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イギリスで恋人、友達の両親を何と呼ぶ? イギリスでの人の呼び方の変化

イギリスで恋人や友達の両親を何と呼べばいいのか? イギリスでの人の呼び方の変化
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英語で恋人の親を何と呼ぶべき? お義母さん、お義父さんは英語で何と言う?


Mairi
Mairi
皆さんこんにちは。今回の記事では、いつもと少し違った内容として「イギリスでは彼氏のお母さん・お父さんは何と言う」というテーマについてお話してみたいと思います。


このテーマは、私が最近読んだあるサイトのディスカッションが元になっています。そのネットフォーラムで見かけたディスカッションでは「現在のイギリスでは彼氏のお母さん・お父さんの呼び方はどうしている?」という内容が話されていました。




現在のイギリスでは恋人や友達の両親を下の名前で呼ぶ事が普通!?


そのディスカッション中で、あるイギリス人女性は初めて交際している彼氏の両親に紹介されたそうです。その際に、彼氏の両親から「Mr ○○とMrs ○○と呼んでください」と言われたそうです。それを聞いたディスカッション中の人達は、その呼び方(Mr ○○とMrs ○○)にびっくりしたようです。

何故なら、現在のイギリスでは、彼氏・彼女の親をファーストネームで呼ぶ習慣があるからです。つまり、「Mr苗字」と「Mrs苗字」という呼び方は、今では少し古くフォーマルすぎるという意見が目立ちました。

日本の場合は、結婚する前に恋人の両親とフランクに会うことはまだ珍しい事だと思いますが、イギリスでは結婚前でも付き合っている相手を親に紹介する事は多いです。結婚する予定がなくとも両親に紹介し会わせる事はイギリスではよくある事です。イギリスでは親に恋人を紹介する事はあまり深い意味はありません。友達のように実家に連れていって紹介する事は普通です。

逆に日本では恋人を実家に誘うと「結婚を考えているだろう」と思われてしまう事は多いと思います。そして、そういった事は日本の方がフォーマルな感じだと思います。日本では、交際相手の親と話す際には名前を使う事を避ける人が多いと思いますが、必要であれば「○○のお父さん・お母さん」という呼び方をするのではないかと思います。


イギリスでは、マナーの良い人は初めて会う際「Mrs/Mrs 苗字」という言い方を使う事が一般ですが、すぐに「名前で呼んでください」と言われる事が常識です。しかし、冒頭で紹介したディスカッションで、その女性は「苗字で読んでください」と言われました。

現在のイギリスでは、それはかなり生意気なことになります(笑)。イギリスでは、一般的に多くの大人同士はお互いに名前で呼びます。例えば、例をあげるとこのような会話の流れです。





A: Nice to meet you, Mr and Mrs Smith.
(初めまして、スミスさん。)

B: Nice to meet you too. Please call us Jim and Linda. There’s no need to be formal!
(初めまして。ジムとリンダと呼んでくださいね。フォーマルな呼び方を使わなくても大丈夫ですよ!)



A: Hi. It’s lovely to meet you. What a beautiful home you have!
(こんにちは。初めまして。素敵なおうちですね!)

B: Thank you! It’s great to meet you too. John is always talking about you.
(ありがとうございます。〇〇さんにも会えてとても嬉しかったです。ジョン君はいつも〇〇さんの話をしていますよ!)

A: Oh really? By the way, what should I call you?
(おお、本当ですか。ところで、〇〇のお父さんとお母さんを何と呼べばいいでしょうか。)

B: Just call us Jim and Linda.
(ジムとリンダで大丈夫ですよ。)



イギリスでは、先生や医者など以外は皆、名前を使っています。しかし、昔の方がとてもフォーマルでした。私が小さい頃、自分のおばあちゃんとおじいちゃんと一緒に住んでいました。彼らは自分の友達について話す際には必ず「Mr/Mrs+苗字」という呼び方をしていました。そして、隣に住んでいるおばさんについて話す際にも必ず苗字を使っていました。

その世代の人は必ずフォーマルな呼び方を使っていました。私も子供の頃、その世代の人達と話す際にはMr/Mrs+苗字という言い方を使っていました。子供の頃の私も、友達の親と話す際には相手の苗字を使っていました。しかし、現在のイギリスは全く違うと思います。





「お義母さん」と「お義父さん」って英語で何という?


英語で「お義母さん」と「お義父さん」について話す際には「mother-in-law」と「father-in-law」という表現があります。例えば、自分の夫のお母さんについて話す際に「my mother-in-law」という言い方を使います。二人について話す際には「my parents-in-law」または「my in-laws」という呼び方を使います。


in-lawの使い方 例文



A: Do you get along with your in-laws?
(旦那さんの両親と仲が良いですか。)

B: Yeah, my mother-in-law is lovely. She’s so kind.
(そうですよ。義理お母さんはとても良い人です。とてもやさしい人ですよ。)



A: What did you do at the weekend?
(週末は何をしましたか。)

B: I went fishing with my father-in-law.
(義理お父さんと釣りに行きましたよ。)

A: It’s great that you share the same hobby.
(同じ趣味があってよかったですね。)

B: Yes, I’m lucky. He’s a great guy.
(そうですね。僕はとてもラッキーです。彼はとてもいい人です。)





まとめ:恋人・友達の親を何と呼ぶ?



まとめると、現在のイギリスのカルチャーは昔と比べてカジュアルになりました。大人同士は一般的に名前で呼ぶ習慣があります。しかし、一般的に初対面の人と会う際に相手に良い印象を与えたいと思っているなら、フォーマルな呼び方をするべきです。多くの場合は「名前で呼んでください」と言われると思います。

逆に「苗字で読んでください」と言われたら、少し嫌な雰囲気になると思います(笑)。特に恋人の親にそう言われたら妙な「パワーバランス」を感じると思います。

今回はこれで以上になりますが、イギリスのカルチャーに関して、気になる事や知りたい事がある方は質問下さいね。


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