イギリス英語のスラング・悪口・俗語・毒舌の専門書
今回の記事は当サイトでも意外と人気の高いコンテンツである「イギリス英語のスラング」(悪口・俗語・毒舌)について紹介していきたいと思います。
イギリス英語にはどこか「上品で紳士的なイメージ」があると思われがちですが、実はイギス人は日常会話で多くのスラングを使い下品な表現を使う事も多いんですね(笑)。
それにイギリスのテレビや映画では悪い単語を使った表現が許されています。この点ではイギリスのテレビはアメリカのテレビよりルールが緩いかもしれませんね。
例えばこの新聞の記事を読んでみるとイギリスとアメリカの違いを感じる事が出来るでしょう。
このイギリス人のシェフは下品な話し方で有名なシェフです(笑)。彼の番組はアメリカのテレビ局に売られ、その後アメリカ国内のテレビ番組で放送されました。
その際、彼ら使った全ての悪口・毒舌は編集によって削除され、編集済みの映像が放送されました。(そのくらい酷い悪口を使っているんですね^^)
しかしイギリスの元のバージョンでは、これらの悪い単語はそのまま残されて放送されましたが、放送する前に「悪口警報」という物が出され放送されました。(笑)
そしてイギリスのテレビでは、the watershed(子供にとって不適切な番組がスタートする時間帯)は9時からスタートしますが、アメリカのテレビでは10時からスタートします。
やはり英語圏各国の「下品な単語」に対する考え方は少し異なりますね。^^
※言葉遣いの違いだけではなく、他の放送ルールの違いもあります。イギリスを含めヨーロッパ諸国では、裸体が出るシーンの映像に関するルールは比較的緩いです。しかし暴力的なシーンが出てくる映像に関してのルールは厳しくなります。
ですがアメリカはこの逆です。裸体が出るシーンの映像に関するルールは厳しく、暴力的なシーンに対するルールは少し緩いです。
とにかくイギリス人と会話していると、沢山の悪口や俗語を耳にする機会が多い思います。ですからイギリス英語を独学で勉強している方は、スラングのような言葉も合わせてマスターしておくと便利かもしれません^^。
イギリス英語のスラング・悪口・俗語を勉強する為に私がお勧めする勉強方法としては、テレビドラマやコメディー、映画を観る事が一番の勉強になると思います。
時々これらのメディアを観ていて単語の意味が中々理解出来ないものも出てくると思います。そこで、今回はその際に使える「イギリス英語のスラング辞書」や悪口を勉強できる教材を紹介していきたいと思います。
イギリス英語の悪口雑言辞典―True English
この教材はイギリス英語のスラング辞書の中では一番下品な単語を紹介している教材だと思います。普通の教科書では絶対に紹介されないような表現やスラングが掲載されています。かなり悪い悪口も紹介されています。
日本語の説明もしっかりと紹介されているので使いやすいと思います。また、このスラングは「いつ使えばよいのか?」、「だれと使えばよいのか?」等が全て紹介されています。
イギリスだけではなく、オーストラリアに行く予定がある方にも役に立つスラング辞書だと思います。そしてイギリスのテレビドラマや映画の好きの方にもおススメ出来ます。
CD BOOK ネイティブのイギリス英語表現
この教材は上記で紹介した教材程、激しいスラングは紹介されていませんが、日常会話で使われているフレーズと表現が多く掲載されています。
そしてCDも付属していますのでリスニング練習にも良いと思います。CDのナレーターはスコットランド人ですので、スコットランドの英語のアクセントに慣れることが出来ると思います。
イギリスのスラング、アメリカのスラング 英語 with Luke
この本の作家はイギリスとアメリカのハーフという事もあり、イギリス英語のスラング、アメリカ英語のスラングの両方を紹介しています。この本は多くのテレビドラマや映画に出てくる最近の若者のスラングを紹介しています。