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イギリス人って英語で何という? 正式な言い方とスラングの言い方

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英語で「イギリス人」という意味になる表現やスラング


皆さんこんにちは。今回の記事では「イギリス人」という意味になる「英語表現、スラングの言い方」を紹介したいと思います。



皆さんは「イギリス人」の事を英語で何と言うのかご存じの方も多いと思いますが、実は正式な言い方以外にもスラング、口語的な言い方もあります。

そして、その他にも他の英語圏の国の人が使うイギリス人のニックネームのような言い方もあります。そこで、今回の記事では「イギリス人という意味になる英語表現」を全て紹介してみたいと思います。




Britという言い方


Britという言い方

まず最初に紹介するのは「Brit」という言い方です。単語の発音はそのまま「ブリット」という発音になります。「イギリス」の正しい言い方は「the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」というとっても長い言い方になります^^。

皆さんもご存じかと思いますが、イングランド、スコットランド、ウェールズが入っている島を「Great Britain」と言います。そのことから「イギリス」は時々「Britain」と呼ばれます。

そして、そのことから「イギリス人」は「Brit」と呼ばれるようになりました。その昔「Britisher」という言い方も使われていたそうですが、この言い方は現在は使われません。少し古くて変な言い方です。

この「Brit」は名詞ですが「British」という形容詞もあります。ですから、イギリス人が誰かに国籍を尋ねられた場合には「I’m British」と返事する人が多いです。それでは、実際に使い方を例文でみていきましょう。


Britの使い方 例文



A: Is Tom an American?
(トムはアメリカ人ですか。)

B: No, he’s a Brit. He was born in London.
(違います。イギリス人です。彼はロンドンで生まれました。)



A: Do you work with any foreigners?
(外国人と一緒に仕事をしていますか。)

B: Yes, I work with two Brits and three Aussies.
(はい、二人のイギリス人と三人のオーストラリア人と働いています。)※「Aussie」は「Australian」の省略。



A: Are you British?
(あなたはイギリス人ですか。)

B: I’m British and American. I was born in America but both my parents are Brits.
(私はイギリスとアメリカの国籍を両方持っています。私はアメリカで生まれました、両親はイギリス人です。)





Englishman・Englishwomanという言い方


Englishman・Englishwomanという言い方

皆さんもご存じだと思いますが、「イギリス」は連合国なので4つの国が入っています。そのため「Brit」だけではなく、イギリス人の中には「自分の国の国籍」を言う人もいます。

例えば、イングランド出身のイギリス人は「Englishman」といいます。しかし、この言い方は女性には合わないので、女性は「Englishwoman」(イングランド人)という言い方を使っています。そして、ユニセックスの「English」という言い方もあります。しかし、これは形容詞です。

他には「Scot/Scottish」(スコットランド人)、「Welshman/Welshwoman/Welsh」(ウェールズ)、「Northern Irishman/Northern Irishwoman/Northern Irish」という言い方もあります。それでは、実際の使い方を例文でみてみましょう。


Englishmanの使い方 例文



A: Is Catherine married now?
(キャサリンは今結婚していますか。)

B: Yes, she married a nice Englishman called Bill.
(はい、ビルという優しいイギリス人と結婚しています。)



A: I didn’t know Elizabeth was Welsh! I thought she was English.
(エリザベスがウェールズ人だったと知らなかった!イングランド人だと思った。)

B: She was born in Wales, but moved to England when she was young, so she doesn’t have an accent.
(ウェールズで生まれたけど、小さい頃イングランドに引っ越したのでウェールズ訛りはない。)



A: Is it true that Englishmen are not romantic?
(イングランド人の男性がロマンチックじゃないという噂は本当かな。)

B: I think it depends on the person. My husband is Japanese so I can’t comment!
(人によると思うよ。でも、私の主人は日本人だからコメントできないわよ!)





