イギリス人の会話でよく耳にする「call a spade a spade」、「catch the sun」、「come down with ~」という表現を紹介します!
今回の記事では、イギリス人の会話でよく耳にする「三つのイギリス英語っぽい表現・イディオム」を紹介してみたいと思います。
今日紹介する表現は特に共通点はありませんが「全て”C”の文字」から始まる単語になります^^
このサイトでも度々言っていることですが、イギリス人は日常会話の中で数多くのイディオムを使いますので、イギリス英語の学習者はイギリス人がよく使うイディオムに慣れておいた方が良いと思います。
ネイティブの友達がいなくても、イギリスのドラマや映画を観る際に今日紹介するようなイディオムが出てくると思います。
それでは、イギリス英語の日常会話でよく使われる表現・イディオムを紹介していきたいと思います!
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1. 「call a spade a spade」
意味: 正直(に話す人)
このサイトの読者の方であれば、ご存知だと思いますが「イギリス人は一般的に遠回しに話す」という傾向があります。この点で日本人とちょっと似ているかもしれませんね^^
しかし、イギリス人の中にも色々なタイプの人がいますが、中には「正直に話すタイプ」の人もいます。
そういった人の性格を説明する際に「call a spade a spade」というイディオムを使います。使い方としては「He/She calls a spade a spade」、「He/She’s not afraid to call a spade a spade」などのパターンでよく使われます。
このイディオムを直訳すると「ショーベルをショーベルと呼ぶ」という意味になります。日本語にすると「ありのままに言う」という意味になります。
実際の例文:
I really like Brian. He’s not afraid to call a spade a spade.
(私はブライアンの事がとても好きです。彼は凄くストレートで正直に話すから。)
友1:What do you think about Katie?
(ケイティーの事はどう思う?)
友2:She’s not afraid to call a spade a spade but sometimes she comes across as being rude.
(彼女はとても正直に話すタイプだけど、時々ちょっと失礼にみえる。)
2. 「catch the sun」
意味: 日焼けをする
私の肌の色は典型的なケルト系のイギリス人なのでとても白いです^^ 暑い日には直ぐに日焼けしてしまって肌が赤くなります(笑)。
そういう時に私の親は「You’ve caught the sun」という表現を使います。「catch the sun」を直訳すると「太陽をキャッチする・つかまえる」という日本語になります。
しかし、日常会話で使うと「日焼けする」という意味になります。文脈によってポジティブなニュアンスがありますが、私のように赤い肌になってしまうような人の場合にはあまり良い意味になりませんね(笑)。
実際の例文:
Your freckles have come out! You must have caught the sun!
(あなたのそばかすが出てきたね! あなたは日に当たったでしょう!)
I catch the sun very easily so I always wear high factor sun cream.
(私は日焼けしやすいタイプなので必ず強い日焼け止めをつける。)
3. 「come down with ~」
意味: (風邪などの病気)になる
この表現は「イディオム」というより「句動詞」として考えた方が良いと思います。イギリス英語の日常会話で非常によく使われている表現です。
主に「come down with a cold」や「come down with the flu」など「病気の話」をする際に使う表現です。
実際の例文:
友1:Are you coming to the pub tonight? There’s a quiz on.
(あなたは今夜パブに来る? パブクイズが行われるよ。)
友2:I feel like I’m coming down with a cold so I think I’ll give it a miss tonight.
(私はちょっと風邪気味だから今夜はやめとくわ。)
母1:How’s your son? Is he at nursery now?
(息子さんはお元気ですか?もう保育園に通っているでしょう。)
母2:Yes, he started in September. It’s really tough though – he keeps coming down with colds and other bugs.
(そうよ。9月からはじまったのよ。しかし、大変ですよ。 彼はいつも風邪などのウイルスにうつるから。)
※「bug」はイギリス英語の口語で「病気」、「ウイルス」という意味になります。
それでは、今回は三つの新しいイディオム・表現を紹介しました! 今度イギリス人と話す機会がある方は使ってみて下さいね^^