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dog(犬)を含む英語イディオム

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英語でよく使うdog(犬)に関する有名なイディオム3選


みなさんこんにちは。今回のテーマは「dog(犬)含む英語イディオム」で有名な表現3つ紹介したいと思います。日本語にも犬を含む表現は多いと思いますが、実は英語のイディオムにも「犬」に関するものが多いです。

この記事のまとめ

  • it’s a dog eat dog world(食うか食われるかの世界)
  • in the doghouse(人に怒られている状態)
  • let sleeping dogs lie(寝ている犬を起こすな)



これら3つの有名なイディオム意味、由来、ネイティブが使う際の正しい使い方を例文をまじえて紹介したいと思います。日常会話にも結構出てきますので知っておくと役立つはずです。




it’s a dog eat dog worldの意味と使い方


このイディオムはビジネス英語やスポーツに関する会話によく出てきます。このイディオムは「食うか食われるかの世界」=「弱肉強食」といったニュアンスの意味です。つまり「競争が激しい世界」という意味になる表現です。

ですので、ビジネスやスポーツの世界の競い合う世界を表現する際にぴったりの表現です。ですので、よく競争的な場面で人を注意する際に等にも使える表現です。

この「dog eat dog」という表現の由来を調べると、元々はラテン語の諺が由来になったという情報があります。元々の表現は「a dog does not eat the flesh of another dog」(犬は他の犬を食べない)だったそうですが、その諺は少しずつ変化して「競争的な社会」という意味になってきました。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


it’s a dog eat dog worldの使い方 例文



A: I was just about to sit down on the train when someone cut in and took my seat!
(私は電車で席に座ろうとした瞬間に誰かが割り込んで私が狙っていた席に座りやがった!)

B: Well, it’s a dog-eat-dog world! You need to be faster!
(まぁ、食うか食われるかの世界なのよ。もっと早く座らないとだめ!)



A: How do you like working in publishing?
(出版業界で働く事はどうですか。)

B: It’s a dog-eat-dog industry. There are so many people who are after my job.
(とても競争的な業界ですよ。私の仕事を狙っている人が多いです。)





be in the doghouseというイディオムの意味と使い方


この「be in the doghouse」という表現を直訳すると「犬小屋にいる状態」という意味になりますが、実際にイディオムとして使うと「人が怒られた状態」という意味になります。例えば、夫婦喧嘩の場合に旦那が奥さんに叱られたときに雰囲気が悪くなります。

そして喧嘩中は奥さんが不機嫌になっているので、その間旦那は「in the doghouse」という状態になります(笑)。このイディオムの由来はおそらく「怒った人が悪い人を犬小屋に行かせた」というシチュエーションのイメージが由来になっているのではないかと思います。

ところで、イギリス人は犬小屋を「kennel」と呼びます。アメリカ人は日常会話でも犬小屋を「doghouse」と呼びます。それでは、実際の使い方を例文でみてみましょう。



be in the doghouseの使い方 例文



A: Mum, why are you and dad not talking to each other? Have you had a fight?
(ママ、どうしてパパと話していないの?喧嘩したの?)

B: Dad’s in the doghouse because he forgot our wedding anniversary. Again.
(パパは私たちの結婚記念日を忘れたからママが怒っているのよ。また忘れたから。)



A: What’s wrong? You have been angry all day. Am I in the doghouse again?
(どうしたの?あなたは一日中怒っているね。私はまた悪い事しちゃったかな?)

B: You left the washing up for me again! Just wash your own dishes!
(また汚い皿をそのままにしたよ!自分の皿を洗いなさい!)





let sleeping dogs lieというイディオムの意味と使い方


このイディオムを直訳すると「寝ている犬をそのままにする・寝ている犬を起こすな」という意味になります。イディオムとして使うと「さわらぬ神にたたりなし」という意味になります。この表現は日本にもありますね。

つまり、「問題になりそうな事に触れない」というニュアンスの表現です。このイディオムは数百年前から使われています。

歴史を遡ると、イギリス人の詩人ジェフリー・チョーサーという人が既に14世紀から使っていたようです。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で覚えてみましょう。


let sleeping dogs lieの使い方 例文



A: I had a fight with Mike last week, but we haven’t talked about it since. Do you think I should discuss it with him today?
(先週マイクと喧嘩したけど、それ以来そのことについては話していない。今日彼とそのことについて話し合ったほうがいいと思う?)

B: Well, unless he’s still angry, I’d let sleeping dogs lie.
(まあ、彼がまだ怒っていない限り、事を荒立てない方がいいんじゃない。)



A: Cathy and Will said they are getting divorced. Do you think I should talk to them both and try to change their mind?
(キャシーとウィルは離婚すると言った。彼らと話してその考えを改めさせようとした方がいいと思う?)

B: No, it’s none of your business. Let sleeping dogs lie.
(いいえ、あなたと関係ない事だよ。ほっといた方がいいよ。)



これで以上になりますが、dog(犬)を含む英語のイディオムは英会話にもよく出てきますので、特に今回の3つの表現の意味と使い方は覚えておくべきです。ハリウッド映画や海外ドラマを観ている際、音楽を聴いている際にも出てきます。

ところで、イギリス英語のイディオムをもっと知りたいという方はこちらのブリティシュイングリッシュイディオムマスターというイディオム専門教材はお勧めです。イギリス人の日常会話でよく出てくるイディオムを詳しく解説しています。

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