英語を勉強できるお勧めのイギリスサッカー映画
今回の記事はイギリス英語を勉強する為の番外編として、サッカーの英語について知りたい方のために「イギリスのサッカー映画ベスト5」を紹介してみたいと思います。
サッカーはイギリス人にとって最も好きなスポーツの一つです。そして、イギリスのプレミアリーグのチームは世界に誇る有名なチームが多いです。
最近、日本人のサッカー選手はイギリスのチームに参加し始めました。香川真司選手はイギリスのサッカーチームの中で活躍している日本人選手の中では最も有名な選手だと思います。これからの将来イギリスのサッカーチームでさらに、活躍する日本人のサッカー選手が増えるかもしれませんね。^^
日本人のサッカーファンの人達はイギリスのプレミアリーグの試合を見に行きますし、日本のスポーツバーでもイギリスのサッカーの試合を見ている人も多いと思います。スポーツバーは外国人の友達を作るには良い場所だと思います。
そして、英語でサッカーの話が出来れば、外国人の友達と一緒に楽しい時間を過ごす事が出来ると思います。
しかし、そうは言うものの、サッカー英語に関しての英語教材は殆ど出版されていません。
そして、日本の英語教育はアメリカ英語で教えられているので当然サッカーの話は出ませんね。アマゾン等をみるとサッカー英語に関して本はありますが、サッカー英語を勉強する為にはサッカー映画を見る事が一番楽しい勉強方法だと思います。
そこで今回の記事ではサッカー英語を勉強する為にお勧めのサッカー映画5つを紹介していきます。下記の映画は全てイギリスの映画なので、サッカーのボキャブラリーやフレーズを覚えながらイギリス英語の発音やアクセントも吸収する事も出来ます。
またイギリス独特のサッカーカルチャー、イギリス人のサッカーに対する考え方を理解出来るようになると思います。
くたばれ!ユナイテッド – サッカー万歳!(The Damned United)
この映画は日本であまり知られていない作品だと思いますが、イギリスのマニアックなサッカーファンにはとても評判が良い映画です。この映画はブライアン・クラフというイギリス人のサッカー監督のストーリーを基にした作品です。
彼はその強いキャラクターで一躍有名になり多くのチームで監督として活躍してきました。このストーリーは彼がリーズ・ユナイテッドの監督として活躍していた時期の頃を中心して描かれています。当時、クラフ監督はリーズの社長と仲が悪く、何回も衝突し、口喧嘩も耐えなかったようです。
この映画のレビューはとても良かったのですが、ただストーリーは本当の事に基づいて作られたとされていますが、半分くらいフィクションだと考えられているようです。
Mike Bassett England Manager
この映画は日本語のバージョンが作られませんでした。ですから英語のバージョンで見るしかありませんが、イギリス英語を勉強する為の教材として考えればよいかもしれません。この映画はイギリスでも少しマイナーなサッカー映画ですが、ストーリー自体はイギリスらしいブラックユーモアを感じる事が出来るコメディー映画です。
この映画はイングランド代表のサッカーチームを中心にしたストーリーです。マイク・バセットという人物がイングランドの監督になってから、彼のチームの管理や方針によってイングランド代表サッカーチームのプレイ・試合の結果は日に日に悪化していきます。しかし彼のしつこい性格からか、彼は中々チームの監督を辞任しません。
この映画は、当時のイングランドサッカーチームの問題をパロディー化したストーリーです。ストーリーは半分コメディー、半分皮肉ったパロディーの内容です。サッカー英語が多く出てきますし、イギリス(特にイングランド)のサッカーカルチャーが沢山入っています。ですから、サッカーファンの英語学習者の方にはとても良い教材になると思います。
ミーン・マシーン
この映画は元ウェールズ代表サッカー選手のヴィニー・ジョーンズという選手が出演する映画です。
彼はサッカー選手として活躍していた当時、サッカーのスキルよりも乱暴なプレイヤーとしての知名度がありました。そんな事もあってか、サッカー選手を引退してから、映画俳優になり多くのギャングスター映画に出演しました。
この映画では、ヴィニー・ジョーンズ演じるキャラクター(ダニー)は元イングランド代表のサッカー選手です。彼はある組織に自分が抱えている膨大な借金の為に八百長試合を行います。それを告発され刑務所に入る事になります。
ダニーは囚人達にとっても有名人である事から、刑務所内の看守にいじめられていきます。しかし刑務所で、ダニーは囚人のサッカーチームの監督になる事になります。囚人のチームは刑務官達のチームとサッカーの試合で戦う事になりますが・・・。
この映画では、多くのサッカー英語の用語やイギリス英語のスラングや、犯罪関係のボキャブラリーが出ますのでサッカー英語以外にもイギリス英語の教材としても良いと思います。そして殆どのキャラクターは、イギリスのロンドンのアクセントで話していますので、イギリスに行く予定がある留学生にもお勧めです。
ベッカムに恋して
この映画は一応サッカー関係の映画ですが、インド系イギリス人のカルチャーも垣間見れる映画です。インド系イギリス人のジェスは、サッカーが大好きですが、彼女の厳しい家族は女の子がサッカーする事を認めてくれません。ジェスのサッカー活動は家族に許されないので、彼女は内緒で女性サッカーチームに参加します。
しかし、そのサッカーチームの重要な試合の日にジェスのお姉さんの結婚式が同時に行われます。ジェスは自分の家族の考え・カルチャーと、イングランドの考え・カルチャーを上手に受け入れる事が出来るのでしょうか・・・。
この映画は軽いコメディードラマなので、難しいボキャブラリーはあまり出てきません。しかし、サッカー用語の英語は勿論出てきますので、サッカー関係の英会話に挑戦したい人にはお勧めです。
ぼくのプレミア・ライフ(Fever Pitch)
この映画のストーリーは、ニック・ホーンビィというサッカーファンによって書かれたストーリーが基になっています。Fever Pitchは一応小説として出版されましたが、実は作家であるニック・ホーンビィのサッカー中毒の自分の日常を描いた作品なんですね。
映画のバージョンはブリジット・ジョーンズの日記でお馴染みのイギリス人俳優コリン・ファース主演によるコメディです。コリン・ファース演じるキャラクターは、サッカーの大ファンで自分の大好きなアーセナルというチームに夢中です。
彼は学校の先生ですが、レッスン中にも生徒と一緒にサッカーの話をしますし、どの授業であってもサッカーの話をしようとします。彼は生徒たちに人気がありますが、女性の先生達には嫌われています(笑)。
しかし、結局、他の女性の先生と恋に落ちていきます。このサッカー嫌いの女性は、サッカーの大ファンと上手くやっていけるのでしょうか。この映画はサッカーの用語の英語が多く出てきますので、サッカーファンの英会話教材にはお勧めです。