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in a huff、mardy、got a monk onとはどんな意味?

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イギリス人が使う「不機嫌」という意味になる英語表現


Mairi
Mairi
皆さんこんにちは。今回の記事ではイギリス人がよく使う不機嫌という意味になる「in a huff、mardy、got a monk on」という表現について紹介していきたいと思います。


実は英語では不機嫌という意味になる言い方がいくつかありますが、この記事では主にイギリス人がよく使う不機嫌になるという表現を中心に紹介したいと思います。

これらの中には少しマニアックな表現もありますが、意外と面白い表現になると思いますので紹介していきたいと思います(笑)。それでは「不機嫌」をイギリス英語では何というのでしょうか。




in a huffの意味と使い方


まず最初に紹介するのが「in a huff」という表現です。この表現は「ムッとして」、「怒る」、「喧嘩の後に不機嫌な状態」というニュアンスを与える表現です。huffの発音は「ハフ」という音になります。この単語は擬音語になると思います。つまり、怒った時にでるため息の音から来た擬音語だと思います。

他にも「huffy」という関連語もあります。これは形容詞で「イラっとしている」という意味になります。「get huffy」という表現もよく使われます。それでは実際のイギリス人の使い方を例文でみてみましょう。


in a huffの使い方 例文



A: Why is Mike in a huff?
(マイクは何で不機嫌なの?)

B: His wife told him off. He left his wet towel on the floor.
(奥さんに怒られた。彼は濡れたタオルを床に置きっぱなしにしたから。)
※これはイギリス(世界中の夫婦・カップルも!?)でよくある夫婦喧嘩の原因です(笑)



A: What’s wrong with Karen?
(カレンはどうしたの?)

B: I asked her to rewrite a sentence in the report and she got huffy.
(私はレポートに一つの文章を書き直してくれと言ってたから怒っちゃった。)





mardyの意味と使い方


この「mardy」という表現は主にイギリスの北部で使われています。例えば、ヨークシャー、マンチェスター、ノッティンガムではよく使われる表現です。

発音は「マーディ」という音になります。意味は「不機嫌」、「怒っている」という意味になります。「mardy bum」という表現もあります。これは「不機嫌な人」という意味になります。イギリスのArctic Monkeysというロック・ポップグループはMardy Bumという曲を作りました。




やはり、Arctic Monkeysはヨークシャー出身です。それでは、実際のイギリス人の使い方を例文でみてみましょう。


mardyの使い方 例文



A: Why are you so mardy?
(あなたはどうしてそんなに不機嫌なの?)

B: Because you were late and you didn’t ring!
(君が遅れたのに電話しなかったからだ。)



A: Kate’s a bit of a mardy bum today.
(ケイトは今日不機嫌だね。)

B: Yeah, I think she got dumped by her boyfriend.
(そうだね。彼氏と別れたと思うよ。)





got a monk onの意味と使い方


私はこの「got a monk on」というフレーズを聞くたびに笑ってしまいます^^。この表現も主にイギリスの北部で使われています。私は大学を卒業した後に数年間イギリスのヨークという所で会計士として働いていました。

私はその会社のスタッフの中でたった一人の女性でした。私は男性の同僚と仲が良くお互い冗談を言い合ったりしながら楽しく会話しながら仕事をしていました。しかし、私は一人だけの女性スタッフだったので、来社する顧客によく「秘書」や「お茶係」だと間違えられました。それで私はよく不機嫌になっていました(笑)。

それをみた男性の同僚によく「Macca’s got a monk on!」という表現でからかわれました。「got a monk on」は「怒っている・不機嫌」という意味になります。そして、私の苗字は「McLaren」なのでニックネームは「Macca」でした(さすが男の世界という感じでしたが笑)。今でもその表現を思い出すと笑ってしまいます。

monk」は「お坊さん」という意味になります。「坊さん」は「無言で真面目」というイメージがあるから「got a monk on」という表現は「怒って無言になった」という意味の口語になっていったと思います。それでは実際のイギリス人の使い方を例文で確認してみましょう。



got a monk onの使い方 例文



A: Why’ve you got a monk on?
(何であなたは怒っているの?)

B: Because that customer was really rude!
(あの客はとても失礼だったから!)



A: Don’t go near the boss today.
(今日は上司に近づかない方がいいよ。)

B: Why not?
(どうして?)

A: He’s got a right monk on.
(彼はすごく不機嫌だよ。)





まとめ:不機嫌という意味になる表現


まとめると、イギリス英語では「不機嫌・怒っている」という意味になる表現が多いです。今回の記事では「in a huff/huffy」、「mardy」、「got a monk on」という三つの表現を紹介しました。

この中では「in a huff」という表現が最も役に立つと思いますが「got a monk on」という表現は私のお気に入りなので合わせて紹介してみようと思いました^^

これで以上になりますが、イギリス英語に関する聞きたい事があれば是非ご質問くださいね。


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