イギリスのスポーツ選手や監督が使うイギリス英語特有スラング gutted
今回の記事では久しぶりに「イギリスのスラング(口語)」を紹介したいと思います。
今日これから紹介するスラングは”イギリス英語”で「がっかりした」という表現になる言い方です。その中でも私が特に紹介したい単語はイギリス英語の日常会話でよく使われている「gutted」です。
この表現はイギリス英語だけではなく、オーストラリア英語とニュージーランド英語でもよく使われています。
guttedの意味と使い方
guttedは多くの場合、スポーツ選手や監督が使うようなスラングです。例えば、試合に負けた後に感じる「がっかり」した気持ちを表現する際に「gutted」という表現を使う選手が多いです。
この「gutted」というスラングは、かなり強いニュアンスを与えます。ニュアンス的には「とてもがっかりした」や「打ちひしがられている」という意味になります。
「gutted」は「形容詞」として使います。「absolutely gutted」、「really gutted」、「completely gutted」などの組み合わせでよく耳にします。
それでは、実際のネイティブの使い方を例文を通して勉強してみましょう!
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guttedの使い方 例文:
We lost 3-0 to Manchester United. I’m absolutely gutted.
(私たちはマンチェスター・ユナイテッドに3対0で試合に負けた。私はとてもがっかりした。)
I just found out I failed my exam. I’m completely gutted.
(私は試験に落ちたという事をちょうど今聞いたのよ。本当にがっかりしているよ。)
Mike’s girlfriend left him and started seeing his brother. Mike is totally gutted.
(マイクの彼女はマイクと別れて彼のお兄さんと付き合い始めたのよ。マイクは打ちひしがれている。)
The players feel gutted – not only with the result but also their performances today.
(選手たちは本当にがっかりしている。結果は勿論だけど、自分のプレイにもとてもがっかりしている。)
※サッカー監督が言いそうな台詞
My daughter was gutted when she heard that One Direction had split up.
(私の娘はワンダイレクションが解散したというニュースを聞いて完全に打ちひしがれていた。)
破壊されたという意味になるgutted
「gutted」はもう一つの意味があります。これは「破壊された」という意味です。例えば、「家が火災で破壊された」というような際に、英語で「gutted」という単語を使えます。
つまり、文章にすると「The house was gutted by the fire.」という英語になります「gut(s)」は元々「内臓」や「消化管」という意味です。
「gutted」は元々「内臓が取られた」という意味です。この使い方は英語圏中で使われています。
また、「とてもがっかりしている」という表現は「gutted」以外にも他の言い方があります。
例えば:
-
- I’m bitterly disappointed.
- I’m absolutely devastated.
- I’m completely inconsolable.
日本語訳:(私はとてもがっかりした。)
それでは、今度イギリス人の友達とスポーツなどの話をする際に「gutted」というスラングを使ってみて下さいね!
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