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ネイティブの子供はどうやって難しい英語のボキャブラリーを覚えるのか?

イギリス人の子供はどうやって難しい英語のボキャブラリーを覚えるのか?
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幼児英語教育に関する質問:「イギリス人の子供はどうやってギリシャ語由来の「難しい」ボキャブラリーを覚えるのでしょうか?」



今回の記事では読者の方から頂いた英語の質問に答えてみたいと思います。今回のテーマは「幼児英会話・子育て英語」ですが、もっと具体的に言うと「英語のギリシャ語由来の単語の覚え方」に関する質問です。

過去にこのサイトでもラテン語が由来のイギリス英語のボキャブラリーをいくつか紹介した事がありますので、まだご覧になった事がない方は是非、過去の記事もご覧下さいね^^




それでは、頂いた質問内容はこちら:



読者の方の質問:


いつも記事を楽しみに読んでおり、子育てで子供に英語で話しかけたりする際に参考にさせて頂いております。

さて、うちの子供は数字と図形が好きなのですが、図形の呼び方を覚える時、五角形以上からはギリシャ語由来の数字であることに気づきました。

子供向けの教材では八角形(octagon)まで教えているようで、当然ながらネイティブの子供達は八角形までは「そういう言葉だ」と気にせず覚えていると思われます。

しかし、それなら「九角形」以上はギリシャ語の知識なしでどうやって覚えるのか気になりました。

また、「-phobia」とか「-ology」とかもギリシャ語の知識がないと語彙的に覚えるのが大変だと思います。イギリス人の子供達はギリシャ語由来の言葉をいつ頃どうやって覚えているのでしょうか?

やはり分からない場合は、たとえば「decagon」の代わりに「ten sided polygon」、「-phobia」の代わりに「I’m scare of 〜」、「-ology」の代わりに「study of 〜」とかで誤魔化しているのでしょうか?

日本の場合、「四角形」という言葉なら幼稚園生でも使いましたが、五角形以上は小学校3年生くらいにならないと勉強しなかったと思います。

しかし三才向けのアメリカの教材にはすでに「八角形octagon」まであったので、英語圏ではどのように勉強しているのか気になり質問しました。

【追伸】いつか年齢別で『子育てのためのイギリス英語』みたいな教材を作って頂ければ嬉しいです!(笑)




まずはご質問ありがとうございます。そして、いつも当サイトを読んで頂きましてありがとうございます^^


質問に答える前に【追伸】の部分についてちょっと話してみたいと思います。私は先日「British English “KOUGO” Master」という教材を発売しましたが、実はこれから新しい幼児英語教育、子育てする際に役立つ英語教材を作り始める予定です。

自分が作ろうと思った教材は。。。「子育てのためのイギリス英語」というテーマに関する教材です!(笑)偶然ですね! 私はもうすでに教材の何ページかは書き進めている途中です。書き終わった後にデザインや日本語の編集、音声の録音などの作業がありますので、発売するにはもう少し時間がかかりますが、できれば今年中には作り終えたいと思っています。

私が書いている教材は0歳から2歳くらいの子供と一緒に使える英語フレーズとバイリンガルの子供の育て方の知識を紹介する教材です。もし人気になったらもう少し年上の子供向けの教材も作ろうかなと考えています。

その際に紹介してほしい英語などがあれば、是非今のうちにおっしゃって下さいね^^ それでは、頂いた質問に答えてみたいと思います!!


イギリス人の子供はどうやって難しい英語のボキャブラリーを覚えるのか?イギリス人の子供はどうやって難しい英語のボキャブラリーを覚えるのか?

過去に頂いた読者の方からの質問:




イギリス人の子供は「ギリシャ語由来の単語」や「ラテン語の由来」の難しい単語をどのように覚えるのか?



そうですね。例えば、科学的な英語、医学的な英語、数学的な英語には「ギリシャ語由来の単語」が非常に多くありますね。私はイギリスで生まれた育ったイギリス人ですが、自分が何歳の頃に「decagon」や「octogon」などの単語を覚えたのか全く覚えていません。

しかし、今思い出してみると、おそらく小学生くらいの頃だったと思います。イギリスの小学校は4歳から始まりますので、年齢的に日本の幼稚園とあまり変わらないと思います。しかし、その頃に「これがギリシャ語由来の単語」という事は分からなかったと思います(笑)。

単純に「この形は”octogon”と言います」という風に覚えたんだと思います。しかし、英語圏の子供はもうすでに関係している単語の知識がありますので、外国人のようにゼロから難しい単語を覚えているわけではありません。


例えば「タコ」という生き物は英語で「octopus」と言いますよね。どのイギリス人の子供でも「octopus」という単語を知っていますし、「octopusには8本の足がある」という事も知っています。

ですから「octogon」の「oct」が「8」という意味を簡単に覚える事が出来ます。子供でも頭の中にはそういった知識がもうすでに入っていますので、実は子供からすれば意外と覚えやすいと思います。とにかく「ギリシャ語由来の単語」ですが、結局は英語ネイティブの子供にとってはただの「英単語」になっていますので「外来語」だとは思っていません。


ラテン語由来の単語も沢山ありますね。例えば、「triangle」(三角)はラテン語から来ています。「tri」は「3」という意味になります。「tri」という「接頭辞」は子供でもわかるような単語には沢山出てきます。

例えば、「tricycle」(子供の三輪車)という単語を知っているなら「triangle」の意味も分かるはずだと思います。

小さい子供でも「月」の言い方を分かっています。英語の月の言い方もラテン語の由来があります。例えば、Septemberの「sept」はラテン語の「7」から来ています。

何故なら、ローマ帝国の時代で「September」は7つ目の月だったからです。Octoberの「oct」はラテン語の「8」から来ています。

子供でもそういった知識がありますので、親や先生が「”sept”は”7”という意味になるよ」といったような情報を教えてあげれば、子供の頭の中に「色々な単語のコネクション」が出来ると思います。

私がいつ「~ology」や「~phobia」などの単語を学んだのかはっきりとは覚えていませんが、小学校くらいの頃だったと思います。

しかし、先に「biology」(生物学)や「claustrophobia」(閉所恐怖症)などの日常会話に出てくる単語を自然に吸収していって、その後にギリシャ語から来た接尾辞の意味に気づいたんだと思います。




この質問のまとめ



まとめると、日本人の子供にとっては「どの言語の由来の英単語」であっても覚えにくいと思いますので、とりあえずそのまま単語を覚えるしかないと思います。

しかし、よく使われているギリシャ語・ラテン語由来の単語はもしかすると子供はもうすでに知っている可能性があるので、元々の意味を教えてあげた方が良いと思います。

例えば、8本の足がある「octopus」、月の「October」と形の「octogon」の共通点を教えてあげたら単語は覚えやすくなると思います。

実は、日本語でもこういったような似た現象があると思います。例えば、「3」という数字には「サン」という読み方がありますが、「3つ」の「3」は「ミッ」という読み方になると思います。

私が初めて日本語を勉強した時にそういう「音読み・訓読み」の事は非常に覚えづらかったのですが、そのうち知っているボキャブラリーが増えてきて、頭の中で色々な知識が繋がってきて、新しい単語の意味と読み方が覚えやすくなりました^^


それでは以上になりますが、頂いた質問には上手に答えられましたでしょうか? 他にも質問があれば、是非ご連絡くださいね。そして「子供向けのイギリス英語」というテーマの教材に入れてほしい情報があれば、是非教えてくださいね!



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