イギリス人がよく言う単語 absolutelyの使い方
前回に引き続き、イギリス英語とアメリカ英語の違いについての記事を紹介していきたいと思います。
この前の記事では、イギリス英語の「smart」とアメリカ英語の「smart」の意味やニュアンスの違いについて紹介しました。
このようにイギリス英語とアメリカ英語では、同じスペルの英単語や表現であっても、全く違ったニュアンスになってしまう事もあります。また特に、イギリス人の話す英語の表現はアメリカ人の話す英語に比べると、婉曲的に表現したものが多いのも事実です。
そんな事からイギリス英語を勉強している人は、イギリス人が特に日常会話で使う単語や表現については、しっかりと学んでおくと、イギリス人とのコミュニケーションで変な誤解をせずに済むと思います^^
イギリス人は日常会話では「absolutely」という単語をよく使うと思います。とりあえず、これは私がよく使う単語の一つです。「absolutely」という単語は色々な意味と使い方がありますが、特に今回はその中でも「イギリスっぽい」使い方を先に紹介したいと思います。
「absolutely」は日本語の意味としては、「きわめて、とても、凄く」という意味になります。副詞ですから形容詞と一緒に使うと、その形容詞の意味を強めます。
- イギリス人がよく使う「To be fair」ってどういう意味やニュアンスなのでしょうか?
- 「お使い」は英語で何という?「初めてのお使い」という表現はイギリスにもある?
- 「I’m fine」と言う表現はイギリス英語とアメリカ英語にニュアンスの違いがありますか?
イギリス英語のabsolutelyの使い方の例文紹介
It’s absolutely freezing today!
(今日はとても寒いよ!)
※ Freezingの本当の意味は「氷温」という意味になりますが、日常会話においては「寒い、冷たい」という意味になります。
わざと大げさに天気の話等をする時に使う単語です^^
This chocolate ice cream is absolutely delicious!
(このチョコアイスクリームは凄く美味しいです!)
そして、「absolutely」には、この他にも違ったニュアンスと使い方があります。
他には「絶対に」や、「完全に」、」「すっかり」、「全然」という意味もあります。
absolutelyの他の使い方
You are absolutely right.
(あなたは完全に正しい。)
This maths question is absolutely impossible.
(この数学の問題は完全に無理!)
会話でabsolutelyを使う際の例文
A: Do you fancy him?
(あなたは彼の事が好きなの?)
B: Absolutely not!
(全然(好きじゃないよ!))
※ fancyはイギリス英語で「好き」や「欲しい」という意味になります!
これらの表現を実際の会話で使いこなして、イギリス英語マスターになってみましょう^^