英語で感謝の気持ちを伝える為にはどんな表現を使うべき?

イギリスのビジネス英語とアメリカのビジネス英語の違いとはどんな点?
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ビジネス英語で相手に感謝の気持ちを伝える際の表現や受け答えについて

今回の記事は、当サイトを読んでくれている読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。皆さんも英語に関して疑問に思っている事や、イギリスのカルチャーに関して知りたい事があれば是非メールくださいね。出来るだけ早く答えられるようにします!^^

では、今日頂いた質問はこちらです!

質問:

先日、何度かあっている英国人から「I really appreciate your cooperation.」と別れ際に言われました。何と返事を返すのが良いのでしょうか。

その時は、お会いできて良かったですという意味で「Nice meeting you. Thank you」と言ったのですが、何か気の利いた返事を返せれば良かったなと思っています。

読者の方とこのイギリス人の関係がどのような関係なのか、この質問からは具体的にわからないので、的確なアドバイスが出来るかどうかわかりませんが、「I really appreciate your cooperation」と言われた場合、おそらくビジネス関係の間柄だと思います。

そして「I really appreciate your cooperation」(=ご協力ありがとうございました)は、仕事関係の間柄でよく使うフレーズです。「Cooperation」(協力)という単語は少し正式な単語なので、日常会話ではあまり出てきませんね。

読者の方が言った返事(Nice meeting you. Thank you)はとても丁寧な返事ですので、マナーなどの心配は全くないと思います。この二人は良い関係でお別れ出来たと思います。

「I really appreciate your cooperation」は感謝の表現です。「I appreciate ~」や「Thank you for ~ 」などのフレーズは誰かに「ありがとう」と言う際に使う表現です。

英語では「ありがとう」と言われた際に多くの返事があります。例えば、ビジネス関係で「ありがとう」と言われた際には、下記のフレーズが役に立つと思います。

参考記事:

ビジネスシーンで相手に感謝の気持ちを伝える際の表現

英語で感謝の気持ちを伝える為の表現

例文:

Not at all. It was my pleasure.
(いいえ、こちらこそ。)
※ニュアンス:私も手伝う事が出来て嬉しかった。

Not at all. I’m glad to have been able to help.
直訳:(いいえ、自分が手伝う事が出来て嬉しかった。)

I’m glad everything went well.
直訳:(全て上手く行って嬉しいです。)

中学校の英語の授業では、「You’re welcome」という返事をするべきと教えられていますが、私の意見ではビジネスシーンにおいて、このフレーズは避けた方がいいと思います。

ビジネスシーンで「You’re welcome」と言った場合、少し「生意気」なニュアンスの表現になってしまうと思います。日本語でいうところの、「やってあげたよ」といったようなニュアンスになってしまいます。

ですから、上司や取引先に「ありがとう」と言われた際には、他の違うフレーズを使った方がいいでしょう。友達や家族と話している場合、下記のようなフレーズは使ってもオッケーです。

You’re welcome.
(どういたしまして。)

No problem.
(どういたしまして。)
直訳:(いいよ、問題ないですよ。)

No worries.
(どういたしまして。)
直訳:(いいよ、心配ないですよ。)

That’s OK.
(どういたしまして。)
直訳:(いいよ。)

読者の方の質問に戻りますが、ビジネス関係の人であれば、このような会話がいいと思います:

A: I really appreciate your cooperation.
  (ご協力ありがとうございました。)

B: Not at all. I’m glad to have been able to help. It was nice meeting you again. Take care…Bye!
  (いいえ、自分が手伝う事が出来て嬉しかったです。また会えてよかったです。気をつけて・・・さようなら!)

※上記では英語の表現を日本語に直訳したので、少し変な日本語にみえるかもしれませんが、英語の表現としては正しいです^^心配しないで下さい(笑)。英語の言い方と日本語の言い方にはかなりのギャップがありますので、これは仕方ないですね^^

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イギリスのビジネス英語とアメリカのビジネス英語の違いとはどんな点?

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