国際結婚を考えている人は知っておきたい!イギリスと日本の恋愛・結婚カルチャーの違い

国際結婚を考えている人は知っておきたい!イギリスと日本の恋愛・結婚カルチャーの違い
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イギリスの恋愛・結婚カルチャーの違い

近年益々、国際結婚をしているカップルが増えてきました。日本でも大都市にいくと1日に1回くらい、必ずといっていい程、国際カップルを目にする事が増えました。

一昔前まではマイノリティーだった現象ですが、今後は特に珍しい事でもなくなってきるんでしょうね。

そこで今回の記事では、イギリス英語の事とは少し脱線してしまいますが、イギリス文化の紹介として、イギリスの結婚について書いてみたいと思います。

イギリス人と交際中の方、結婚の予定がある方は少し知っておくと、お互いの文化の違いについて理解しやすくなると思います^^

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イギリスの結婚文化について:イギリス人のプロポーズの仕方

これは日本でも同様!?だと思いますが、イギリスでも一般的に男性側が女性にプロポーズをします。逆プロポーズは非常に珍しいです。現在特に多いのが、お互い結婚に関して話し合いながら、結婚を決めるカップルが多いです。

しかし閏年の2月29日に、イギリス人の女性はパートナーにプロポーズしても大丈夫という変わった伝統があります。イギリス人の男性はプロポーズをする時に、女性の前に膝まずいて(”go down on one knee”)ダイアモンドの指輪を手渡してプロポーズをします。

プロポーズする台詞はご存知の方もいらっしゃるかもしれません。こちらの台詞「will you marry me?」が普通ですね。そして、プロポーズの後にそのカップルは正式に婚約している事になります。英語では「engaged」と言います。

イギリスの結婚式の服装について

イギリス人の花嫁は殆どの場合白いドレスを着ます。しかし、この伝統は比較的新しい習慣です。この伝統はビクトリア時代(150年前)に始まりました。その前の時代のイギリス人花嫁達は自分の好きな色のドレスを着ていました。

白いドレスを着るという伝統以外にも他の習慣も残っています。以下に紹介しているのは、イギリスや他の英語圏の国の花嫁達が理解している「結婚式の服装のルール」です。

  • Something old (古い物)
  • Something new (新しい物)
  • Something borrowed (借りた物)
  • Something blue (青い物)

英語圏の女性の花嫁達は、可能である限り上に紹介したリストの全ての物を身に着けようとします。

ジュエリーは「古い物」が好まれ、白いドレスは「新しい物」にして、ヴェールやアクセサリーは「借りた物」にして、下着は「青い物」を身につけます!

イギリス人女性の花嫁は大抵自分のドレスを買いますが、レンタルドレスも人気があります。

男性陣(新婦、花嫁の父親、「ベストマン」等)は一般的にスーツをレンタルする事が多いです。

花嫁のお母さんは、「Mother of the Bride」という大切な存在になりますので、新しい洋服を買います。またそれにあわせて帽子を被る母親が多いです。

花嫁は、「bridesmaids」という「花嫁に付き添う若い女性」を選びます。この人達は、一般的に妹や若い従兄弟、友人の中から選ばれます。

彼女達は結婚式の時、花嫁の隣に立っています。そして同じドレスを着ます。このドレスはレンタルドレスか式のために作られたドレスを着る事が一般的です。

花婿は一人の「best man」を選びます。この人は花婿のお兄さんか、弟、友人の中から選ばれる事が一般的です。Best manは指輪を預け、結婚式の後のパーティーでスピーチをします。

結婚式に出席してする女性は、白いドレスは避けた方が良いです。そして、黒いドレスは暗い感じのイメージ(お葬式で着る洋服のイメージがある)を与える為にカラフルなドレスを選ぶと良いとでしょう。

男性の出席者はベーシックなスーツとネクタイを選べは良いと思います。

イギリスの結婚式について

イギリスの結婚式は殆どの場合教会で行われますが、ホテルや市役所(register office)などで行う結婚式も多いです。

結婚式の内容は日本の結婚式と差ほど変わりはないと思います。花嫁と花婿はお互いの愛を誓い、指輪を交換します。

結婚式が終ったら、花嫁と花婿は別の部屋で「marriage register」(結婚証明書)をサインします。その後、みんなで結婚式場を出て、写真を撮影します。

結婚式の後、花嫁はbridesmaidsに花束を投げます。花束をキャッチした人は次に結婚するという伝統があります。この光景は日本の結婚式でもたまに目にしますね^^

イギリスの披露宴について

イギリスの披露宴は、ホテルや教会のイベントスペースなどの場所で行われます。出席者が全員会場入りした後、花嫁、花婿、家族のメンバーは出席者全員に挨拶やお礼を言います。

出席者達の席は花嫁と花婿、彼らの家族毎に決った席順になっています。

日本と同様にイギリスの披露宴でもスピーチは多いです。そしてイギリスの披露宴では「best man’s speech」と呼ばれるスピーチを行います。このスピーチは一般的に花婿が選んだ友達か兄弟が行います。

この人は花婿の事をよく知っている人なので、コメディー的なストーリーが話され盛り上がるスピーチです。

イギリスの伝統的なウェディングケーキは、ドライフルーツ(レーズンなど)の黒いスポンジケーキです。このケーキは味が濃くかなりどっしりした物です。

このケーキを結婚するカップルが一緒に切ります。そして切り分けられたケーキは参加者全員に配られます。(この部分も日本と同様ですね)

食事が済んだら、新婚のカップルは「first dance」をします。彼らは自分の好きな曲を選びます。みんなの前で新婚カップルとして、最初のダンスをします。

その後参加者全員でディスコタイムが始まります^^ イギリス人はダンスが苦手な人も多いですが、お酒を十分に飲めば・・みんなダンスを頑張って楽しみます!(笑)。

ウェディングプレゼントについて

日本人は新婚カップルにお祝いとしてお金を贈りますが、イギリス人は一般的にお金を贈る事はしません。

お金の代わりに新居で使える物を送る人が多いです。例えば、アイロンや花瓶、食器などが送られる場合が多いです。

しかし、現在は結婚する前に同棲しているカップルが多いので、そのような物を既に持っているカップルは多いです。その場合は、カップルが欲しい物のリストを出席者に渡します。

しかし、最近ではお金、好きな店の商品券を希望する人が増えています。

他のイギリスの結婚の習慣・伝統

結婚式の少し前に、「hen party」と「stag party」というイベントがあります。

Hen partyとは花嫁とその女性の友達、親戚と一緒に行うパーティーです。人によって、hen partyのやり方が違います。

少し大人しい人は、レストランでパーティーを行いますが、もう少しワイルドな人はナイトクラブでコスプレパーティーなどをします^^ また中には海外に行く人も多いですね。

stag partyとは結婚前に男性側が行うパーティーです。このパーティーでは沢山のお酒を飲みます。

そして花婿の友達は彼にいたずらをして、からかいます。^^ 例えば彼を裸で電灯に結ぶ場合が多いです・・・(笑)。

Hen partyとstag partyは「結婚する前の最後の自由」というコンセプトを基に行われるパーティーです。

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