イギリス英語でdoという動詞はどういう意味になるのでしょうか?イギリス英語特有のスラングとイディオムを紹介
今回の記事では、「do」という単語の色々な意味と使われ方を紹介したいと思います。
どんな英語学習初心者の方であっても「do」という動詞の意味や使い方は分かると思います。しかし、イギリス英語において、「do」には他の意味と使い方が沢山あります。
そこで今回の記事では、イギリス英語の特有の「do」の使い方を紹介したいと思います。
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1. イギリス英語でパーティーという意味の「do」
イギリス英語では、「do」を名詞として使うと「パーティー」という意味になります。
例文:
I’ve got my work’s Christmas do tonight but I really can’t be bothered.
(今夜はうちの会社のクリスマスパーティーがあるけど、実はあまり行きたくないな。)
We have been invited to a posh do next week.
(私たちは来週に高級なパーティーに誘われたのよ。)
Do you remember the Smiths’ wedding? It was a really nice do, wasn’t it.
(スミス夫婦の結婚式を覚えている?凄く楽しいイベントだったよね。)
I have to organise the end of year do. What a hassle!
(私は忘年会をオーガナイズしなきゃならない。マジでめんどくさいよ!)
2. イギリス英語で「飲食物を出す」という意味の「do」
「Do」という動詞は本当に多くの意味と使い方がありますが、もう一つ特にイギリス英語っぽい使い方があります。
この使い方は食べ物に関する意味になります。意味としては「飲物・食物を出す」という使い方です。アメリカ英語では、「serve」という動詞を使います。
例文:
Does that pub do food?
(あのパブは食べ物も出していますか?)
※アメリカ英語では「Does that pub serve food?」という言い方になります。
What kind of food do they do?
(あの店はどんな食べ物を出していますか?)
They don’t do vegetarian meals, apparently.
(ベジタリアン料理は出してないらしい。)
3. イギリス英語で「だます」、「だまされる」という意味の「do」
「Do」という動詞はイギリス英語で「だます」、「だまされる」という使い方があります。
アメリカ英語では、「cheat」や「be cheated」という言い方になります。
例文:
You paid a thousand quid for that old banger? You’ve been done!
(そのぼろい車の為に£1,000を払ったの?お前はだまされたよ!)
That bloke did you!
(あいつはあなたをだましたよ!)
4. その他の「do」が入った表現「Not the done thing」
この表現は「それは(礼儀)正しい行動ではない」という意味になります。この言い方は主にイギリス英語の言い方です。
アメリカ英語では、「not the thing to do」という意味になります。
例文:
Smoking at the table is not the done thing.
(テーブルでタバコを吸う事は礼儀正しい行動ではありません。)
It’s not the done thing in Japan to point at people with chopsticks.
(日本では箸で人を指す行為はは礼儀正しくありません。)