イギリス英語特有の「直喩表現」を使ったイディオム紹介(パート2)


イギリス英語らしい「直喩表現」のイディオム紹介:続編



今回の記事では、前回に引き続き、イギリス英語特有の「直喩表現」を紹介していきたいと思います。

先週アップした記事では、5つの直喩表現を紹介しました。この記事はとても好評頂いたので、今回はさらに別の表現を紹介してみようと思いました(笑)。

勿論、アメリカ英語や、オーストラリア英語でも直喩表現は使われていますが、ここで私が紹介する表現は「主にイギリス人が好んで使う表現」に絞っています。

ですから、イギリス映画や、イギリスのテレビドラマなどを観ているとこれらのフレーズ・表現は出てくるかもしれません^^



イギリス英語特有の「直喩表現」を使ったイディオム紹介(パート2)
イギリス英語特有の「直喩表現」を使ったイディオム紹介(パート2)


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1. as rare as hens’ teeth




意味: とても珍しい・珍品
直訳: 鶏の歯と同じくらい珍しい(物・出来事)



私は、鶏の口の中を見た事はありませんが、どうやら鶏には歯がないようです(笑)。「as rare as hens’ teeth」という表現はその事実から来ている表現だと思います。

もう一つの(もっと下品な)言い方としては「as rare as rocking horse shit」(意味:揺れ木馬の糞と同じくらい珍しい)という言い方もあります。


実際の例文:


This book is as rare as hens’ teeth. I was lucky to find it.
(この本はとても珍しいですよ。私は見つけてとてもラッキーだった。)


A right-footed goal by Honda? That’s as rare as hens’ teeth!
(本田選手が右足でゴールを決めたって?それはとても珍しい事だね!)




2. as right as rain



意味: 全く正常で・問題ない
直訳: 雨と同じくらい正常



このイディオムには「雨の話」が入っていますので、イギリスで作られたに違いないと思います(笑)。「雨が降る事が一般・正常」という考え方から来ているイディオムです。


実際の例文:


Take this medicine and you’ll be (as) right as rain in the morning.
(この薬を飲んだら明日の朝健康になるよ。)


She was worried about school yesterday but everything seems (as) right as rain today.
(彼女は昨日学校の事を心配していたけど、今日は問題ないみたい。)




3. hard as nails



意味: タフな(人)、(喧嘩などで)強い人
直訳: 釘と同じくらい強い・硬い


このイディオムは一般的に「強い男性」や「タフな男性」に対して使います。場合によって褒め言葉にもなりますが、逆に悪者に対して使う場合もありますので、文脈によってニュアンスが異なります。


実際の例文:


Dave is as hard as nails. He beat up three men outside the pub on Saturday.
(デイヴは本当に強い奴だね。土曜日にパブの前で3人の男性を倒した。)


My wife gave birth to twins without pain relief. She’s as hard as nails. I really respect her.
(私の妻は痛み止めを飲まずに双子を生んだ。彼女はとても強いよ。本当に尊敬する。)




4. high as a kite



意味: (ドラッグ(麻薬など)を飲んだ後の)ぶっ飛んでいる状態・とても幸せ
直訳: 凧と同じくらい高く(飛んでいる)


この表現は元々アメリカ英語だと思いますが、現在はイギリス英語でよく使われています。「ドラッグを飲んだ後の状態」は英語で「high」と呼ばれています。

「high」は「高い」という意味もありますので、その言葉遊びから「high as a kite」という表現が出てきました。「とても喜んでいる・幸せ」という意味としても使う事が出来ます。

例文:

He is addicted to drugs. He is high as a kite again.
(彼は麻薬中毒だよ。また泥酔している。)


I was as high as a kite after I passed my exams.
(私は試験を合格してとても喜んでいた。)




5. mad as a bag of ferrets



意味: クレイジー・狂っている・とても怒っている
直訳:フェレット一杯の袋と同じくらいクレイジー・怒っている



沢山のフェレットを袋にいれれば「とてもクレイジーな状態になる」という考え方から来ているイディオムだと思います。「mad」という単語には二つの意味があります。

一つ目は「クレイジー・狂っている」という主に”イギリス英語において意味”と、アメリカ英語の意味として使う「怒っている」という意味です。


実際の例文:


My neighbour is as mad as a bag of ferrets.
(隣に住んでいる人はクレイジーです。)


I was as mad as a bag of ferrets when my car got stolen.
(車が盗まれていた時に私はとても怒っていた。)


以上、2回にわたってイギリス英語の面白いイディオムを紹介してみました! イディオムに興味があれば、私が書いたebook「イギリス英語のイディオムマスター」はお勧めです!









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