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イギリス人は何故、履いているゴム製の長靴でその人の階級が分かるのでしょうか?
今回の記事では、イギリスのファッションについて少し話したいと思います。先に言っておくと、少しくだらない内容の記事です(笑)。
今日これから紹介するテーマは「イギリス人が日常的に履いている”ゴム製の長靴”に関する」内容の記事になります^^。
私は、この記事のインスピレーションを探していた際に、ある面白い新聞記事を発見しました。
この新聞記事の見出しは「What your wellies say about you」(あなたがはくゴム製長靴が伝えること)という内容です。
日本人の方はびっくりすると思いますが、イギリス人は、どうやら日常的に履いているゴム製の長靴のブランドによって「その人の社会階級が分かる」という分析があるようですよ(笑)。
イギリスでも、雨の日やアウトドアに行く際に長靴を履く人が多いです。そして、その長靴のブランドによってそれぞれイメージがあるようです。

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イギリス人が抱くゴム製の長靴のイメージとは?
イギリス英語で「ゴム製長靴」は「wellies」や「wellington boots」と言います。名前の由来は「ウェリントン公爵」というイギリス人の公爵から来たようです。
アメリカ英語では、「rainboots」、「gumboots」、「galoshes」などの言い方が使われています。
イギリスの貴族やアッパークラスの人は意外にゴム製の長靴をよく履きます。その理由としては、彼らアッパークラスの人達はアウトドアのアクティビティーが大好きです。
例えば、競馬、ハンティング、サーモン釣りなどのアクティビティーは、特にアッパークラスのイギリス人に好まれているアクティビティーです。イギリスは基本的にどの季節でも雨が降るので、アッパークラスの人たちは、とにかくよく、ゴム製の長靴を履きます。
イギリスの最も有名なゴム製長靴のブランドとしては「Hunter」なのではないかと思います。この会社は1856年に設立されましたので、ゴム製の長靴を長い間作っている老舗の企業です。最近まで、イギリスのアッパークラスの人の好きなブランドは「Hunter」でした。
プリンセス・ダイアナはチャールズと一緒にスコットランドに行くたびに「Hunter」の長靴を履いていました。そして、イギリスの前の総理大臣のデイヴィッド・キャメロンも「Hunter」の長靴を履くそうです。
しかし、2000年代になってHunterという会社はオーナーが変わりました。新しい会社のオーナーは利益を増やすために、「Hunter」というブランドをオシャレにしようとしていました。その後、有名なモデル、セレブなどが音楽のフェスティバルでHunterの長靴を履き始めました。
この為、「Hunter」は有名になってメインストリームなブランドになりました。会社はいつものつまらない緑色や黒い長靴だけはなく、おしゃれなデザイン、花柄などの長靴を製作するようになりました。
「Hunter」のメインストリーム化の影響によって、アッパークラスの人達はHunterの長靴を履かなくなったようです(笑)。私が参考にした記事によると、Hunterの長靴は「posh」ではなく「naff」(=ダメ、ださい)になってしまったとの分析があります(笑)。
アッパークラスの人はHunterのメインストリーム化の影響にって、違うブランドの長靴を履くようになりました。最近、彼らの間で流行っている長靴はフランス製の「Le Chameau」というブランドだそうです。
キャサリン妃も、このブランドの長靴を履いているそうです。「Le Chameau」の長靴は質が高く、アッパークラスの人達の「田舎のアウトドアアクティビティーで鍛えられた太いふくらはぎ」でも入るように(笑)にサイズを変える為のストラップが付いているようです(笑)。しかし、この長靴はとても値段が高いです・・・。
もう一つアッパークラスに人気のあるブランドはアイルランドの「Dubarry」という会社の長靴です。このブランドはロンドンにいるアッパークラスの男性と交際しているような女性に好まれているそうです。
さらにもう一つアッパークラス・ミドルクラスの人に人気のあるブランドは「Joules」というブランドです。この店の商品はそんなに高くありませんが、アウトドアの好きな「posh」な人に人気があります。
それでは、一般のワーキングクラスやミドルクラスの人には、どんな長靴が人気なのでしょうか? 参考した記事には書かれていませんが、一般の人はスーパー(Tesco、Asdaなど)や「Sports Direct」で買っている気がします^^
今回参考した記事に出た(ファッション関係の)イギリス英語特有のボキャブラリー
私が参考にした、Daily Telegraphの記事では、多くのイギリス英語特有の単語が使われていました。それでは、個々の単語の意味を紹介したいと思います。
- wellies =「ゴム製長靴」
- posh =「高級、アッパークラスっぽい」
- aristo =「上流階級の人(aristocratの省略)」
- prole =「一般の人・プロレタリア階級の人(見下す際に使うスラング)」
- Sloane Ranger, Sloane =「イギリスの上流子女(10代後半から20代前半)の社交グループの一人」
- naff =「ダメ、ダサい、着ると恥ずかしくなる洋服」
- smart =「小奇麗、おしゃれ」
- raspberry-trousered Made in Chelsea crowd =「‘Made in Chelsea’という番組に出てくる赤いズボンをはく男性(笑)」
- fillies =「女性(アッパークラスの人が使うスラング)」
- twee =「可愛すぎる(可愛すぎて逆にダサいというニュアンス)」
- jolly hockey sticks =「posh」
イギリス人の「posh」リアリティー系番組「Made in Chelsea」
このイギリスの「リアリティー系番組」には多くの「posh」な人が出てきます。このエピソードでは、ある田舎にハンティングをしに行きます。みんなの話し方はとても「posh」です(笑)
お勧めな「posh」なブランドの長靴
私はこの記事に出てきたような高級長靴ブランドを探してみました。やっぱり高いですね(笑)しかし、興味があれば、是非履いてみてくださいね^^(私はproleだからスーパーで買います^^)
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