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日本人の旅行者・滞在者が使うべき適切なイギリス英語の単語や表現

日本人の旅行者が使う適切なイギリス英語
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📚 イギリス英語のバイブル教材
British English Master 👂

教材の詳細

イギリス旅行する日本人が使うべき適切なイギリス英語の質問



今回の記事では、当サイトの読者の方(教材を購入してくださった方)から頂いた質問に答えてみたいと思います。

こちらの方は「British English Master」を購入して下さった方なのですが、その際に教材内で紹介されている、イギリス英語のボキャブラリーの使い方について質問があったという事でご連絡を頂きました。

それでは、実際に頂いた質問はこちらです。


読者の方の質問:


ブリティッシュイングリッシュマスターの教材には以下の様に書いてあります。

・トイレ = lavatory

(殆どのイギリス人は普通トイレという単語を言う際には「toilet」や「loo」という言い方をします。しかし会話中に「lavatory」という単語を使う人はupper classかupper middle classの人かもしれません。

・デザート = pudding

これは微妙ですが、upper classとupper middle classの人達はデザートの事を「pudding」という単語を使います。middle classとworking classの人は「dessert」という単語を使う事が一般的です。

私達日本人が旅行者・滞在者として使うとしたら、toilet, dessertなどを使う方が良いのか、lavatory, puddingなどを使う方が良いのか教えて頂けませんでしょうか?

私にとってはどれも馴染みのある言葉で、ただ1つのものにも色々な呼び方あるという感じです。lavatory, puddingなどを外国の人が使った場合、丁寧に聞こえるのでしょうか?

外国の人がそれぞれの言葉を使うのを聞いた時、英国の人はどのように感じるのかお伝え頂ければ、有難いです。宜しくお願い申し上げます。





先ずは、教材を購入して頂きありがとうございました。出来る限り分かりやすく質問に答えてみたいと思います。それでは、よろしくお願い致します^^。




イギリス社会で階級別にみられる表現やボキャブラリーの違い


私は「British English Master」や「日本人が知らないイギリス英語」といったイギリス英語に関する教材で実際にイギリス人が使用しているリアルな単語を詳しく紹介することに努めています。

以前の記事でも紹介した事がありますがが、イギリスの「クラス分け」という考え方は「ただの金銭的な収入」という部分だけでみられている訳ではなりません。例えば、いくつかの例を出すと、その人の社会階級を見分ける為にイギリス人は「人の価値観、ファッションのテイスト、教育歴」などもみるという事を以前お話したと思います。


そして、これはイギリス特有のカルチャーだと思いますが、イギリスでは、クラスによって言葉遣いが違うという傾向があります。例えば、「トイレ」に相当するボキャブラリーはわかりやすく良い例ですね。

アッパークラスの人は一般的に「lavatory」や「loo」というボキャブラリーを使う傾向がありますし、中流階級の人は「toilet」というボキャブラリーを使う傾向があります。しかし、階級によって違う言葉遣いがあっても、全ての単語はいつでも何処でも通じます。

つまり、日本人の旅行者が「Where is the lavatory?」とイギリス人に聞いたら、発音が綺麗である限り必ず通じます。そして、「lavatory」と言っても「loo」と言っても「toilet」と言っても誰も怒りません。

それらの三つの単語は別に失礼なスラングでもありませんので、普通に使っても大丈夫です。


イギリスはよく「クラス社会」と呼ばれますが、細かいクラス分けの話は主に”イギリス人同士”に限った問題なので、日本人の旅行者や滞在者はあまり関係ないです(笑)。

日本人が「アッパークラス」のボキャブラリーを使っても誰も気にしないと思います。しかし、本当の「アッパークラスの人」は比較的に少ないので、私の意見では通常の場合であれば、殆どのミドルクラスの人が使うボキャブラリーを覚えて使った方が良いと思います。




適切なイギリス英語まとめ:


まとめると、イギリス人と会話をする際には「lavatory」ではなく「toilet」か「loo」という言い方を使った方が良いと思います。そして、デザートの話をするなら、「dessert」という言い方を使った方が良いと思います。
私は「lavatory」という言い方は使いません。私は必ず「toilet」か「loo」という言い方を使います。しかし、「dessert」や「pudding」という単語に関しては両方とも使います。

そして、レストランに行く場合には、メニューに書いてある単語は一般的に「dessert」です。ですから、レストランで注文する際にはそのメニューに合わせて「dessert」という単語を使います。

家族と一緒にいると、「pudding」か「pud」(発音:プッド)という言い方を使います。しかし、殆どの場合、デザートの種類を具体的に言います。例えば、食事の後、「Does anyone fancy some ice cream?」や「Does anyone fancy a yoghurt?」(=誰かアイス・ヨーグルトを食べたい人はいる?)という具体的な聞き方をすると思います。

以上、頂いた質問について答えてみましたが、納得して頂けるような答えにはなりましたでしょうか。私はイギリス人が実際に使う単語を教えるために「クラス分け」や「使われる傾向」について紹介しました。

一般的には日本人のイギリス英語学習者(現地滞在の人も含めて)は「ミドルクラスのイギリス人」が使うボキャブラリーを覚えると、コミュニケーションの問題にはぶつからないと思います^^

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