イギリス人と食事をする際に印象の良いテーブルマナー・ナイフとフォークの使い方
今回はイギリス英語の勉強方法に関する記事から少し離れてしまいますが、イギリスのマナーについて書いてみたいと思います。
イギリス英語を勉強する上でもイギリスの文化的なマナーの理解を深める事は重要な事だと思いましたので紹介してみようと思いました^^。
外国語を勉強する場合に言語そのものだけを勉強するよりも、その国のカルチャー的な部分も合わせて理解出来るようになると「どうしてこのような言い回しを使うんだろう?」
「どうしてこんなフレーズを使うんだろう?」といったような疑問も文化的な背景を理解出来るようになると、自然と理解出来るようになったりする事もあります。
少し前おきが長くなりましたが、今回紹介するのはイギリスのテーブルマナーについてです。
日本人は一般的に和食を食べる際にお箸を使って食べていると思いますが、洋食を食べる際はナイフとフォークを使って食べる事が多いでしょう。
ですから、普段は箸を使って食事をしている方であってもナイフとフォークの使い方に慣れている方は多いと思います。
しかし、欧米と一括りにいってみても各国のテーブルマナーは少し違います。もしあなたが今後、イギリスに行く予定があるならイギリスのローカルマナーを覚えておくと便利でしょう。
殆どの留学生や観光客は高級なレストランで食事をする機会は少ないと思いますが、もしホストファミリーやローカルのイギリス人と一緒に食事をする機会がある場合、その際の食事のマナーとタブーを知っておいた方が良いと思います。
イギリスの食事の際のシチュエーションでは、食べ物は「コース」風にテーブルに出されます。「Starter」は、最初のディッシュです。
それを食べ終わった後「main course」がやって来ます。それが終れば「dessert」(時々puddingと呼ばれている)が来ます。もし多くのディッシュが同時に来た場合、自由に食べ物を取っても大丈夫です。
イギリスのテーブルマナーのポイント
食べ物が出てきたら「thank you」を言った方が丁寧なマナーになりますので必ず言うようにしましょう。これはレストランでも、誰かの家で料理を振舞われた場合であっても作ってくれた人に感謝を表現しましょう。
多くのナイフとフォークが置いてあった場合は、外側から順番に取って使っていきます。フォークを左手で持ちナイフを右手で使います。
フォークを右手だけで使うのは少し下品なマナーになりますので気をつけましょう。料理が食べ終ったら、フォークとナイフを一緒にさらの上に載せます。
イギリスのテーブルマナーでしてはいけないタブーのリスト
- 食べ物がついたナイフを口に入れてなめない。
- ナイフをペンのように握らないように。
- みんな席に座ってから食べ始める事。先に食事をスタートしない
- 口の中に食べ物で一杯な時、話さない。
- 食べながら肘をテーブルに載せない。
- スープや飲み物を飲む時、音を出さないように。
- 手でお皿を持ち上げて口に近づけない事。
- レストランでウエイターと話したい場合、声を出さないように。アイコンタクトや小さいジェスチャーで彼らは十分理解してくれます。
イギリスの貴族社会のマナーがわかるテレビ番組紹介
現代のイギリス人が100年前のイギリスで生活した場合をテーマにしたテレビ番組のDVDです。一般から選ばれた人々が貴族の屋敷の生活を再現したイギリスのテレビ番組でイギリスでも人気があります^^