいけど、先にお酒が必要です。)


Here, drink this. Dutch courage.
(はいどうぞ。これを飲んで。勇気が出るから。)







男性がよく使う「お酒、アルコール」という意味のスラング「Bevy、 Bevvies」


正しい英語では、「アルコール」は「alcoholic beverage」になりますが、「beverage」(=飲み物)は「bevy」や「bevvies」に省略されています。ちょっと男っぽいスラングです。


Bevy, Bevviesの使い方 例文:



I’m going out for a few bevvies with the lads tonight.
(今夜は友達と一緒に飲みに行く。)


He’s been on the bevvies.
(彼は酔っ払っているね。)




年配の男性が使う「お酒、アルコール」という意味になるスラング「swift half」


このswift halfというスラングは少し「親父っぽい」です。(確かに私の父親が使います!)「swift」は「早い」という意味になり、「half」は「ハーフパイント」という意味になります。

つまり、「ほんの少しのお酒」という婉曲的な意味になります。しかし、これはかなり遠回しな表現なので、実際は「ほんの少しのお酒」以上に飲む可能性が高いです。


swift halfの使い方 例文:



I’m just going out for a swift half.
(飲みに行ってくるよ。)


Your dad said he was going out for a “swift half” but he has been out for three hours now.
(あなたのお父さんは「ちょっと飲みにいってくるよ」と言ったけど、もう3時間も帰ってこない)


Anyone fancy a swift half?
(お酒を飲みに行きたい人はいますか?)






オーストラリア英語がルーツの「お酒」,「アルコール」という意味のスラング「bubbly、 plonk、 vino」


bubbly」はシャンパンやスパークリングワインのスラングです。「bubbly」は「泡だらけ」や「シューと泡立つ」という意味になります。

plonk」は「安いワイン」という意味になるスラングです。このスラングのルーツは少し不明ですが、元々はオーストラリア英語が由来になっています。

フランス語では、「白」は「blanc」(発音:ブロンク)になり、「plonk」(発音:プロンク)はふざけた「フランス語」から来たのかもしれません。

Vino」はイタリア語で「ワイン」という意味です。多くのイギリス人はワインを「vino」と呼びます。少しふざけた言い方ですが・・。


bubbly、 plonk、 vinoの使い方 例文:



Happy birthday! I brought you some bubbly to celebrate.
(お誕生日おめでとう!お祝いするためにシャンパン持ってきたよ。)


Anyone fancy a drink? There’s a bottle of plonk in the fridge.
(誰かアルコールを飲みたい?冷蔵庫にワインがあるよ。)


Let’s have a glass of vino – it is Friday after all.
(ワインを飲もうよ。金曜日だからね。)



ちょっと長くなってしまいますので、今回はここまでにしておきます。残りは「パート2」の記事で紹介していきます^^



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