イギリス英語 PR

アメリカではtoなし不定詞? イギリスではto+不定詞? どっち?

アメリカではtoなし不定詞? イギリスではto+不定詞? どっち?
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

📚 イギリス英語のバイブル教材
British English Master 👂

教材の詳細

動詞のhelp+不定詞の用法:toを使う必要はある?



今回の記事では久しぶりに読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。今回の質問は「不定詞の使い方」に関する質問です。

不定詞には色々な使い方がありますが、今回のテーマは「help+不定詞」というパターンについての質問です。


この記事のまとめ


  • helpはは特別な動詞。何故なら「原形不定詞」と一緒に使える為。
  • 一般的に一般動詞+to不定詞という使い方だがhelpの場合はtoを抜く事が可能。
  • 最近ではイギリス人もアメリカ人と同様にtoを抜く人が増えている。



それでは実際に頂いた質問内容はこちらになります。


読者の方の質問:


Can you help me study EnglishはCan you help me to study English?としてもいいと思いますが、参考書などには「アメリカ英語ではtoなし不定詞を使い、イギリス英語ではto不定詞を使うことが多い」など説明してあります。イギリスでの実際の用法について教えてください。





スポンサーリンク

英米のhelp me studyとhelp me to studyの違い


ご質問ありがとうございました。内容をみて私なりに「help me study」と「help me to studyの違い」についてよく考えてみましたが、やはり、イギリス人の私は「help me study」という言い方を使うと思います。

勿論、help me to studyという言い方も文法的には正しいと言えますが、日常会話ではtoが必要ない場合に抜く傾向があり、これはイギリス英語でもアメリカ英語でも同じだと思います。

参考書にある通り、使用率について違いがあるかもしれませんので、こんな時に便利なGoogle N-gramというお役立ツールを使って調べました。

このツールはとても優秀で今まで出版された数多くの本や新聞記事やメディア記事の中で使われている英語を基データとして、英単語やフレーズの使用率を分析するツールです。

グラフはこちら:


このグラフを見てみると「help me to」はイギリス英語よりもアメリカ英語で使われているようです。しかし、使用率に大きな違いはないので、使い方はあまり変わらないと思います。しかし過去の使い方は逆だと思います。

そして、「help me study」というフレーズを調べると、このフレーズもアメリカ英語での使用率の方が高いです。正直にいうと、私はこの理由が分かりませんが、おそらく「help me study」という表現自体イギリス英語であまり使われていない気がします。

イギリス人は一般的に「study」という動詞よりも「do」や「learn」を使うと思います。特に言語の勉強について話す際に「learn English」や「learn Japanese」という表現を使います。

その理由としては、言語は実際に使うスキルという事が関係しているからなのではないかと思います。




「learn a language」と「study a language」をイギリス英語で比較すると以下のようになります:



これをみると、やはり「learn a language」の方がよく使われていますね。


スポンサーリンク

他の「原形不定詞」(bare infinitive)の例


動詞helpと一緒に不定詞を使う場合は「toを抜く」場合が多いです。toなしの不定詞は「原形不定詞」と言います。英語ではbare infinitiveと言います。

helpだけではなく、他の動詞の場合にもbare infinitiveを使えます。bare infinitiveと一緒に使える動詞は主に「知覚動詞」です。例えば、watchやhear、see、notice、feel、senseなどの動詞ですね。


原形不定詞の例



I watched him leave.
(私は彼が去るのを見ました。)

She heard her dad sing.
(彼女はお父さんが歌うのを聞こえました。)



そして、助動詞を使う場合には「原形不定詞」を使います。


I made her go.
(私は彼女に行かせました。)

I had him wash my car.
(私は彼に車を洗ってもらいました。)



最後は「bid」という動詞もあります。「bid」という動詞には色々な意味がありますが「述べる、告げる」という意味で使うと「原形不定詞」と一緒に使えます。例えば、例としては。


I bade him farewell.
(彼にさようならを言いました。)



このbid(過去形:bade)は古くフォーマルな動詞なので日常会話ではあまり使われません。しかし、helpと同じように「原形不定詞」と一緒に使える動詞です。

私の個人的な意見として、イギリス英語でも「help to 動詞」というパターンはそのうち消えてしまうのではないかと思っています。他にも質問がある方は是非ご連絡くださいね。


スポンサーリンク

イギリス英語のバイブル教材

ブリティッシュイングリッシュマスターは本サイトの運営者である私が完全監修・制作したイギリス英語を習得する為の専門教材です。音声のレコーディングから、本文の制作・編集も私が手作りしているので、イギリス人としての英語のニュアンスも完璧です。ネイティブのイギリス人が使う自然なフレーズや、アメリカ英語との違いを中心にイギリス英語の文法、発音、スペルについてもアメリカ英語と比較しながら詳しく紹介しています。

教材内では、イギリスのカルチャーも紹介していますので、イギリス英語以外にも、イギリスのカルチャーに興味がある方にも是非読んでもらいたい内容です。RPアクセントの音声も付属しているので、通勤中の電車中や空いた時間を使ってこの音声教材でいつでもイギリス英語の発音が勉強出来ます。

イギリス英語のバイブル ブリティッシュイングリッシュマスター 




スポンサーリンク

イギリス英語に特化したイディオム教本


ブリティッシュイングリッシュイディオムマスターはイギリス英語のイディオムを学習する為の専門教材です。本教材ではイギリス英語特有のイディオム表現や諺、その他にもマニアックなイギリス英語のイディオムを紹介している日本でも珍しいイギリス英語専門の辞書教材です。

イギリス人の日常会話やイギリスの映画、テレビドラマ、新聞、小説等に使われているイディオムをコツコツと集め、イディオムの歴史やルーツを調べて日本人のイギリス英語学習者の為に分かりやすく解説しています。

1つのイディオムにつき2つの例文を掲載しているので、イディオムの使い方やニュアンスもしっかりと学習できます。この教材もmp3の音声が付属しているので、場所を選ばす空いた時間を有効に利用していつでもイギリス英語のイディオムが勉強出来る教材です。


イギリス英語のイディオム専門教材:ブリティッシュイングリッシュ・イディオムマスター
⇒ 教材の詳細