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「I think that」と「I take it」の違いは何? 「私はこう思います」という際のビジネス英語表現

「I think that」と「I take it」の違いは何? ビジネス英語で役立つフレーズ
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「私はこう思います」という際に「I think that」と「I take it」のどちらを使うべき?


皆さんこんにちは。今回はビジネス英語で役立つフレーズ「I think thatと、I take itの違い」についてお話していきたいと思います。


実は今回のテーマは読者の方から頂いた質問が元になっています。このサイトにはビジネスパーソンの方もいらっしゃると思いますし、TOEICなどの英語試験を目指している方もいると思いますので、そういった意味では色々な方の勉強になる良いテーマだと思います。


それでは、実際に頂いた質問はこちらになります:


読者の方の質問:


単語の意味の違いについて、2つ質問させてください。

ニュアンスの違いが、日本人に理解が難しく、仕事で、海外の方にメールを書く時や、会議で説明する時に迷うことがよくあります。

1つ目は、「私はこう思います」というような時に、”I think that ・・・” を使うのか、それとも “I take it ・・・・” という方が良いのかというものです。

2つ目は、「調査して結果が分かったら連絡します」というような時に結果には、results を使うのか、outcome を使うのかという点です。



先ずはご質問ありがとうございます。そして、当サイトをご覧頂きありがとうございます。頂いた質問は2つのパーツに分かれていますので、それぞれ順番に回答していきたいと思います。

先ずは「I think that」と「I take it」の意味・ニュアンスの違いをクローズアップしながら、実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう。




I think thatの意味と使い方


I think thatの意味と使い方

読者の方がおっしゃった通り「I think that」は単純に「私は~だと思います」という意味になる表現です。つまり、自分の意見を言う際何かの提案をする際に使う表現になります。

それ以外にも、「私は~だと思いますが、違うかもしれない」といった情報を確認したい際にも使う事ができます。例えば、会議が9時に始まると思っているが、それを確認したい時に使うような表現です。

文章だけで説明すると難しいと思いますので、実際の使い方を例文で確認してみましょう。


自分の意見を言う際のI think thatの使い方 例文



A: I think that we should cancel the project.
(私たちはそのプロジェクトをキャンセルした方がいいと思います。)

B: Really? Why do you think that?
(本当? 何故そう思っているの。)

A: Because we don’t have enough time to complete it and we are already over budget.
(完成させるまでの時間が足りないし、もうすでに予算オーバーだからです。)




何かを提案する際のI think thatの使い方 例文



A: I think that by making the website more user-friendly, we could attract more clients. I think that XX company provide web services. Maybe we could use them?
(もう少しウェブサイトのユーザービリティをあげたら顧客を増やす事ができると思います。XX会社はウェブサービスを提供していると思います。その会社を使えばいいのではないかと思います。)

B: Good idea. Contact XX company and find out how much they charge.
(いいアイディアですね。XX会社に連絡して費用を調べてください。)




情報を確認する際のI think thatの使い方 例文



A: What time does the meeting start this afternoon?
(今日の午後の会議は何時に始まりますか。)

B: I think it starts at 2pm, but you had better check with John. He’s the one who organised it.
(2時に始まると思いますが、ジョンに確認した方がいいです。彼はその会議を決めた人だから。)



以上のように「I think that」は様々な文脈で使う事ができますが、結局は「~だと思います」という意味です。違いとしては、その後に使う表現によってニュアンスを変える事ができるという事です。



I take it (that)の意味と使い方


I take it (that)の意味と使い方

次の「I take it」は「~と理解する・受け取る」という意味になりますが、「~のようですね」という意味にもなります。

つまり、この表現を使うと自分がもうすでに理解して知っている情報を確認することになります。「推測できる情報」を口に出して言う際に使う表現になります。

言葉だけで説明すると難しく聞こえると思いますので、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


I take it (that)の使い方 例文



A: Mark is at home with the flu, so I take it that the meeting has been cancelled?
(マークはインフルエンザになって家で休むことで会議はキャンセルされたでしょうね。)

B: Yes, didn’t you get the email?
(そうですよ。メールはまだ届いていないですか。)

A: No, not yet.
(まだです。)



A: You look pleased! I take it you passed your exam?
(あなたは嬉しそうだね! 試験に合格したそうだね!)

B: I did! I’m now a fully qualified accountant!
(合格したよ! 私はもうちゃんとしたライセンスをもった会計士です!)

A: Pete looks depressed. I take it he didn’t get the promotion.
(ピートは落ち込んでいるようだね。彼は昇進できなかったようだね。)

B: It looks that way.
(そうみたいですね。)





「調査して結果が分かったら連絡する」とは英語で何という?


「調査して結果が分かったら連絡する」とは英語で何という?
次は「調査して結果が分かったら連絡する」という表現を英語にすると、どのような言い方になるのでしょうか。まずは英語で「結果」という意味になる言い方について考えてみましょう。

実はこのような表現をする際には、文脈によって言い方が変わると思います。この「結果」という言い方は文脈によっては「results」でも「outcome」のどちらでも使えます。

そして、日本語から直訳せずに違う表現をした場合には、「results」や「outcome」を使わずに他の言い方で表現する事も出来ます。例えば、「ある問題の原因」について話している際には、下記のような言い方をする事もできます。


I’ll investigate the problem and let you know when I have found out the cause.
(問題を調べて、原因が分かったら連絡します。)


これ以外の他の言い方として、このような言い方でもOKです。


I’ll look into the problem and I’ll contact you when I know what caused it.
(問題を調べてから問題を起こした原因が分かったら連絡します。)


「results」は多くの場合、「数字的な結果」について話す際に使う英語です。例えば、以下のような場合に使います。


「I got the results of your blood test back and you have an iron deficiency.」
(あなたの血液検査の結果をみて貧血だと分かりました。)※医者のセリフ



According to the results of the survey, 80% of British people drink tea at breakfast time.
(アンケートの結果によると、80%のイギリス人は朝ごはんの時に紅茶を飲むそうです。) ※私が勝手に想像した統計です(笑)



そして「outcome」は数字ではなく「質的な結果」について話す際に使う単語になります。例えば、このような場合です。


What was the outcome of that discussion with your boss?
(上司との話の結果は何でしたか。)

Voting has now stopped but we still don’t know the outcome of the election.
(投票はもう終わりましたが、選挙の結果はまだ分かりません。)※この場合resultでもオッケーです。



それでは元の質問に戻りますが、「調査」の種類が数字的なものであれば「result」を使っても大丈夫だと思います。例えば。


When I know the results of the investigation, I’ll contact you.
(調査して結果が分かったら連絡します。)



もし、「問題の原因を調べる」ような文脈であれば、「result/outcome」の使用をさけて、違う書き方をした方がより自然だと思います。例えば。


「I’ll look into the problem and when I find out the cause, I’ll contact you.」



以上になりますが、思っていたような回答になりましたでしょうか。文章だけでは説明しにくいテーマでしたが自分なりに頑張って答えてみました!

他にもこんな事を知りたいといった疑問がある方は是非ご連絡くださいね。必ず質問に答えます。



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