英語で電話する際に役に立つ基礎知識 ring
英語圏に住んでいる留学生の方や、英語圏で暮らしている方、会社の用事でビジネス英語で電話をかけたりと、英語で電話をかける機会は意外と多いかもしれません。それと実際に英語で電話をするという行為は、ある程度英語が話せる人であっても、比較的難しい行為だと思います。電話は相手の顔が直接見えないコミュニケーションである為に、声だけで意思疎通を行う必要があるという事が一番の理由かもしれません。
私も時々日本語で電話をする機会があるんですが、その難しさを痛感する時がよくあります。
例えば、とあるメーカーのカスタマーサービスに電話した時があったんですが、そのスタッフの方が使う敬語があまりにも多いので、理解するのに苦労した思い出があります。^^
面と向かってコミュニケーションと取れれば、まったく問題は無いんですが^^
そのくらい外国語で電話するという行為は難しいんですよね。電話先の相手にもよると思いますが、話しづらい人、声が聞き取りにくい人、コミュニケーションが悪い人が何処の国にもいますからね。^^
それでは、英語で電話する際にの本題に入っていきたいと思いますが、英語で「電話する」という場合、何と言うのでしょうか?
殆どの方は、英語で「電話する」=「call」という言い方をすると思います。
これは英語の意味として勿論正しい言い方なんですが、イギリス英語では他の言い方もあるんですね。イギリスでは、「call」という言い方をする人もいますが、日常会話においては、「ring」という動詞の方が多く使われていると思います。
英語で電話する際に知っておくと便利な知識紹介: 1. ring (電話する)
I’ll ring you tomorrow.
(私は明日あなたに電話します。)
My grandma rang me yesterday.
(私のおばあちゃんは昨日私に電話しました。)
英語で電話する際に知っておくと便利な知識紹介: 2. ring back (電話をかけなおす)
I’ll ring back later.
(私が後で折り返し電話するよ。)
Could you ring me back tomorrow?
(明日、折り返しご連絡頂けませんか?)
He hasn’t rung me back.
(彼はまだ私に折り返し連絡をくれない。)
英語で電話する際に知っておくと便利な知識紹介: 3. ring off (電話を切る)
I’ll ring off now.
(私は今電話を切るよ。)
He rang off without saying goodbye! How rude!
(彼は「じゃあね」を言わずに電話を切りやがった!なんて失礼な奴なんだ!)
英語で電話する際に知っておくと便利な知識紹介: 4. ring in sick (職場に電話して、「病気で休むよ」と知らせる事)
I don’t feel well today. I’m going to ring in sick.
(私は今日具合が悪い。職場に電話して仕事を休ませてもらうよ。)
Bob rang in sick yesterday.
(ボブは昨日仕事を休みました。)
※ このフレーズはイディオム的に使われています。「仕事や学校を休む」というニュアンスが含まれています。
イギリス英語で電話する際に知っておくと便利な知識紹介: 5. give (someone) a ring (電話をくれる、電話する)
Can you give me a ring when you get home?
(家に帰ったら、私に電話をしてくれる?)
I’ll give you a ring tomorrow.
(明日、あなたに電話をします。)
※ 「give ~ a ring」と「ring ~」という二つの動詞に関しては、ニュアンスはあまり変わりませんが、「くれる」や「あげる」というニュアンスが少し含まれています。