イギリスの文化紹介:イギリスの祝祭日(Bank Holidays)について
イギリスでは国の祝祭日は「Bank Holidays」と呼ばれています。わかりやすく説明するとこれは日本で言うところの「国民の祝日」のことですね。
他の英語圏の国では「public holidays」や「national holidays」と呼ばれています。イギリス人である私は、時々アメリカ人やカナダ人の友達に「Bank Holidays」と言うと通じなかったりする事もあります^^。
「Bank」という単語は「銀行」という意味ですが、イギリスの祝祭日には銀行などのビジネスはすべて閉まっています。しかしレストランやスーパー、洋服屋等のお店は営業しています。
営業時間は通常の日より少し短くなる場合が多いですね。また多くの一般企業や学校が休みになります。イギリス人の子供たちにはBank Holidaysは嬉しい日ですね^^
イギリスの祝祭日:Bank Holidaysについて
イングランドでは年に8日の祝祭日があります。時々、もう一つの祝祭日が増える事もあります。例えば2011年にはウィリアム王子の結婚式があった為、もう一つ祝祭日が増えました。
- New Year’s Day (元旦)・・・1月1日
- Good Friday (イースターの金曜日)・・・月か4月(変わります)
- Easter Monday (イースターの月曜日)・・・3月か4月(変わります)
- Early May Bank Holiday (5月初旬の祝日)・・・5月の第一週目の月曜日
- Spring Bank Holiday (春の祝日)・・・5月の最終週のの月曜日
- Summer Bank Holiday (夏の祝日)・・・8月の最終週のの月曜日
- Christmas Day (クリスマスの日)・・・12月25日
- Boxing Day (「ボクシング・デイ」・・・12月26日
また、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、アイルランド共和国各国で少し異なります。イングランドとウェールズは8日間、スコットランドは別の8日間、北アイルランドは8日間、アイルランド共和国は9日間あります。
大抵、Bank Holidayは月曜日になりますが、元旦やクリスマスの日はその翌日になります。その日が土曜日か日曜日であれば平日がBank Holidayになります。
スコットランドの祝祭日は少し違います。スコットランドでは、お正月がかなり大きなイベントになりますので、1月2日も休みになります。そして、11月30日は、St Andrew’s Day(スコットランドの守護聖人の祭日)になります。