英語圏のネイティブが使う「手帳の略語」とは?
今回の記事では、英語で手帳をつける際に知っておきたい「英語の手帳の略語」というテーマにクローズアップして紹介してみたいと思います。
私は丁度、年末から年始の間(クリスマスからお正月の時期)にサイトの投稿を少しお休みしてしまった事もあり、今日は久しぶりの投稿になりますが、今回の記事では、読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。
実は、この質問はお正月の前に頂きました。お返事が遅くなって本当にごめんなさい。今回頂いた質問内容は「英語圏の人が手帳を書く際に使う略語」についての質問です。具体的な質問はこちら:
Mairiさん、はじめまして。
今回はじめて質問させていただきます! そして、毎日チェックするほどこのサイトが好きです(笑)。
単刀直入に言いますと、手帳の書き方を教えてください。
「会議→MTG」などの略語も含め、例えば「美容院」「歯医者」「産婦人科」「内科」「眼科」「皮膚科」など、日常で使うものをイギリス英語仕様にしたいです。
その他使える用語もリストアップしてくださると大変助かります(笑)。
紙の手帳にしろ、携帯の手帳にしろどう書けばいいのかいつも悩んでいるので、ネイティヴがどう手帳を書くのかが気になります。よろしくお願いします!
まずは、ご質問ありがとうございました。そして、いつも当サイトを読んで頂きましてきありがとうございます。
私がこのブログを始めた頃に「毎日サイトをチェックしてくださる」という方がいるなんて、その当時は想像もできませんでした。
本当に嬉しい限りです。とにかくこのサイトを頑張って続けてきた甲斐があります。ありがとうございます! それでは、質問に答えてみたいと思います。
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手帳をつける際に使う英語の略語について
私が知っている限り、ビジネス用語以外には一般の英単語の「正しい省略の書き方」はないと思います。ビジネス界にはよく使われる専門用語・略語がありますが、「hospital」や「dentist」などの単語を省略する際には自分だけが分かるように「適当に」短くしてもよいのではないかと思います。
私は手帳を書くタイプの人間ではありません(おおざっぱと呼ばれた事がある!)が、職場の机には大きな自分用のカレンダーがあります。これに自分の個人的な用事、予約などを書く習慣があります。
例えば、私の場合、歯医者の予約があるとすると、「dentist 2.30」などの書き方をします。私個人的には「dentist」という単語を省略する必要はないと思っていますので、普通に書いてしまいます。
しかし、こういった単語を省略させたいなら、以下のような二つの方法があると思います。

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英語で手帳をつける際の2つの省略方法
一つ目の省略方法は「母音を抜く」という方法です。例えば、「meeting」は「mtng」になり、「dentist」は「dntst」になります。そのような略語を使うネイティブは多いと思います。
しかし、例えばですが「gynaecologist」(婦人科)のような長い単語の場合には母音だけ抜く事は難しいので単純に単語を短くした方が良いと思います。
二つ目の省略方法は単純に「単語を短くする」という方法です。例えば、「meeting」は「meet」として、「dentist」は「dent」と表記します。
この方法を使う際には「短くした単語の最後にピリオドを書く」という習慣があります。つまり「meet.」や「dent.」と表記します。
私がもし手帳を書く際に略語を使うならこの「短くする方法」を使うと思います。
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英語の略語の例
それでは、手帳を書く際に役に立つ英語の略語の例を紹介していきたいと思います。
- meeting (会議) → mtng/meet.
- hairdressers (美容室) → hrdrss/hair.
- dentist (歯医者) → dntst/dent.
- gynaecologist (産婦人科) → gyn./ob-gyn (ob-gynはよく使われている省略)
- General Practice (内科) → GP (イギリスでは内科という医者の種類はありません。内科の医者に診てもらいたい際にGPのクリニックに行きます。)
- optician (眼科) → opt.
- dermatologist (皮膚科) → derm.
- hospital (病院) → hsptl/hosp.
- physiotherapist (理学療法士) → physio/phys.
メモを取る際に使える英語の略語
英語ネイティブはメモを取る際に色々な略語を使います。これから紹介する略語は全ての英語圏の国でよく使われる略語です。
- with → w/
- without → w/o
- that is → i.e.
- for example → e.g.
- et cetera → etc.
- because → bc
- regarding, about → re:
- especially → esp
- as soon as possible → ASAP
- year, years → yr, yrs
- circa (約) → c.
- question → Q
- answer → A
ビジネスシーンでよく使われる略語もあります。ビジネスシーンでよく使用される略語が知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
まとめ:英語ネイティブが手帳をつける際に使う英語略語
英語で手帳を書く際に「ビジネス用語や医学用語」以外は、単語を適当に省略しても大丈夫だと思います。しかし、殆どのネイティブは二つの「省略方法」を使います。
一つ目は単語の母音を抜いて表現する方法、二つ目は単語を短くする方法があります。自分のために省略しているなら、どちらを使っても大丈夫だと思います。
それでは、以上になりますが、質問には上手に答えられましたでしょうか^^ 他の質問があれば是非ご連絡くださいね!
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