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gegenpressing、to park the bus、squeaky bum timeの意味とは? 使い方は?

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オックスフォード辞書に新登録されたサッカー用語3つ


Mairi
Mairi
皆さんこんにちは。今回の記事でも引き続きOED( Oxford English Dictionary)に新しく登録された「gegenpressing、to park the bus、squeaky bum time」3つの英語の意味と使い方を紹介したいと思います。



皆さんはカタールで行われたサッカーワールドカップは観ましたか。日本代表は凄く頑張っていましたね。ドイツ戦とスペイン戦は特に素晴らしかったです。とても感動しましたね!

このサイトを以前からご覧の方はご存じの方も多いと思いますが、私は小さい頃からプレミアリーグが大好きでレスター・シティというチームを応援しています。そのためサッカー英語に関しては、日頃からよくチェックしています。ワールドカップのこともありますが、は最近になって新しいサッカー用語を辞書に登録しました。

そこで今回の記事では、OEDに新しく追加されたサッカー用語の3つの意味と使い方を紹介したいと思います。ところでサッカーに興味がある方はこの雑誌がお勧めです。サッカー英語を紹介しているページは、私が書いています^^。 是非ご覧ください。

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gegenpressingの意味と使い方


まず最初に紹介する「gegenpressing」という表現は元々はドイツ語が由来です。「gegen」は「カウンター」という意味なり、「pressing」は「プレッシャーを与える」という意味になります。サッカーの会話で使うと「相手チームがボールを持っている時、ミスを誘うため懸命にプレッシャーを与える」という意味です。

イングランドのプレミアリーグ「リバプール」はこのプレイをする事で有名です。この表現はワールドカップの時に日本語でもそのまま使われていましたね。日本対ドイツ戦が行われる前に、あるテレビ番組でこの「gegenpressing」が紹介されていました。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。


gegenpressingの使い方 例文



A: Why is this team so successful?
(このチームはどうして成功していますか。)

B: They use gegenpressing to force the opposition into making mistakes.
(相手のチームのミスを誘うためにゲーゲンプレスという作戦を使っています。)



A: I think our team should do more gegenpressing.
(うちらのチームはさらにゲーゲンプレスを使った方がいいと思う。)

B: Our players don’t have the stamina for that!
(うちらのチームの選手はそんなスタミナがないよ!)





to park the busの意味と使い方


次に紹介する「to park the bus」は「ディフェンスモードに入る」という意味になる表現です。この表現は「ゴールの前の大きいバスを止める」というイメージから来ている表現なんだそうです。例えば、あるチームが先にゴールを取った後、その後得点を許さないようにディフェンスをしっかりするというシーンで使うような表現です。

これはとてもネガティブなプレイですが、かなり効果的な作戦です。この表現は2004年に初めて英語で使われたそうです。ジョセ・モウリーニョというポルトガル人の監督によって使われだしたそうです。おそらくポルトガル語で使われていた表現を英語に直訳したではないかと考えられています。それでは、実際の使い方をみていきましょう。



to park the busの使い方 例文



A: Leicester are winning one nil! Only 5 minutes left of the game.
(レスターは1対0で勝っているね。あと試合は5分しか残っていない。)

B: If they just park the bus, they can win this game.
(しっかりディフェンスをしたらきっと勝てるね。)



A: This game is so boring.
(この試合は退屈だね。)

B: Yes, Chelsea just parked the bus in the second half.
(そうだね。チェルシーは後半に入って単純にディフェンスモードに入ったね。)





squeaky bum timeの意味と使い方


次の「squeaky bum time」という面白い表現は「ピンチ」や「試合が危ない状況になった」という意味になるスラングです。この表現はサッカー以外のシーンでも使えます。例えば「緊張している時」などに使える表現になります。

例えば、ある試合で一生懸命ディフェンスをしているチームについて話す際「squeaky bum time for the defenders」(ディフェンダー達はピンチの時間を迎えた)という表現として使えます。

この表現は元々マンチェスター・ユナイテッドの監督アレックス・ファーガソンによって使われだしたそうです。今、イギリス人のサッカーファンはよく使っているスラングです。それでは、実際の使い方を例文を見てみましょう。


squeaky bum timeの使い方 例文



A: Our defence looks weak. The opposition must score!
(ディフェンスは弱そうだね。相手チームはきっと得点を取るでしょう!)

B: Yeah, it’s squeaky bum time!
(本当にピンチだよね!)



A: Congratulations on the win!
(優勝おめでとうございます!)

B: Thank you! We had a bit of squeaky bum time at the end, though!
(ありがとう! 試合の最後の方はピンチだったけど!)





まとめ:OED新しく入ったサッカー用語


この間のワールドカップの影響もあってなのか、OEDは新しいサッカー用語を辞書に追加しました。gegenpressingは「相手チームがボールを持っている時にミスを誘うため懸命にプレッシャーを与える」という意味で日本語としても使われ出していると思います。to park the busは「ディフェンスモードに入る」という意味のサッカー用語です。

そして「squeaky bum time」は マンチェスター・ユナイテッドの監督アレックス・ファーガソンによって使われだした表現です。これは「試合が危ない状況になった」という意味になるスラングになります。

今回はこれで以上になりますが、サッカー英語やスポーツに関する英語の質問がある方は、是非ご連絡くださいね! 質問お待ちしています^^


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