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イギリスのビジネスカルチャーと日本のビジネスカルチャーの違いとは? 働き方はどのくらい違う?

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世界のビジネスカルチャーの違い:イギリスと日本のビジネスカルチャーってこのくらい違う!?



今回の記事では”イギリスと日本のビジネスカルチャーの違い”について話したいと思います。今日紹介するビジネスカルチャーの違いは、一応全て自分の経験に基づいていますので、もしかすると職場の雰囲気や職業・業種によって様々な違いがあると思いますので、その辺りはご了承下さいね^^



このサイトでも何度も書いた事があると思いますが、私は25歳の時に初めて日本に来ました。それ以来、私はずっと英語教育関係の仕事をやっていますが、日本に来る前までは会計事務所で会計士として働いていました。

しかし、大学を卒業した後に私は様々な仕事をやってきました。例えば、銀行員として働いた事がありますし、規模の大きな会社の人事部で一時的に働いた事もあります。

そういった仕事をしながら、私は最終的に会計士になりたいと思って、とある会計事務所で「trainee financial accountant」(研修生会計士)として雇われました。そこで約3年間ほど色々と研修してから、もっと大きな会社に転職しました。

私のつまらない履歴についてあまり話したくありませんが・・・(笑)。以上の事から私は一応、イギリスと日本のビジネスカルチャーを経験したという事である程度の比較をする事が出来ると思っています^^

では、この記事では5つの大きなビジネスカルチャーの違いを紹介したいと思います。





イギリスでは「サービス残業」は殆どない


私が働いた会社では「サービス残業」などは、ほぼありません。9時から5時半まではオフィスにいる必要がありましたが、その後は自分の仕事が終わっているなら、直ぐに帰っても大丈夫でした。

勿論、忙しい時期であれば、6時や7時くらいまでオフィスいる日もありましたが、こういった場合、「次の日は少し遅く出社しても大丈夫だよ」と上司に言われましたので「サービス残業」にはなりませんでした。

私は日本の会計事務所で働いたことはありませんが、私の日本人の友達(会計士)によると、毎日時間通りに帰る事は珍しいそうです。そして一般的な日本の社会人は、殆ど毎日「1~2時間」くらいの(サービス)残業をしている人が多いと思います。




イギリスの会社では年休を必ず消化する事が一般的


私が働いていたイギリスの仕事では、1年間で25日間ほどの年休を取る事が出来ました。そして、「Bank Holiday」(祝日)は勿論休みになりました。

私の場合は、「training/study day」(研修・勉強の休み)を15日間も取れましたので、全て足すと年間で50日間くらいの休みがありました。勿論しっかりと休みを取りました(笑)。

そのたっぷりの休みのおかげで、仕事をしながら一年に5回くらいは海外旅行に行く事も出来ました。ある年では、私は3週間の休みを取って電車でスペイン一周旅行をしました。

これは私の会社が特別なのではなく、イギリスの会社では結構普通です。職業や職種にもよりますが、一般的にはこのような感じです。

しかし、日本の場合、私が知っている限り、殆どの人は年休を消化できずにいる人が多いと思います。そして、「3週間の休みを取る事」は殆どありえないですよね・・。

殆どの会社員は「同僚や会社に迷惑を掛けない」という心構えで働いているために、一週間の休みであっても難しいと思います。






イギリスの職場では上司よりも部下が先に帰宅する


これも自分の個人的な経験からですが、会社では部下が先に帰って、自分よりも偉い立場の人達(上司にあたる人)は夜遅くまで残業しています。私はこれが当たり前の事だと思っていました。

部下には重い責任はありませんので、自分の仕事が終わったら直ぐ帰る事が出来ます。しかし、部長、課長などの人達は仕事の責任がありますので最後まで色々確認する為にオフィスに残っています。

しかし、日本はこの逆になる場合が多いのではないでしょうか。例えば、部下は上司が残っている場合、先に帰ってはいけないと考えている人が多いと思います。

ですから、仕事がある程度終わっていてもオフィスにいる人が多いのではないでしょうか。多分、部下が毎日早く帰ると、「この人はだらしない」や「この人は仕事に対して真面目ではない」と思われてしまうのではないかと思います。

そのような理由から、殆どの日本のビジネスパーソンは自分の上司よりも早く帰宅してはいけないのではないかと考えている人が多い傾向にあるのではないかと思います。




イギリスのオフィスではオープンでプライベートな話がオッケー!


これは勿論、オフィスの雰囲気にもよりますが、私の経験では、イギリス人の会社員は自分の家族、自分の子供、自分の私生活について結構話す人が多いと思います。

とにかく、プライベートな話をそんなに話さなくても、「自分に奥さんがいる」や「来月結婚します」などの私的な情報はあまり隠さないと思います。例えば、結婚する場合、同僚を結婚式に誘わなくても、みんなでお祝いカードやプレゼントを渡します。

しかし、日本の場合は、同僚とあまりプライベートに関する話をしない人が多いのではないかと思います。例えば、私の今の日本の職場では、結婚しても全く何も言わない人がいました(笑)。

そして、もっとビックリしたのは自分に子供が生まれたというニュースを全く話さない人がいました。私みたいなイギリス人にとって、これは結構不思議な事だと思います(笑)。

私にとっては、「隠すほどプライベートな話じゃないな!」だと思ってしまいますが、どうなんでしょうか^^





イギリスの職場では育児休暇に入る最後の日に社員皆からお祝いのプレゼントが贈られる


イギリスでは、誰かが産休に入る場合、みんながお金を集めてプレゼントとカードを贈ります。例えば「グッドラック!」のような気持ちでプレゼントを渡します。

産休に入る人は「自分が迷惑をかけます」という気持ちを全く感じていません(笑)。一方、日本の場合、産休に入る人は自分が職場に迷惑かけるという気持ちがあるのではないかと思います。

そんな事から、「私が職場を留守にしている間はすみません」という意味合いで逆に自分が同僚や上司に何か手土産を置いていく人がいるのではないかと思います。

実はつい先日私の日本の職場では、ある同僚の人が育児休暇に入るという事で、彼女はみんなにお菓子の手土産を渡していました。私が知っている限り、彼女は同僚達や会社からはカードやプレゼントをもらっていませんでした。

上記のリストを見ると、「イギリスはいいな~」と考えている人も多いと思います。確かに、イギリスのビジネスカルチャーには多くの良い点があります。

しかし、逆に日本のビジネスカルチャーにも良い点があると思います。それは、「自分の同僚に迷惑を掛けない」という良い思いやりだと思います。

イギリス人は休みを取る際や産休に入る際など、自分の同僚や自分の会社の事をあまり考えていないと思います。言ってみると、少しだけわがままな人が多いと思います。

そして、イギリスの会社は自分の従業員をあまり大切に扱っていない気がします。しかし、日本の会社は自分の従業員を初めから育てようとする考えがあると思いますが、欧米の会社は出来るだけ効率的に使おうとしていますので、従業員は会社に対してあまり義務を感じていません。


そんな事もあって、出来るだけ全ての休みを消化したり、時間通りに帰ったりする事は当たり前の権利だと考えています。

まぁ、どの国のビジネスカルチャーにも良い点と悪い点があると思いますので「こちらの国の方がいい」とは単純には言い切れませんね。

もし、イギリスのビジネスカルチャーに関する質問があれば、是非ご連絡くださいね^^。そして、ビジネス英語や欧米のビジネスカルチャーに興味があれば、こちらの教材がお勧めです^^


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