イギリス映画 Last Christmas(ラスト・クリスマス)を観た感想と作品考察
皆さん、遅くなりましたが明けましておめでとうございます! 2021年が2020年より良い一年になると良いですね。現在、コロナウイルスがさらに拡大していますので、皆さんも気を付けてくださいね。
私はいつも通り元気です^^クリスマスとお正月の休みを自宅でゆっくりと過ごせました。そんな中でたっぷり時間もあったので、久しぶりにイギリスの映画を観ました。
この映画は「ロマンチックコメディー」というジャンルに入っていますが、ただのラブストーリーではありません。実はこのラブストーリーには予想外の話の展開がありますので、色々と考えさせるような映画作品になると思います。
まずは「ラスト・クリスマス」のあらすじを紹介した後に、自分の感想について話して、その後に映画内に出てくるイギリス英語も紹介したいと思います。
英国映画「ラスト・クリスマス」のあらすじ
ケイトという若い女性は歌手になりたいと思っていますが、彼女のキャリアは中々上手くいきません。彼女は色々なオーディションを受けながら、ロンドンの中心にあるクリスマスグッズを販売しているお店でアルバイトをしながら生計を立てています。
それ以外にもケイトの人生はめちゃくちゃです。彼女は一年前に重い病気になり心臓移植の手術を受けています。その影響で精神的に不安定で、色々な男性と交際したり別れたりを繰り返しています。
ある日、アルバイト先の店の前にトムというチャーミングでミステリアスな男性が現れます。トムとケイトは仲良くなり、トムはケイトの知らないロンドンを見せてくれます。
ケイトはトムと少しずつ恋に落ちてしまいますが、トムは自分についてあまり教えてくれません。ある日、ケイトはトムについて意外な事実を知るようになります。
その事が原因でケイトはショックを受けますが、そのある秘密の影響によってケイトはやっとまともな人生が送れるようになります。
あらすじは以上になります。少し曖昧な説明になってしまいましたが、内容を言い過ぎてしまうと意外なエンディングが分かってしまいますのでこれで終わります(笑)。
ラスト・クリスマスのトレーラー
ラスト・クリスマスで使われているイギリス英語はどんな発音? キャストは?
この映画はロンドンが舞台です。ライターもイギリス人なので、全体的にイギリス英語しか出てきません。しかし、ロンドンに住んでいる移民のキャラクターも出てきます。
ですので、外国人のアクセントで英語を話すシーンもあります。しかし、ケイトとトムは二人とも典型的なイギリス英語の発音で話していますので、リスニングの練習には良いと思います。
ケイトはエミリア・クラークという女優によって演じられています。エミリア・クラークは過去に様々な有名映画に出演した経験があります。
例えば、当サイトで以前にご紹介した「Me Before You(世界一キライなあなたに)」にも出演しています。そして、大人気テレビドラマのGame of Thronesにも出演していました。
トム役を演じている俳優はヘンリー・ゴールディングです。彼の両親はマレーシア人の母親とイギリス人の父親です。ゴールディングはマレーシアで生まれましたが、8歳の頃に両親と一緒にイギリス行きイギリスで育ちましたので話し方はイギリス英語です。
彼は最近までモデルやテレビのプレゼンターとして活躍していましたが、2018年の「クレイジー・リッチ!」という映画でとても有名になりました。
この映画のスクリプトは完全にイギリス英語なので、当サイトの読者にとってイギリス英語の教材となる良い映画だと思います。この映画には私が今まで紹介した「イギリス英語特有のボキャブラリー」が数多く出てきます。
ですので、この映画を観れば過去に紹介してきたイギリス英語の単語をいくつも発見できるはずです(笑)。例えば、読者の皆さんなら以下のイギリス英語の単語はよくご存じだと思います。
- fancy = 好き、ほしい
- shag = セックスをする
- playing silly buggers = ふざける
- bollocks = チキショー、ふざけんなよ!
- bugger = チキショー
- rubbish = ゴミ
- bin = ゴミ箱
- preggers = 妊娠している
私はこの映画の内容はとても好きでしたが、もう少しロマンチックになってほしかったです(笑)。私は途中で「意外なエンディング」を推測してしまいましたが、それに気づかないと少しがっかりする人もいると思います。
トムとケイトのラブストーリーを応援しながら見ていると、エンディングではがっかりしてしまうかもしれません。エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディングはとても良い女優・俳優なので、上手に役を演じました。
しかし、この映画を観た人達は「ストーリーとスクリプトが弱い」と言っている人もいるようです。この映画はイギリス英語の勉強にはとても良いと思いますので、まだ観た事がない方はお勧めです。
メインキャラクターの英語は訛っていませんので、訛りのないイギリス英語のリスニングを練習したいならピッタリな映画だと思います。
そして、繰り返しになりますが、イギリス英語特有のボキャブラリーが沢山出てきますので、当サイトで勉強した単語の良い復習になると思います(笑)。
ラスト・クリスマスを見る方法
この映画は色々な動画サービスで視聴可能ですので観る方法は多いです。私はネットフリックスで観ましたが、U-NEXTとアマゾン・プライム・ビデオでなどのサービスでも観る事ができます。
プライムビデオであれば見放題の映画ですが、U-NEXTの場合、現在有料の映画となっています(いつか変わるかもしれませんが)。
そして、上記のような動画配信サービスに登録していない方はDVDでも観る事が可能です。おそらくDVDレンタルの店にはあると思いますし、アマゾンでも入手可能です。
まとめ:イギリス映画 Last Christmas(ラスト・クリスマス)
まとめると、イギリスのロマンチック映画というジャンルが好きであれば、この映画はお勧めです。そして、イギリス英語の勉強になりますので当サイトの読者の方にはピッタリな作品だと思います。
映画のエンディングは意外なエンディングなので、もしかすると想像と違ってがっかりする人もいると思いますが、私はこの映画を楽しめましたのでお勧めしたいと思います!
今年もイギリス英語の勉強を頑張りましょう! 他にもこんな質問が知りたい!という疑問がある方は是非ご連絡くださいね。今年もどうぞよろしくお願いします。^^