英米で意味が違うjumper(ジャンパー)という単語
この「ジャンパー」という単語は日本語で日常的によく耳にしますが、この単語の意味はイギリス英語の「jumper」とは違います。日本語の「ジャンパー」は英語では「jacket」になると思います。他には、「anorak」、「raincoat」などの言い方もありますが、ニュアンス的には「jacket」が最も近いのではないかと思います。
イギリス英語でjumper(ジャンパー)はどんな意味?
しかし、イギリス英語で「jumper」は日本語の「セーター」という意味になります。特にニット系のセーターを「jumper」と呼びます。例えば、例としては以下のような「jumper」があります:
- v-necked jumper
- crew/round-necked jumper
- turtle-necked jumper
- wool jumper
- cashmere jumper
また、スポーツ用のセーターも「jumper」と呼ばれますが「sweatshirt」という言い方もあります。
イギリス英語でのjumperの使い方 例文
A: What was your school uniform like?
(あなたの学校の制服はどんな感じでしたか。)
B: My high school uniform was a dark green jumper, striped tie and a green skirt.
(高校の制服は濃い緑色のセーター、シマシマのネクタイ、濃い緑色のスカートでした。)
A: That sounds terrible!
(それはひどそうですね!)
B: Yeah, it was not very attractive!
(本当に醜い制服でした!)
※これは私の本当の制服でした(笑)
A: What are you going to wear to the party tonight?
(今夜のパーティーは何を着る予定ですか。)
B: A pink jumper and jeans. It’s just a casual do.
(ピンク色のセーターとジーパン。カジュアルなパーティーだから。)
※「do」は「イベント・パーティー」という意味になるイギリス英語です。
A: That’s a lovely jumper! Where did you buy it?
(それは素敵なセーターですね!どこで買いましたか。)
B: I didn’t buy it. My grandma knitted it for me.
(買ったものではないですよ。おばあちゃんが作ってくれました。)
A: Wow! Your grandma is very talented!
(すごい!おばあちゃんは才能あるね!)
※knitという動詞は「編む」という意味になります。
アメリカ英語の「jumper」(ジャンパー)の意味について
アメリカ英語でも「jumper」と呼ばれる服はありますが、それは「セーター」ではありません。アメリカ英語の「jumper」は「エプロンのような上着」という意味になります。これはイギリス英語では「pinafore」という言い方になります。
しかし、「pinafore」という服は現在あまり着用される事はありませんのでアメリカ人との会話で「jumper」という単語を使う必要は特にないと思います。アメリカ人はセーターについて話す際に単純に「sweater」という単語を使います。
まとめ:「ジャンパー」の意味と使い方
まとめると、イギリス人はセーターを「jumper」と言います。アメリカ人はセーターを「sweater」と呼びます。日本語の「ジャンパー」は英語で「jacket」という言い方になります(他の言い方もありますが、スタイルによります)。
今回はこれで以上になります。他にもイギリス英語の関する質問があれば、是非ご連絡くださいね! 質問お待ちしています。