「spot」という単語が使われているイギリス英語のイディオムと口語を紹介します


意外に多い!「spot」という単語が使われているイギリス英語特有の表現やイディオム、スラングと口語を紹介



今回の記事では、イギリス英語特有の単語・表現・スラングを紹介していきたいと思います。今回クローズアップする単語は「spot」になります。

英和辞書で「spot」という単語を調べると様々な意味と使い方がありますね。例えば、「染み」、「水玉模様」、「観光スポット」という意味が一般的な使い方だと思います。

そして、それらの使い方は「イギリス英語でもアメリカ英語であっても」日常的に普通に使われています。


しかし、イギリス英語に限っては「イギリス英語特有の使い方」もあるんです。今回の記事では、そんなイギリス英語特有の使い方に注目して、細かいニュアンスと使い方を説明してみたいと思います。

イギリス人と話すと、今回紹介する表現は会話で結構出てくる可能性が高いと思います。そして、イギリスのテレビドラマや映画を観れば、これから紹介する表現を耳にする機会が必ずあると思います。

「spot」は名詞だけではなく、動詞としても使う事が出来ます。先ずは、名詞として使う際の意味を紹介したいと思います。


イギリス英語特有の表現やイディオム
イギリス英語特有の表現やイディオム


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1.「にきび」という意味の「spot」



イギリス英語の口語では「にきび」は「spot」という言い方になります。アメリカ英語では「zit」というスラングが使われています。「spotty」という形容詞は「にきびだらけ」という意味になります。


実際の使い方例文:


I don’t want to go to school today! I’ve got a massive spot on my nose!
(私は今日学校に行きたくないよ!鼻にでっかいにきびが出来たから!)


I had a really spotty face when I was a teenager.
(私が10代の頃、顔がにきびだらけだったよ。)




2. 「ちょっと」、「少量の」という意味の「spot」



この使い方は主に「a spot of ~」というパターンで使われています。例えば、「a spot of lunch」や「a spot of tea」、「a spot of rain」、「a spot of shopping」というフレーズはよく会話に出てきます。

「a spot of bother」というフレーズは一般的に遠まわしな表現として使われています。意味としては「ちょっとしたトラブル」という直訳になりますが、「understatement」(控えめな言葉・表現)の好きなイギリス人が使うと、「大問題」という意味を表す可能性もあります(笑)。

それでは、実際の使い方を例文でみてみましょう^^


実際の使い方例文:


Let’s go out for a spot of lunch.
(軽いランチを食べに行こうよ。)


We had a spot of rain this morning but otherwise the weather has been lovely.
(今朝は少し雨が降りましたが、それ以外の天気はとても良かったですよ。)


I didn’t do much this weekend. I went out for a spot of shopping yesterday but that was about it.
(私は今週末あまり何もしなかったね。昨日はちょっとした買い物に行ったけど、それくらいだったね。)


Our company is in a spot of bother at the moment.
(うちの会社は今ちょっとしたトラブルに巻き込まれています。)

※これはちょっと曖昧な言い方です。何故ならこの後に細かい説明がないと「どのくらいのトラブルなのか?」という事が分からないからです。「ちょっとした事件があった」という意味になる可能性もありますが、実は「会社がもう直ぐつぶれる」という意味になる可能性もあります(笑)。




3. 「~に気づく」、「見つける」という意味の「spot」



この場合の「spot」は動詞として使います。関係する表現には「well spotted!」というものがあります。誰かが見つけにくい物や人をやっと見つけた際に、「well spotted!」(=よく見つけたね!)という表現を使います。


実際の使い方例文:


I spotted a rare bird in the garden this morning.
(私は今朝、庭で珍しい鳥を見ました。)


I was looking for the pound coin I dropped for ages! I finally spotted it under the table.
(私は落とした1ポンド玉をずっと探していたよ!テーブルの下でやっと見つけたよ。)


A:There’s a ladybird on that leaf over there!
 (あそこの葉っぱに天道虫がいるよ!)

B:Oh yes! Well spotted!
 (そうですね!よく見つけたね!)
※親子の会話など




4. 「雨がポツポツ降る」という意味の「spot」



イギリス人はよく天気の話をする事で有名ですが(笑)。それに伴って当然、天気に関するイギリス英語特有の単語が数多くありますね^^

例えば、「雨がポツポツ降る」という表現はイギリス英語では「spot」という動詞になります。では、実際の使い方を例文でみていきましょう。


実際の使い方例文:


It’s not raining heavily. It’s just spotting.
(雨は激しく降っていないよ。ポツポツ降っているだけだよ。)


You should take an umbrella. It has just started spotting.
(あなたは傘を持っていった方がいいよ。雨がポツポツ降り始めたよ。)




5. 「ぴったりだ!」、「その通りだ!」という意味の「spot on」



「spot on」という表現はとてもイギリス英語っぽいですが、最近アメリカ英語でも少しだけ使われるようになりました。「spot on」という表現は「ピッタリだ!」や「その通りだ!」という意味になります。「正確な」や「間違えない」というニュアンスも含まれています。


実際の使い方例文:


I didn’t think this dress would fit but actually it’s spot on.
(私はこのワンピースのサイズが自分に合わないと思ったけど、実はピッタリです。)


Your opinion is spot on.
(あなたの意見は正しいです。)


I thought Leicester City would win two-nil last night and my prediction was spot on.
(私は昨夜の試合でレスターが2対0で優勝するだろうと思っていたけど、やはり私の予想通りだったね。)




6. 「~より全然いい」という意味の「knock (the) spots off ~」



これは少しマニアックなイギリス英語のイディオムですが、たまに会話に出てきますので紹介した方がいいと思い今回の紹介リストの中に入れてみました(笑)。

これは「二つの物を比較する」というような際に使います。例としては「何々 knocks the spots off 何々」(~は~よりかなり良い)という表現をしたい場合に使います。


実際の使い方例文:


This chocolate cake knocks the spots off the last one you made. It’s absolutely delicious.
(このチョコレートケーキはあなたが前に使ったケーキより全然いいよ。すごく美味しいよ。)


The first Trainspotting film knocks spots off the second.
(最初の「Trainspotting」という映画は続編より全然面白いよ。)


それでは以上になります。今回は「spot」の様々な意味とイギリス英語特有の使い方を紹介してみました^^。

勿論、他にもアメリカ英語の使い方や、一般英語としての普通の使い方もありますが、今回はあえてイギリス英語特有の使い方をクローズアップしてみました^^








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