イギリス英語

イギリスとアメリカのカルチャーの違いとボキャブラリーの違い:「flea market」、「jumble sale」、「garage sale」、「car boot sale」とは?

イギリス英語とアメリカ英語の「フリーマーケット」や「バザー」の言い方の違い

イギリス英語とアメリカ英語の「フリーマーケット」や「バザー」の言い方の違いについて紹介します



今回の記事では、イギリスとアメリカのカルチャー違いとして、様々な「フリーマーケット」や「バザー」の種類について紹介したいと思います。

イギリスとアメリカには、個人が自分の物を売る「フリーマーケット」のようなイベントがかなり多いです。しかし、そのイベントの種類によって言い方かなり異なります。


今日はこの記事を通して、イギリス英語とアメリカ英語のボキャブラリーの違いだけではなく、カルチャーの違いについても話していきたいと思います。


それではまず、それぞれの「バザー」について話していきたいと思います。


イギリス英語とアメリカ英語の「フリーマーケット」や「バザー」の言い方の違いイギリス英語とアメリカ英語の「フリーマーケット」や「バザー」の言い方の違い

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1. Flea Market (フリーマーケット)に関する違い



日本でも「フリーマーケット」は沢山ありますよね。ですから、読者の皆さんもよくご存知だと思いますが、今回は「Flea Market」の英語のスペルについてちょっと話したいと思います。

日本で私はよく「Free Market」というスペルを見かけます。これがスペルミスなのか、それともわざと「free」(=自由)というスペルを使っているのか分かりませんが、英語のスペルは「flea」になります。

「Flea」という単語は日本語で「蚤」という意味になります。つまり、「フリーマーケット」は「蚤の市場」という意味になります。


実はこの名前は元々フランス語から来たようです。1860年代に「marché aux puces」という市場がパリで行われたそうです。このフランス語の名前の意味は「蚤の市場」というそうです。

その市場で販売された物品は、古くとてもボロくて汚かった事もあり、「蚤だらけの物を販売している」という評判がたったそうです。この市場の影響もあって「flea market」という名前が使われるようになったようです。

イギリスやアメリカでは、とても大きなflea marketのイベントがよく行われています。私はカリフォルニアに滞在した時(たしか5週間くらい)、多くのflea marketでお土産を買いました。イギリスのテイストとはかなり違った物が売っていたので、とても楽しかったです^^


例文:

There’s a flea market on in the town square tomorrow. Fancy coming?
(明日、町の広場でフリーマーケットが行われるよ。一緒に来ない?)


I bought this vintage Chanel bag for fifty quid at a flea market. What a bargain!
(私はこのビンテージのシャネルバッグをフリーマーケットで50ポンドで買ったよ。なんて素晴らしい掘り出し物なんだろう!)




2. car boot sale (トランクセール)について



「Car boot sale」とは、イギリス風のフリーマーケットです。「Car boot」とは「車のトランク」という意味です。これは誰でも参加できるフリーマーケットです。

自分が売りたい物を車のトランクに入れて、他の人とセール場に集まって、車のトランクで物を売ります。セール場の会場は大体大きい駐車場や、スポーツスタジアム、学校のグランドが多いです。

私の地元の町では毎週の日曜日にラグビースタジアムでcar boot saleが行われます。


例文:

I’ve got lots of clothes I don’t need anymore so I’m going to sell them at a car boot sale.
(私はもういらない洋服が沢山あるのでトランクセールで売ることにしました。)


I went to a car boot sale yesterday but there was nothing but junk.
(私は昨日トランクセールに行ったけど、ゴミのようなものしかなかった。)




3. jumble sale ( 慈善バザー)について



「Jumble sale」はイギリス英語です。アメリカ英語では「rummage sale」になります。「Jumble sale」というバザーは主に「チャリティー寄付」のために行われていますので、教会の会場・会館や学校の体育館などで行われます。

私が小学校の頃、PTAはよくjumble saleを行っていました。Jumble saleで集まったお金は「チャリティー寄付や学校で必要なもの」に充てられます。

売り物は全て教会のメンバーや学校の生徒などから寄付されたものです。


例文:

We are holding a jumble sale at the church this Saturday. Please donate items.
(私たちは土曜日に教会で慈善バザーを行っています。売り物を寄付してください。)


I am making cakes for the school jumble sale.
私は慈善バザーの為にケーキを作っています。)




4. Garage sale/yard sale (ガレージセール=住宅の前に・車庫から家の物を売る事)について



「Garage sale」または「yard sale」とは、主にアメリカ英語の表現で文化的にもアメリカのコンセプトです。

イギリスではたまに見ますが、一般的にイギリス人は住宅の前で要らない物を販売する事はありません。イギリス人が何か不要な物を売りたいと思った場合には、car boot saleに行きます。

そして、イギリス人は要らない物を売る事がめんどくさいと思っている場合は、チャリティーショップに物を寄付します。チャリティーショップは寄付として受け取った物を売って、そのお金をチャリティー活動で使います。


ところで、皆さんはイギリス英語とアメリカ英語の「garage」の発音の違いは分かりますか?

アメリカ英語では「ガラージ」という発音になります。そして、アクセントは「ラージ」の部分につけます。しかし、イギリス英語では二つの発音があります。

私の場合は「ガラージ」という発音を使いますが、アクセントは最初の「ガ」という部分につけます。他のイギリス人は「ガリッジ」という発音を使います。この単語は元々フランス語から来たそうです。

アメリカ英語の発音は元々のフランス語の発音に一番近いと思います。「Garage」は日本語で「車庫」という意味になります。


例文:

Garage sales are not common in the UK.
(ガレージセールはイギリスであまり行われていません。)

I bought this dress at a yard sale in California.
(私はこのワンピースをカリフォルニアのヤードセールで買いました。)


以上、今回はイギリスとアメリカの「フリーマーケット」や「バザー」等のカルチャーの違いを紹介してみました。こういったカルチャーの違いって、アメリカ人やイギリス人の考え方の違いや住宅事情なんかにも多少関係しているんでしょうね^^ 

他にもカルチャー的な事で気になる事があれば、是非メールで質問して下さいね^^ お待ちしています!





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