人の体型に関するイギリス英語のスラング紹介:Dad bod、bingo wings、muffin topとはどういう意味?

人の体型に関するイギリス英語のスラング
目次

イギリス英語のスラング:「Dad bod」「bingo wings」「muffin top」とはどんな意味?

私は今週、イギリスのオンライン新聞「Daily Mail」(www.dailymail.co.uk)を読んでいて、新しいイギリス英語のスラング(俗語)について気がつきました。

Daily Mailは様々な海外セレブのゴシップ記事が満載の雑誌なので、お茶を飲みながら時間つぶしに読むメディアとしては楽しいです(笑)。

そして記事を読んでいる中で、私が新たに気づいたスラングは「dad bod」というフレーズです。私は「一体どういう意味?!」と思って、「dad bod」に関する記事を読み進めていました(笑)。

参照記事:「Forget six packs! Popular new Instagram account showcases unfit and flabby ‘dad bods’ – and they’re making thousands of girls swoon

この記事によると、「dad bod」とは「少しだけ筋肉があるが、筋肉の上に脂肪がのっている」男性の体型の一種だそうです(笑)。

「Dad bod」は「dad body」の省略で、「お父さん系の体」という意味になります。その記事によれば、アメリカ人の女性ににとって、「dad bod」は最もモテる体系なんだそうです・・・。

このスラングはアメリカで生まれた言葉ですが、もう既にDaily Mailに出ているのでイギリス英語のスラングにもなる気がします^^。

「Dad bod」はアメリカで本当に人気があるのかどうかわかりませんが、「人の体型に関するスラング」は面白い記事になると思いました。そこで今回の記事は、人の体型に関するイギリス英語のスラングを紹介したいと思います。

人の体型に関するイギリス英語のスラング

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おススメ記事:

人の体型に関するイギリス英語のスラング: 1.Muffin top

・Muffin top
意味:女性のベルトの上(ウエストの位置)からあふれるぜい肉

このスラングは元々オーストラリア英語のスラングだと思いますが、イギリスでもよく使われています。(Daily Mailの記事にもよく出ます!)。

「Muffin」というケーキはオーブンで焼く時に生地が膨らんで、紙コップの上から溢れ出ます。このイメージから、女性のお腹のぜい肉は「muffin top」と呼ばれるようになりました。くだらないけど面白い表現ですね^^

例文:

These jeans are too tight. They give me a muffin top.
(このジーパンはきつ過ぎる。お腹のぜい肉がベルトの部分からはみ出てしまう。)

人の体型に関するイギリス英語のスラング: 2.Bingo wings

・Bingo wings
意味: 女性の二の腕のぜい肉(特に鍛えてないぷるぷるのぜい肉)

イギリスでは、「Bingo」(ビンゴゲーム)は中高年の女性に人気のあるアクティビティーです。「Wing」は「羽」という意味になります。

「二の腕のぜい肉」は特に中年女性の「体の問題」です。そしてこのぜい肉は「ビンゴゲームをしている時に手をあげる仕草」から連想され「bingo wing」と呼ばれるようになりました(笑)。私は個人的にこのスラングの例えが面白くて好きです^^ イギリス人の女性はよくこのスラングを使います。

例文:

i need to go to the gym. I haven’t been for ages and I’m starting to get bingo wings.
(私はジムに行かなきゃ・・・最近行ってないから二の腕のぜい肉がやわらかくなってきたよ。)

人の体型に関するイギリス英語のスラング: 3.Moobs

・Moobs
意味: 男性の鍛えてないやわらかい胸

このスラングは全ての英語圏の国で使われています。「Moobs」は「man boobs」(=男性のおっぱい)の省略です。つまり、男性なのにおっぱいがあるような胸という意味です。勿論、ポジティブなスラングではありません!(笑)

例文:

My brother drinks too much beer. He’s put on weight and developed moobs!
(私の弟はビールを飲みすぎる。彼は太ってて、男なのにおっぱいが出てきた!)

人の体型に関するイギリス英語のスラング: 4.Cankles

・Cankles
意味:太い足首

これはかなり新しいスラングです。「Cankles」とは、「calf」(ふくらはぎ)と「ankle」(足首)の二つの単語を組み合わせた言葉です。

つまり、「ふくらはぎと足首が繋がっているようにみえる太い足首」という意味です(笑)。これもDaily Mailのゴシップ記事によく出るスラングです!
日本語でいうといところの大根足と同じような意味でしょうか^^

参照記事:「Cankle removal boom: Cheryl effect sees a 60 per cent rise in inquiries for liposuction solution

例文:

I’ve got cankles so I always wear trousers instead of a skirt.
(私は足首が太いのでスカートではなくズボンを穿きます。)

人の体型に関するイギリス英語のスラング: 5.Beer belly

・Beer belly
意味: ビールを飲みすぎの男性の大きく丸いお腹

このスラングは全ての英語圏の国々で使われています。「Beer」は「ビール」という事になり、「belly」は「腹」という意味になります。

イギリスのパブに行くと多くの「beer belly」を見る事が出来ます(笑)。

例文:

My husband has got a beer belly. He needs to go on a diet.
(私の旦那は腹が大きい。彼はダイエットをした方がいい。)

日本語でも上記のような面白いスラングはありますか?是非私にメールで教えてくださいね^^!

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