イギリス英語

電車の車両は英語で何と言う? coach、car、carriageの違いとは?

電車の車両は英語で何と言う?「coach」,「car」,「carriage」の違いとは?

電車の「車両」は英語で何という? ロンドンの地下鉄は何と言う? carは車という意味だけじゃない!?


Mairi
Mairi
皆さん、こんにちは。今回の記事では、今回のテーマは読者の方から頂いた質問として、英語で「車両」という意味になる様々な言い方を紹介したいと思います。


英語圏の国に旅行に行くと、国民性の違いからくるマナーの違い、教科書や英語教材で学んだ単語とは、違う使い方がされている単語などに気がつく方も多いのではないかと思います。

今回の内容もまさにそういった内容だと思いますので、読者の皆さんにもシェアしたいと思います。また、イギリス英語特有の言い方、アメリカ英語との違いもありますので、そちらも含めて紹介していきたいと思います。

それでは、読者の方から頂いた質問はこちら:



読者の方の質問:


いつも楽しく読ませていただいおります。イギリス旅行の際に電車の予約をしたところ、coach Cと、coachという単語が使われていました。

coachは、Victoria Coach Stationのように、長距離のバス、車両という単語はcarriageだと思っていたのですが、どのような違いがあるのでしょうか。

また、シャーロックでThe Tubeはcarと言っていましたが、どう使い分けていますか?

また、何故、ロンドンではエスカレーターで右側に立つのでしょうか? イギリスは左側通行ですよね。何か理由があるのでしょうか?ロンドンに行く度に謎に思っています。






先ずはご質問ありがとうございました。そして、いつも当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。読者の方から質問を頂くと私はとてもやる気が出ます^^

この質問を拝見する限り、二つの質問があると思いますので、それぞれ分けて答えてみたいと思います。先ずは「車両」の英語の言い方について話してみたいと思います。

その後、ロンドンのエスカレーターマナーについて話してみたいと思います。それでは「車両」は英語で何というのでしょうか?






「車両」は英語で何と言う?


電車の車両は英語で何と言う?「coach」,「car」,「carriage」の違いとは?
簡単に言ってしまうと、coachcarriagecarは全て「車両」という意味になります。

この「coach」という単語の由来は16世紀のフランス語から来ているそうです。この単語は元々「大型四輪馬車」という意味でした。古い小説など読んでいると、「馬車」は「coach」という意味で使われています。

そして「carriage」も同じようにフランス語の名詞から来ています。「carriage」は「carry」(持ち運ぶ)という動詞と同じ由来があります。そして、「carriage」も元々は「馬車」という意味から来ています。

まとめると、「coach」、「carriage」、「car」は全て「馬車」の由来があります。



coachとcarriage、carの意味と使い方


「coach」と「carriage」、「car」の意味と使い方

イギリス英語において、coach、carriage、carという3つの単語は全て使われています。日常会話に関して言うと、carriageが最もよく使われていると思います。しかし、イギリスの各鉄道会社はそれぞれ違う言い方を使っています。

これには特別な理由はないと思いますが、単純にそれぞれの会社の方針だけなんだと思います。例えば、ロンドンの地下鉄は「car」という言い方を使っています。

そのため、シャーロックの「The Tube」というエピソードを見ると「car」という言い方が出てきます。

そして、長距離電車のチケットを予約する際、「Coach A」(車両A)や「Coach D」(車両D)などの言い方が使われています。これは主に切符に印字されている言い方です。

ですから、例えば、駅員と話すような際には以上のような言い方を使えば良いと思います。例えば、「Where will Coach D stop?」(車両Dはどこで止まりますか?)など。

長距離電車の中には、「カフの車両」があります。これは「buffet car」といいます。アメリカ英語で「dining car」という言い方になります。

日常会話で電車の車両について話す際には、イギリス人は一般的に「carriage」という言い方を使っている人が多いと思います。

例えば、「The carriage was full of football fans.」(車両の中にサッカーファンが多かった)などの言い方をします。

ですから、こういった文脈で「coach」や「car」を使うイギリス人は少ないと思います。そして、アメリカ人は一般的に「car」という言い方をする人が多いです。


まとめると、「coach」、「carriage」、「car」は全て同じ意味になりますが、車両の名前を言う際に「Coach + 番号・文字」という言い方になります。

そして、carはロンドン地下鉄の言い方ですし、アメリカ英語の言い方にもなります。carriageは単純に「車両」について話す際に使う言い方になります。




イギリス英語で「長距離バス」という意味のcoachの使い方


イギリス英語で「長距離バス」という意味になるcoachの使い方

そして、イギリス英語で「coach」という単語は「車両」という意味だけではなく「長距離バス」という意味にもなります。

そのため、外国人にとっては、「coach」という単語は紛らわしい単語ですね。結局はこういった単語は文脈で意味の違いが分かるはずだと思います。



イギリス英語のcoachの使い方 例文:



My train was cancelled so I took the coach from London to Newcastle.
(私の電車はキャンセルされたので、ロンドンからニューカッスルまで長距離バスに乗った。)


Coach tickets are cheaper than train tickets.
(長距離バスは電車より安いです。)


My ticket was for Coach C but it was too noisy in there so I sat in the buffet car.
(私は車両Cのチケットがありましたが、うるさかったから食堂車に座りました。)


There’s no station in my town so I always take the coach to London.
(私の地元の町には駅がありませんので、ロンドンに行く際に長距離バスに乗ります。)


I booked a ticket for the “quiet coach”.
(私は「クワイエット車両」のチケットを予約しました。)

※多くの長距離の電車は「quiet coach」という車両があります。この車両の中では大きい声で話したり、電話したりする事は禁止されています。







ロンドンの地下鉄のエスカレーターのマナーについて


ロンドン地下鉄のエスカレーターマナーについて

ロンドンの地下鉄を使う際に必ず知っておくべき事として、駅のエスカレーターに乗る際には必ず右側に立ちます。そのルールを守らない人は周りの人達に怒られると思います(笑)。

イギリスの道路は左側通行ですが、ロンドンのエスカレーターに乗る際には右側に立つという謎がありますね。しかし、日本に関しても、東京は左側に立つ事が多いと思いますが、大阪のエスカレーターでは右側に立ちますよね。


結局、私はこのエスカレーターに乗る際に右側に立つという現象の理由は分かりませんが、もしかすると、殆どの人が右利きなので、エスカレーターに立っている時に手すりを右手で握る事の方が自然だからという理由なのではないかと思います。

私はインターネットで色々と調べましたが、そんな議論をしている情報を見つける事は出来ませんでした。ですから、具体的な答えは出ません。

しかし、殆どの国のエスカレーターでは「右側に立つルール」がありますので、もしかすると東京の「左側に立つルール」が例外なのではないかと思います(笑)。

以上、今回は英語で「車両」という際の言い方、ロンドン地下鉄のエスカレーターマナーについてお話してみました。他にも知りたい事があれば是非ご連絡くださいね^^。




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