英語で「動物の群れ」という際の色々な言い方・動物の種類によって言い方は変わる?
皆さんこんにちは。今回の記事では、英語で「動物の群れ」という意味になる色々な表現を紹介していきたいと思います。
「動物の群れ」は特に日常会話のテーマにはならないかもしれませんが、テレビを観ていたり、本や新聞を読んだりすると「群れ」という単語は意外と出てきます。
例えば、イギリスのBBCが放送する「nature programme」(自然界の番組)を観ると「群れ」という単語は何回も出てきます。
ところで、自然界、動物などに興味があれば「BBCのネイチャードキュメンタリー」はお勧めです。映像美もさることながら見ていると引き込まれるような美しい映像だと思います。
私は最近自由時間に「U-NEXT(ユーネクスト)
ナレーションは英語ですが、日本語の字幕がありますので良いイギリス英語の勉強になると思います。それでは、これから英語ネイティブしか分からない「群れ」に相当するマニアックな単語を紹介したいと思います。
今回紹介する単語リスト:
- pack
- herd
- flock
- pod
- shoal/school
- troop
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英語で「犬・狼の群れ」という意味のpack

英語で「犬の群れ」や「狼の群れ」の事を「pack of dogs」や「pack of wolves」と言います。
他にも「犬っぽい動物の群れ」も「pack」と言います。例えば、コヨーテという動物の群れも「pack」になります。
packの使い方 例文:
He was chased by a pack of dogs.
(彼は犬の群れに追いかけられた。)
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英語で「牛の群れ」、「象の群れ」、「鹿の群れ」、「ロバの群れ」という意味のherd
英語で「牛、象、鹿」などの「草食動物の群れ」の事は殆どの場合「herd」と言います。例えば、「a herd of elephants」という言い方をします。
sheepも「herd」という言い方をする事も出来ますが、他の言い方もありますので「羊の群れ」という言い方については後ほど紹介します。
herdの使い方 例文:
The family next door are so noisy. It sounds like a herd of elephants are living there!
(隣の家族はとてもうるさいのよ。まるで隣のアパートに像の群れが住んでいるかのように聞こえます!)
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英語で「鳥の群れ」、「羊の群れ」、「ヤギの群れ」、「ガチョウの群れ」という意味のflock
一般的に殆どの「鳥の群れ」は英語で「flock」と言います。そして、理由は分かりませんが「羊とヤギの群れ」の場合も「flock」と呼ばれます。
ガチョウの場合、もう一つ別の言い方があります。それは「gaggle」という変な言い方です。つまり、「a flock/gaggle of geese」という言い方になります。
a flock (gaggle) of geeseの使い方 例文:
There is a flock (gaggle) of geese by the river.
(川のそばにはガチョウの群れがいます。)
英語で「イルカの群れ」、「鯨の群れ」、「アザラシの群れ」、「セイウチの群れ」という意味のpod
英語では一般的に「海に住んでいる大きな哺乳類の群れ」(イルカ、鯨、アザラシ、セイウチ)は「pod」と言います。自然界の動物をテーマにしたドキュメンタリー番組(BBCのネイチャー動画は有名です)を観るとこの単語がよく出てきます。
podの使い方 例文:
I saw a pod of whales from the boat.
(私は船から鯨の群れを見る事が出来ました。)
英語で「魚の群れ」という意味のshoal/school
魚には色々な種類がいますが、多くの場合、英語で魚の群れは「shoal/school」と言います。「school」(学校と同じ!)という言い方も使えます。
shoal/schoolの使い方 例文:
I swam near a shoal of fish.
(私は魚の群れの近くを泳ぎました。)
英語で「猿、類人猿の群れ」という意味のtroop
英語で「猿の群れ」、「類人猿の群れ」は「troop」と言います。そして、「カンガルーの群れ」も「troop」や「mob」と言います。
troopの使い方 例文:
He studied a troop of monkeys in the jungle.
(彼はジャングルに住んでいる猿の群れの研究をしました。)
上記に紹介した「群れ」の言い方は最もよく使う言い方なので、覚えておくと役に立つかもしれません。
しかし、他にもマニアックな言い方があります。中にはネイティブでも分からない場合もあると思います(笑)。
- カラス = a murder of crows
- ライオン = a pride of lions
- フクロウ = a parliament of owls
- 鳩 = a kit of pigeons
- 七面鳥 = a gang of turkeys
- ツバメ = a flight of swallows
もっとマニアックな動物の群れの名前の一覧リストを見たい方はこちらのページがお勧めです。
参考: List of English terms of venery, by animal
凄くマニアックな単語を覚えなくても大丈夫だと思いますが、私が紹介した「pack、herd、flock、pod、shoal、troop」くらいは覚えておくと、役に立つ時がくると思います。特に英語のネイチャー番組を観る際には役に立つと思います。
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