インドの言葉から来たイギリス英語のスラング・俗語の使い方と例文を紹介!


インドの言葉(ヒンディー語・ウルドゥー語・サンスクリット語)がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語について



イギリスとインドの間には長く複雑な関係があります。19世紀の後半から20世紀の前半までにイギリスはインドを司っていました。その為か現在、イギリスにはインド、パキスタン、バングラデシュ人の移民が多くいます。


またイギリスには、インド系イギリス人の人口もとても多いです。(私の住んでいた街にもインド系イギリス人が多いので友達も多いです)この事から、イギリス英語にはインドの言語に基づいている単語や俗語が非常に多く使われています。

そこで今回は、イギリス英語の日常会話の中でよく使われるインドの言葉がルーツになっている俗語とスラングを紹介したいと思います。

参考リンク:(イギリス領インド帝国


インドの言葉から来たイギリス英語のスラング
インドの言葉から来たイギリス英語のスラング



スラングに関する参考記事:



インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 1. Blighty (ブライティ)



Blighty (ブライティ)
意味:イギリス


この単語は遡る事、第一次世界大戦の頃から使われるようになったスラング・俗語です。「vilayati」というウルドゥー語の単語を基にしたスラングです。

この単語の基の意味は「海外」や「ヨーロッパ」という意味でした。「Blighty」という単語は現在、海外に住んでいるイギリス人がよく使います。「イギリス」という単語の代わりに使われている”可愛いニックネーム”といった感じです。


例文:

イギリス英語: I’m going back to Blighty for Christmas this year.
日本語: 私は今年のクリスマス休みにイギリスに行ってきますよ。




インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 2.cushy (クシ)




cushy (クシ)
意味:楽な(仕事など)


この単語は元々ヒンディー語の単語でした。ヒンディー語で「cushy」は「幸せ」という意味でした。しかしイギリス英語では、「楽な仕事」という使い方が多いです。


例文:

イギリス英語: I’ve got such a cushy job. I start at 10am, go home at 5pm and I can finish at 1pm on Fridays.
日本語: 私は凄く楽な仕事をしています。朝の10時からスタートして午後の5時には帰宅し、金曜日は午後の1時に終わります。




インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 3. to have a dekko (デコー)




to have a dekko (デコー)
意味: (何かを)見る事


この単語も元々はヒンディー語の「dekho」(=見る)という単語から来たスラングです。


例文:

イギリス英語: What’s that you’re reading? Let’s have a dekko.
日本語: 何の本を読んでいるの?ちょっと見せて。




インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 4. to go doolally (ドゥーラリー)




to go doolally (ドゥーラリー)
意味: 頭がおかしくなる事・クレイジーになる事


「Doolally」とは、元々「Deolali」という街の名前です。イギリス領インド帝国の時代にDeolaliにはイギリスの軍隊キャンプがありました。しかし、その地方は治安が良かったので、軍人にとってはやる事がありませんでした。

Deolaliという街は、かなり「つまらない・退屈」なイメージがありました。この事から「to go doolally」という表現は、「やる事がないのでクレイジーになっている」という意味になりました。

現在、イギリス英語では「頭がおかしくなる」という意味として使われています。


例文:

イギリス英語: Our teacher went doolally today. She suddenly started crying and ran out of the classroom.
日本語: うちの先生は今日頭がおかしくなったよ。彼女はいきなり泣き出して教室から逃げ出した。




インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 5.pundit (パンディット)




pundit (パンディット)
意味: 博学者、評論家



「Pundit」という単語は元々「pandit」(=博学者)というサンスクリット語の単語でした。イギリス英語では、「pundit」という単語は主にスポーツ関係の話でよく使われています。

例えば、サッカー番組に出て試合を分析する「サッカー専門家」等は、「football pundit」と呼ばれています。そしてニュース番組に出る「政治評論家」は「political pundit」と呼ばれる場合もあります。


例文:

イギリス英語: At half-time, we will hear the analysis from football pundit Alan Hansen.
日本語: ハーフ・タイムにアレン・ハンセンというサッカー専門家の試合分析についての話を聞きましょう。
(※スポーツアナウンサーが言うフレーズです)




インドの言語がルーツなっているイギリス英語のスラング・俗語: 6.pukka (パカ)




pukka (パカ)
意味:本物の・信用できる物・いい物



この単語はヒンディー語とウルドゥー語の「pakka」という料理用語から来た単語です。「Pukka」というスラングはイギリス英語特有の表現です。

ジェイミー・オリバーというイギリス人の人気シェフによく使われるスラングです(笑)。イギリスでは、「pukka pies」というミート・パイのブランドがあります。これらはフィッシュ・アンド・チップスの店で買う事が出来ます。


例文:

イギリス英語: Is this Louis Vuitton bag pukka? It looks like a bootleg.
日本語: このルイヴィトンバッグは本物ですか?偽物に見えるんですけど・・。


他には、「shampoo」(シャンプー)、「pyjama」(パジャマ)、「verandah」(ベランダ)等の単語は元々インドの言語から来た英単語です。
インドの言葉から来たボキャブラリーに興味を持っている方は、この辞書がお勧めです。









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