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holidayとvacationの違いについて:イギリス英語とアメリカ英語の「holiday」と「vacation」違いについて

holidayとvacationという単語のイギリス英語とアメリカ英語の違い
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holidayとvacationという単語のイギリス英語とアメリカ英語の違いについて



今回の記事は、ネットでも比較的多くの質問のテーマとしてあげられている、holidayとvacationという単語のイギリス英語とアメリカ英語の使い方の違い、ニュアンスの違い、意味の違いについて紹介していきたいと思います。


実はイギリス人は(イギリス英語では)、「vacation」という単語を使いません。勿論、アメリカの映画、テレビ番組などの影響によりイギリス人も「vacation」という単語の使い方は分かりますが、一般的に日常会話として使う人は殆どいないと思います。



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イギリス英語の「holiday」という単語の使い方



イギリス英語で、「holiday」という単語は「学校・仕事の休日・休み」や(クリスマスなどの)「祭日」や、「海外旅行」という意味で使われます。例文で説明した方が分かりやすいと思いますので、以下に紹介していきたいと思います。


イギリス英語: Did you enjoy the summer holidays?
日本語:(夏休みは楽しかったですか?)


イギリス英語: I went on holiday to Spain last year.
日本語:(私は去年スペインに旅行に行きました。)
※「to go on holiday to ○○」(○○に旅行に行く)というフレーズは、とても役に立ちますので覚えておくと便利です!


イギリス英語:Ben’s on holiday today. He’ll be back at work tomorrow.
日本語:(ベンは今日休みです。彼は明日仕事に戻ります。)


イギリス英語: Monday is a Bank Holiday so I don’t have to go to school.
日本語:(月曜日は祭日ですから、私は学校に行かなくていい。)
※ イギリスの休日は「Bank Holiday」と言います。


「holiday」は一般的に名詞として使われていますが、動詞としても使う事が出来ます。



イギリス英語の「holiday」を使った例文



イギリス英語:My parents holiday in France every year.
日本語:(私の両親は毎年フランスに旅行に行く習慣があります。)


そして他にも「holiday」関連の単語があるので紹介したいと思います。


  • holidaymaker (休日を楽しむ行楽客)
  • holiday brochure (旅行パンフレット)
  • holiday camp (休暇村)
  • holiday home (別荘)


イギリス英語では、他にも「休み」という意味を表わす単語があります。例えば、イギリスの職場で働くと以下のような単語やフレーズを耳にするかもしれません。



イギリス英語としての使い方: annual leave (年休)


イギリス英語:I can take 20 days of annual leave each year.
日本語:(私は一年に20日間の年休をとる事が出来ます。)
※ 一般的にイギリス人は必ず全ての年休を消化します!私は日本に来日する以前の職場で、年間25日間の年休を必ず取っていました^^


イギリス英語としての使い方: day off (学校・仕事の休み)


イギリス英語では、病気などの理由で仕事を休む際に、「holiday」という単語は使いません。「holiday」という単語は、何となく楽しいイメージを想像する単語なので、病気で休みを取る場合に「take the day off」や「be off sick」などのフレーズを使います。


イギリス英語:I was off sick with the flu yesterday.
日本語:(私は昨日インフルエンザで休みました。)


イギリス英語:Dave has taken the day off. He’ll be back tomorrow.
日本語:(デイヴは今日休みです。彼は明日仕事に戻ります。)
※ この場合は休むという理由をはっきりと言っていませんが、病気という可能性が高いです。



アメリカ英語の「vacation」の使い方


アメリカ人は「vacation」と「holiday」という単語を両方使いますが、使う際のニュアンスが違ってきます。「vacation」という単語は「旅行、夏休み、学校や仕事の休み」という意味として使います。また「holiday」は、「祭日・祝日(特にクリスマスシーズン)」という意味として使います。



アメリカ英語の「vacation」を使った例文:



アメリカ英語:My brother went on vacation to Hawaii last year.
日本語:(私の弟は去年ハワイに旅行に行きました。)


アメリカ英語:I spent the summer vacation at home.
日本語:(私は夏休みを家で過ごしました。)


アメリカ英語:Halloween is my favorite holiday.
日本語:(ハロウィーンは私のお気に入りの祝日です。)
※ ハロウィーンの日は休日にはなりませんが、「holiday」と呼ばれています。


アメリカ英語:I love the holiday season!
日本語:(私はクリスマスシーズンが大好きです!)

※アメリカでは、クリスマス・お正月のシーズンはよく「holiday season」と呼ばれています。そして、アメリカにはユダヤ人(ユダヤ系)が多く、「ハヌカー」というユダヤの祝日も冬に行われますので、最近は「Merry Christmas!」という挨拶だけではなく、「Happy Holidays!」というフレーズが使われるようになりました。

この挨拶は、「ハヌカー」、「クリスマス」、「お正月」という全てのイベントをひっくるめて、相手の宗教を気にせずに使えるフレーズです。


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