イギリス英語では「電話する」や「電話」は何というのか?アメリカ英語との違いについて
今回の記事は、読者の方から面白い質問を頂きましたので、その内容に関する記事を書いてみたいと思います。
頂いた質問は、イギリス英語特有のスラングに関する質問だったので、イギリス英語を勉強中の読者の皆さんにも役に立つのではないかと思いシェアーしようと思いました^^ それでは今回の質問です!
読者の方の質問:
「電話を表す表現で”tin call”があると聞きました。例文も交えて、詳しく説明をして頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。」
まずは、質問を送って頂きありがとうございます。
私は最初に「tin call」というフレーズをみた時に「どういう意味なんだろ?」と迷ってしまいました。「これは聞いた事ないな」と思い、ネットで色々と調べてみましたが何も出てこなかったんです。
しかしよくよく考えてみると、おそらくこれは「tinkle」という単語なのではないか?という考えが頭に浮かんできました。
そして改めて質問を下さった読者の方に確認してみると「やっぱり「tin call」じゃなくて「tinkle」だった!」という事が分かりました。とにかくよかったです^^
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イギリス英語において「tinkle」の使い方と意味
では、「tinkle」とはどういう意味なのでしょうか?「Tinkle」とは、英語の擬音語で「チリンチリン」という音を表す単語になります。
つまり、鈴などの軽い金属音を表す擬音語です。動詞としても使ってもいいですし、名詞としても使えます。
イギリス英語では、「give」+「誰々」+「a tinkle」という表現は「誰々に電話をする」という意味になります。これは電話が鳴る時の「リンリン」という音から来た表現です。
この表現はスラング的な表現になりますが、日常会話でもよく耳にする表現です。では、実際の使い方を例文でみていきましょう!
例文:
Give me a tinkle when you get home.
(帰ってきたら一応電話してね。)
I’ll give you a tinkle tomorrow.
(私は明日あなたに電話するよ。)
電話の話する際には「give ~ a tinkle」というパターンしか使えません。そして、主に「命令のパターン」と「未来形」で使います。
これはどうしてなのか正確に説明する事は難しいのですが、ネイティブが使う場合には過去形の文章で使いません。
スラングとして「Tinkle」を使った場合の表現と意味
そして、「Tinkle」はもう一つのスラング的な使い方があります。これは、子供が使うような表現です。意味としては「おしっこする」という意味になります。
例文:
Billy has just gone for a tinkle. He’ll be back in a minute.
(ビリー君はおしっこをしに行ったのよ。もうすぐ戻ってくるよ。)
※母親や保育士などが使えそうな台詞です。
また電話の話に戻りますね(笑)。「tinkle」の代わりに「ring」や「bell」という単語の方がよく使います。
つまり・・・
I’ll give you a tinkle next week.
I’ll give you a bell next week.
I’ll give you a ring next week.
(私は来週あなたに電話しますよ。)
「Bell」は「鈴」という意味になります。「Ring」は「鳴らす」という意味になります。これらの文章は全て電話の「リンリン」という音を表す表現ですね。
そして、アメリカ英語では「I’ll call you next week」という言い方の方が自然だと思います。
頂いた質問に上手に答えられたでしょうか^^ 他にも何か気になる英語の質問があれば是非メールくださいね^^