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イギリス人やアメリカ人と英語で話す際に間違ってはいけないイギリス英語とアメリカ英語の違い
今回の記事は少しユーモア的な記事として、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて話したいと思います。
私は今までにかなり多くイギリス英語とアメリカ英語のボキャブラリーの違いや表現、言い方の違いを紹介してきました。一般的に殆どの違いは両方の国で通じますし、間違えても差ほど問題にはならないと思います。
しかし、中にはいくつかの「やばい!」違いもあります(笑)。今回の記事では、そんな「気をつけないと危ない!」イギリス英語とアメリカ英語の違いを紹介していきたいと思います^^

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間違ってはいけない!イギリス英語とアメリカ英語の違い:その1. 「Trousers vs Pants」
日本語:ズボン
イギリス英語:trousers
アメリカ英語:pants
日本語:下着、パンツ
イギリス英語:pants
アメリカ英語:underwear
「Pants」という単語は英語では間違いやすいです。アメリカ英語では「ズボン」になりますが、イギリス英語では「下着」という意味になります。
ですから、アメリカ人がイギリス人に「Nice pants!」(素敵なズボンですね!)という「褒め言葉」を言う際に、そのイギリス人は「素敵な下着ですね!」という変態っぽい表現に聞こえます(笑)
間違ってはいけない!イギリス英語とアメリカ英語の違い:その2. 「rubber vs eraser」
日本語:消しゴム
イギリス英語:rubber
アメリカ英語:eraser
日本語: コンドーム
イギリス英語:condom
アメリカ英語:rubber
イギリス人の子供は学校で「消しゴム」を「rubber」と呼びます。私も「rubber」という単語を使います。そして、私にとって「黒板消し」は「blackboard rubber」です。
しかし、アメリカ英語では「rubber」は「コンドーム」のニックネームになります!私は初めて日本に来た時、アメリカ人の友達に「Can I borrow your rubber?) (消しゴムを借りていい?)と言いましたが、その友達はビックリしていました!
それも当然です。アメリカ人の彼女は「コンドームを貸してくれ!」という意味だと思ったからです(笑)。
間違ってはいけない!イギリス英語とアメリカ英語の違い:その3. 「cigarette vs fag」
日本語:タバコ
イギリス英語:fag (スラング)
アメリカ英語:cigarette
日本語:ゲイ
イギリス英語:gay
アメリカ英語:fag (とても失礼で差別用語です!)
この違いはとても危ないので気をつけましょう。イギリス英語では「fag」という単語は「タバコ」という意味のスラングで失礼な単語ではありません。
しかし、アメリカ英語では「fag」はとても失礼で、差別的な「ゲイ」という意味になるスラングです。日常会話で絶対に使ってはいけない単語です。
正しい言い方は「gay」になります。ですから、イギリス英語の「fag」という単語を覚えてもアメリカ人の友達と話す際には十分気をつけましょう!
間違ってはいけない!イギリス英語とアメリカ英語の違い:その4. 「fanny vs bum」
日本語:お尻、ケツ
イギリス英語:bum, bottom, backside
アメリカ英語:fanny, butt
日本語:女性の性器
イギリス英語:fanny
アメリカ英語:色々あります!
この違いについては、少し子供っぽいですが、イギリス英語では「fanny」は「女性の性器」というちょっとふざけた言い方です。しかし、この単語はアメリカ英語で「お尻」という意味のスラングになります。
「ウェストにかける(まく)ポーチ」は、イギリス英語で「bum bag」になりますが、アメリカ英語では「fanny pack」という言い方になります。
イギリス人はその「fanny pack」という言い方を聞いてびっくりして笑ってしまいます。そして、アメリカ人は平気で「sitting on my fanny all day」(一日中お尻に座っている)や「Does my fanny look big in these pants?」(このズボンを穿くと、私のお尻は大きく見えるかな?)などの怪しいフレーズを使います(笑)。
結局、「fanny」というスラングはイギリス人と話す際には言ってはいけない単語です。
以上、今回の記事では、イギリス英語とアメリカ英語の違いの中でも間違ってはいけない単語やスラングについて紹介してみました^^
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