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イギリス英語で子供という意味になるスラングや口語

イギリス人が使う「子供」という意味になるスラングを紹介します!
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英語で子供という意味になる様々なスラング表現



今回の記事では、英語で「子供という意味になる様々なスラングや口語表現、イギリス英語特有の表現」を紹介してみたいと思います。

多くの英語学習者の方は「kid」というスラングを耳にした事があると思いますが、今回の記事では「kid」だけではなく他にもよく使われている子供という意味になるスラング、言葉を紹介したいと思います。

紹介する単語の中にはイギリス英語特有の言い方、ネガティブなニュアンスになる言い方、ユーモアっぽい言い方もありますので、それらも合わせて紹介していきます^^


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kidの意味と使い方


まずは最初に「kid」以外の単語を紹介したいと思いましたが、結局は「kid」が一番よく使われているスラングなので、一応使い方と元々の意味を紹介した方が良いと思います^^

「kid」という単語は元々は「子ヤギ」という意味になる単語です(笑)。しかし「人間の子供」という使い方は1590年頃から使われるようになったそうです。

その頃は「悪い子供」というニュアンスがありましたが、1800年代くらいから単純に「子供」という意味になる口語として使われだしたそうです。

現在、英語圏のネイティブの日常会話では「child/children」というよりも「kid(s)」という言い方を使っている人が多いと思います。

これは「スラング」というよりも「カジュアルな口語」として考えた方が良いと思います。そして、とくにネガティブや悪いニュアンスはもうありません。



kidsの使い方 例文:ダイアログ


A:How are the wife and kids?
(奥さんと子供たちはお元気ですか?)


B:They’re all fine. My youngest son starts school in September.
(みんな元気ですよ。 一番下の息子は9月に小学校になりますよ。)



kidsの使い方 例文:ダイアログ2


A:It’s a Bank Holiday on Monday. Shall we take the kids to the seaside?
(月曜日は休日だよね。 子供たちを海に連れて行こうか?)


B:That’s a good idea. The weather is meant to be good on Monday.
(それはいいね。 月曜日の天気予報は良さそう。)


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bratの意味と使い方


brat」という単語は日本語のニュアンスだと「クソがき」という意味になります(笑)。

つまり、ニュアンス的に良い意味の言葉ではありません。例えば「うるさい子供」や「マナーの悪い子供」に対して使うような単語です。


bratの使い方 例文:ダイアログ


A:Those brats next door are so noisy. I’m going to complain to the landlord.
(隣のガキは超うるさいよ! 大家を文句を言うよ。)


B:Be careful. The dad looks like a thug!
(気を付けてね。お父さんは悪そうなやつだよ。)



sprogの意味と使い方


この「sprog」はイギリス英語特有のスラングです。とくにネガティブなニュアンスという訳ではありませんが、「ガキ」や「小さい子供」という意味になります。

そして「to get sprogged up」という句動詞は「子供を作る」という意味になります。それでは実際の使い方を例文でみてみましょう。


sprogの使い方 例文:ダイアログ


A:I didn’t know Jane had dropped another sprog! How many is that now?
(ジェインはまた子供が生まれたってさ。知らなかった! それはもう何人目ですか?)


B:That’s her third.
(3人目だよ!) ※「drop a sprog」という表現は「子供が生まれる」という意味になる。



sprogの使い方 例文:ダイアログ2


A:We’re having a barbecue on Saturday. Would you like to come?
(私たちは土曜日にバーベキューパーティーを行うよ。 来たら?)


B:Sounds great! Can I bring the sprogs, too?
(それは楽しそうだね! 子供たちも連れていっていいい?)


A:Of course!
(もちろんいいよ。)


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rugratの意味と使い方


この「rugrat」は元々はアメリカ英語のスラングでしたが、現在では全ての英語圏の国で通じるスラングになりました。この表現は少しユーモアを含んだ言い方」になりますので、特に悪い意味というわけではありません。

主に「ハイハイできるくらいの小さい子供」に対して使う表現になります。


rugratの使い方 例文:ダイアログ


A:How was your day?
(今日はどうだった?)


B:Hard work. The rugrats kept me busy all day.
(大変だったよ。 子供たちのせいで一日中忙しかったわ。)




ankle biterの意味と使い方


この表現を直訳すると「足首を噛むやつ」という変な表現になりますが、結局は「小さい子供」という意味になります。

主にオーストラリア英語でよく使われていますが、元々はアメリカ英語のスラングになります。それではネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


ankle biterの使い方 例文:ダイアログ


A:What did you do on Saturday?
(土曜日に何をしたの?)


B:It was my nephew’s birthday party so I spent the day surrounded by shrieking ankle biters. I’m knackered!
(甥っ子の誕生日パーティーだったから1日中うるさいガキに囲まれてた! 超疲れたよ!)


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bairnの意味と使い方


この「bairn」という単語は主にスコットランドとイングランド北部の地方で使われています。発音は「ベアン」になります。


bairnの使い方 例文:ダイアログ


A:Shall we go for a drink after work?
(仕事が終わったら飲みに行く?)


B:No, I can’t. One of my bairns is sick.
(行けない。子供の体調が悪いから。)




その他の子供に関するスラング


実はこれ以外にもカジュアルな言葉(スラング)が沢山あります。全て紹介する事は難しいので、代表的なスラングを紹介してみたいと思います。


  • lad = 男の子(イギリス英語)
  • lass = 女の子(イギリス英語ですが主にスコットランド、イングランドの北部)
  • tyke = ちょっと悪い子
  • little one = 自分の小さい子供
  • tween = 8歳~12歳くらいの子供(ティーネージャーになる前の年齢)
  • teen/teenager = 13歳~19歳の子供
  • nipper = 小さい子供(主にイギリス英語)


以上、今回は「子供」という意味になる様々なスラングや口語を紹介してみました。ざっと紹介しただけでもこれだけの言い方があります。これらの単語はイギリス人の会話でも出てくる事が多いと思いますので、この機会に是非覚えてみて下さいね^^





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