イギリスのバレンタインデーの習慣について
今回の記事では、イギリスのカルチャーについて紹介していきたいと思います。英語を学ぶには英語圏のカルチャーを学ぶ事が大切だと以前に書きました。私も日本語の勉強をしていた際にも、多くの日本のマナーや習慣を理解する事に勤めてきました。例えば日本語の成り立ちやシーンごとに使い分ける言葉、言葉のニュアンスなどです。
これらを学んでおく事によって、その国の言語の理解をスムーズにする事が出来ると思います。それでは、今回はその英語圏のカルチャーの中でも、バレンタインデーについて紹介します。バレンタインデーは、現在、世界中で行われる習慣となりましたが、元々キリスト教のルーツがあるイベントです。
バレンタインの日は2月14日に祝われていますが、2月の14日は、伝統的に鳥と動物が配偶者を選ぶ日だと言われています。その理由から、バレンタインの日は、「ラブの日」になっていったのです。
イギリスのバレンタインデーの習慣や過ごし方
イギリス人は伝統的に、このバレンタインデーの日(2月14日)には好きな人にカードや、ラブのメッセージを送ります。この日に自分の好きな人に、自分の愛情を告白できる日なのです。このバレンタインカードを送る習慣は、18世紀に始まったようです。
現在のイギリスでも、バレンタインの日は、カードで好きな人に告白するチャンスの日になっています。そして、そのカードに名前を書かない人が多い。その理由は、伝統的に男性は好きな女性に匿名のカードを送っていました。この伝統は現在のイギリスでも続いています。
今でも、イギリス人同士のカップルはカードやプレゼントを交換しています。日本ではバレンタインの日には、女性が男性にチョコを贈っていると思いますが、イギリスでは男性と女性、双方ともにプレゼントを贈ります。
そして、それはチョコでなくても大丈夫なんです。プレゼントとしては、花やジュエリーもバレンタインにおいて、人気のあるプレゼントの一つになっています。
特別なデートに行くカップルもいます。バレンタインデーの夜には、殆どのレストランはとても混んでいます。デート中のカップルが多く、レストランには予め予約しないと、店に入る事は出来ないと思います。
イギリスのバレンタインデーの迷信について
イギリスでは、昔から信じられている迷信があります。現在は、これらの迷信について知らない人が多いと思いますが、私が個人的に面白いと思っていますので、ちょっと紹介したいと思います^^
- 2月の14日は「鳥のウェディング・デイ」と言う人がいます。この日に鳥が配偶者を選ぶという俗信があります。
- この日に未婚の男性が初めて未婚の女性を見た場合、その未婚の男性はその女性が将来の奥さんになるという迷信があります。
- バレンタインの日には、女性がロビン(コマドリ)という鳥を見た場合、船員と結婚する。もしスズメを見た場合貧乏な人と結婚する。もし、ゴシキヒワという鳥を見た場合、お金持ちの人と結婚するという迷信がありました。