Limey/Pomという言い方


Limey/Pomという言い方
他の英語圏の国の人達は「イギリス人」という意味になるスラングをよく使います。このスラングの言い方ですが、別に「悪口」ではありません。

このサイトをよく御覧になる方はご存じかもしれませんが、英語圏の国は共有している文化も多いですが、それぞれ異なるカルチャーがあります。

しかし、お互いの国はまるで親戚のように仲良しだと思いますので、お互いに生意気なニックネームを問題なく使えます(笑)。国際的な問題にはなりません(笑)。

例えば、イギリス人はアメリカ人を「Yankees」または「Yanks」と呼んでいます。アメリカ人はイギリス人のことを「Limeys」と呼んでいます。この言い方は1800年代から使われています。

元々は「イギリス海軍」という意味でした。その理由としては、イギリス人の海軍兵は病気を防ぐためにライムジュースをよく飲んでいたそうです。その事で現在「Limey」は「イギリス人」という意味になりました。

オーストラリア人はイギリス人を「Poms」または「Pommies」と呼んでいます。この言い方は特にスポーツの試合(クリケットやラグビー)の時によく出てきます。

この言い方の由来は不明ですが、おそらく「pomegranate」(=ざくろ)という単語から来たと考えられていますが、由来はまだ不明です。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。


Limey/Pomの使い方 例文



A: That guy was nice. Australian, right?
(その人は優しかったね。オーストラリア人でしょう?)

B: No, he was a Limey! Can’t you tell the difference?
(違う!イギリス人だよ! 区別できないの?!) ※アメリカ人が話している場合



A: Did you enjoy the cricket match yesterday?
(昨日のクリケットの試合は楽しかった?)

B: Yeah, I love it when we beat the Poms!
(そうだよ! イングランド代表チームに勝つことは最高だぞ!)※オーストラリア人が話している場合





Tommyという言い方


Tommyという言い方
この言い方はかなり古い言い方になりますが、昔の映画を観た際、古い小説を読んだりするとこの言い方が出てくると思います。特に戦争関係の映画や、そういった関連番組などによく出てくる単語です。

Tommyは「イギリス人の軍人」という意味になるニックネームです。その昔、イギリスの軍隊を募集する書類の「記入例」には「Tommy Atkins」という名前の例が記載されていたそうです。

日本だとよく名前の見本として使われる「田中太郎」のようなサンプルネームです。そのことから、イギリス人の軍人は「Tommy」と呼ばれるようになりました。


Tommyの使い方 例文



A: Thousands of Tommies were killed in the War.
(数千人のイギリス人軍人は戦争で亡くなりましたね。)

B: Yes, my grandfather died in Belgium in the Second World War.
(そうですね。私のおじいさんは第2世界大戦でベルギーで亡くなりました。)



A: It’s difficult to tell which soldiers are which in this black and white film.
(モノクロ映画で軍人を区別することは難しいね。)

B: The ones marching now are the Tommies.
(今進行しているのはイギリス人の軍人ですよ。)





Rosbifという言い方


Rosbifという言い方
フランス人はイギリス人の事を「les rosbifs」と呼んでいます。これは一応「悪口」のようなニックネームですが、イギリス人はこのニックネームを言われてもあまり気にしないと思います。

とにかく、もし私がフランス人に「rosbif」と呼ばれても笑ってしまうと思います。この単語は「roast beef」(ローストビーフ)という意味になります。

このような言い方がされるようになった理由は「イギリス人がよくローストビーフを食べる」という事が理由のようです(笑)。ちなみにフランス人以外のヨーロッパ人もこの言い方を使っているそうです(笑)。ポルトガル人もこの言い方を使っているそうです。

私はフランス語の例文を作る事はできませんが、もしフランス人の会話で「rosbif」という単語を耳にした時、それはイギリス人の文句を言っていると思った方がいいと思います(笑)。

それと、もし日本人が「イギリス人」という際に別の言い方をする事があるなら、是非教えてくださいね(笑)。また、当サイトにご質問がある方は是非、以下のリンク先ページやFacebookからご連絡下さい。


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