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鳥肌は英語で何と言う? イギリスとアメリカの言い方の違い

「鳥肌」は英語で何と言いますか?
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教材の詳細

英語で鳥肌は何といますか? イギリス英語とアメリカ英語の違い


私は先日、日本人の友達と一緒にサイクリングに出かけました。彼女はベーシックな英会話が出来ますし、英語のボキャブラリーの知識が多いですが、普段のコミュニケーションの際には必ず日本語を使って話します。

ただ私たちはの会話には時々悪い癖があるんです・・。そのクセとは、日本語会話しているのに、会話中に英単語を適当に文章に入れて話してしまう事なんです。(英語圏に留学していた人や長い間海外に住んでいた人にも多い?かもしれませんが)


こういう具合に私達は上手くコミュニケーションをしています。ただ時々ですが、とんでもない誤解や間違いも出てきます。今回はその「英語と日本語をミックスして話した」際の誤解や間違いについて書いてみたいと思います。

ちょうど今週の週末にそういう間違いがあったので、その時の事を例に紹介します。私達は日曜日、サイクリングの帰り道に近所の公園周辺を自転車で通りました。

時間が遅かった事もあり、辺りはすでに暗くなっていました。そしてその暗闇の中、いきなり友達の自転車の前に何かが飛び出した!



友達: 「うおおお!何あれ?!」

私: 「でっかいカエルだよ!かっこいい!」(私はカエルが好き^^)

友達: 「気持ちわるいー!チキンポックが立ってきた!」

私: 「チキンポック?!」



その時私はびっくりしました。何故ならカエルを見てチキンポックになるなんて今まで聞いた事がないからです。その理由は「chicken pox」という英語は日本語では「水疱瘡」という意味になるからです。(笑)
(水疱瘡とは皮膚の病気ですね)


彼女が言いたかった本当の表現は「鳥肌」という意味だったと思います。これは英語に直訳すると「chicken skin」になります。「Chicken skin」は正しい英語表現ではありませんが、なんとなくはネイティブにも通じます。

「鳥肌」という表現を英語では「goosebumps」、「goose pimples」、「gooseflesh」と言います。「チキン」ではなく「ガチョウ」(goose)の肌という表現を使って説明するんですね^^

特にアメリカ英語では「goosebumps」という表現を使います。イギリスでは、昔(私が子供の頃)「goose pimples」という表現が使われていましたが、現在の若者は「goosebumps」という表現を使う事が多いと思います。

その理由として、数年前にアメリカ人の作家が子供向けのホラー小説のシリーズを書きました。この小説のシリーズの名は「Goosebumps」と言います。

これは私の分析ですがこの本のお陰(せい?!)で、イギリスでもアメリカ英語の「goosebumps」という表現の方が使われるようになりました。しかしイギリスでも30歳以上の年齢の人はまだ「goose pimples」という表現を使っていると思います。

「Gooseflesh」はもっと古い表現です。今でも使っている人もいると思いますが、「goosebumps」と「goose pimples」ほどは使われていません。



「鳥肌」という表現を使った英語の例文紹介



例文:

It’s so cold that I’ve got goosebumps(goose pimples).
(寒すぎて鳥肌が立った。)


Frogs are disgusting. I get goosebumps (goose pimples) when I see them.
(カエルは気持ち悪い。カエルを見ると鳥肌が立つ。)

I got goosebumps (goose pimples) after drinking that iced tea.
(そのアイスティーを飲んでから鳥肌が立った。)



文法ポイント:
 
「鳥肌が立つ」という表現は「to get goosebumps」になります。他に「to give ○○goosebumps」という言い方もあります。意味としては「何かが私に鳥肌を起こさせる」という直訳になります。


例文:

Drinking the iced tea gave me goosebumps.
(アイスティーを飲んで、鳥肌が立った。)

では「chicken pox」と「goosebumps」を間違えないように英会話で使ってみて下さい^^





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