イギリス人が会話でよく使う単語 perhapsの使い方
私はアメリカ人と話していたり、他の国の外国人と英語で話している時に、イギリス英語と他の国の英語の違いが多いなと感じる事があります。
特にイギリス人だけが使う単語については、イギリス英語特有のものなので、アメリカ人をはじめ他の外国人に通じない単語がごく稀にあります。^^
十分に文脈を使って話している時であれば全く問題ありませんが、例えば当たりの話ですが、文脈があまり無い状態でその単語を会話に入れて話した場合は特に難しいでしょうね^^
文脈を十分に使って会話する事は、英語を話す事=外国語を話す事の中で最も重要なポイントですし、ネイティブと会話する際に最も心得ておきたい部分だと思います。
仮に英語の発音に自信が無い方でも文脈さえしっかりして入れば会話が通じないという事もなくなってくると思います。
逆にネイティブっぽい英語の発音を使って少ないボキャブラリー・単語だけで会話したりする方が通じにくい場合もあると思います。
これは私が話す日本語でもそうだと思いますし、私が英語を教えている日本人の生徒と話している時にもよく感じるポイントですね。
ですから、ネイティブと会話する際は英語の発音に気を配るよりも、出来るだけ十分に文脈を使って話していく事が大切だと思います。
今回紹介する単語は「perhaps」という単語です。「perhaps」はイギリス人だけではなく、アメリカ人にも使われている単語ですが、イギリス人の日常会話での方が多く使われていると思います。
「perhaps」は、「maybe」(多分、~かもしれません、~かな?)と同じニュアンスの単語です。
アメリカでは「perhaps」は少し正式なニュアンスが含まれている言葉です。ですから日常会話ではあまり使われません。アメリカでは「maybe」の方が多く使われていますね。
イギリスでも、「perhaps」と「maybe」は両方とも使われている単語ですが、意識してイギリス人の日常会話を聞いていると「perhaps」の方が多い気がしますね^^
私が知っている限り、英語が喋れる私の日本人の友達は必ず「maybe」を使いますし、私が使うイギリス英語の「perhaps」は通じない場合が多いです^^
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イギリス英語のperhapsの使い方と例文紹介
会話:
A: Where is Fred?
(フレッドはどこにいるの?)
B: I don’t know. Perhaps he has gone home.
(わからないよ。もう家に帰ったんじゃないの?)
※フレッドが帰った可能性があるというニュアンスです。
A: Are you going to the pub tonight?
(あなたは今夜パブに行きますか?)
B: Perhaps. I haven’t decided yet.
(多分ね。まだ決まっていないけど。)
例文:
It’s getting late. Perhaps we should go home now.
(もう遅いよ。もう帰った方がいいかもね。)
You don’t look very well. Perhaps you shouldn’t go to work today.
(あなたは具合が悪そうに見えるよ。多分、今日仕事は休んだ方がいいかもしれないね。)
※「perhaps」の正しい発音は「パーハップス」となりますが、日常会話では、省略されて「プラップス」という発音になります。