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イギリス人が使うlovelyの意味とは? どんな使い方?

イギリス英語でよく使うlovelyの意味と使い方
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イギリス英語 lovelyの意味とニュアンスを詳しく解説



Mair
Mair
皆さんこんにちは。Mairiです。段々と冬らしい感じになってきましたね。今回の記事ではイギリス人が日常的によく使う「lovely」の意味、イギリス人っぽい使い方を紹介したいと思います。


イギリス英語を勉強している方は「lovely」という単語を何度も耳にした事があると思います。その理由として「lovely」という単語は「イギリス人の口癖」というくらい日常的によく使われる単語だからです。

そこで、今回の記事では「lovelyの意味、使い方、発音」をイギリス人の立場から詳しく紹介してみたいと思います。それでは、イギリス英語ではどんなシチュエーションの際に「lovely」を使うのでしょうか?





「lovely」の意味は?


「lovely」は”形容詞”で元々は「love」(愛)という単語から来ています。しかし、現在のイギリス英語で「lovely」はもっと広く色々な意味の使い方があります。

一般的にイギリス人は「lovely」を「ポジティブな形容詞」として使います。例えば、「素敵な景色」という場合に、イギリス英語では「lovely view」と言います。

また「おいしい食事」という場合には「lovely meal」と言います。これ以外にも「楽しい時間」という場合「lovely time」という意味になり、「美しい声」は「lovely voice」になります。

このようにイギリス英語において「lovely」は「beautiful」や「pretty」という形容詞よりも使用頻度の高い単語です。


イギリス英語でよく使うlovelyの意味と使い方

つまり、「lovely」は文脈によって下記の意味として使われます:

  • 美しい
  • 美味しい
  • 優しい
  • 楽しい
  • 可愛い
  • 素敵
  • 綺麗



そして、「lovely」はイギリス英語で、男性や女性ともに使われている単語です。


ポジティブな形容詞として使う「lovely」の例文:



My daughter’s teacher is a lovely lady.
(娘の先生はとても優しい女性です。)


I had a lovely meal at an Italian restaurant yesterday.
(私は昨日イタリアンレストランでとても美味しい料理を食べました。)


What a lovely day!
(今日はとても良い天気ですね!)


I had a lovely time with my best friend.
(私はベストフレンドととても楽しい時間を過ごしました。)


He’s a lovely man but I just don’t fancy him.
(彼はとても良い男性ですけど、私は「そういうふうに」好きじゃない。) ※「fancy」という動詞は「恋愛的に好き」という意味になります。


That’s a lovely dress you’re wearing.  Where did you buy it?
(あなたのドレスはとても素敵ですね。どこで買いましたか?)


I’ve had a busy day.  I just want to relax and have a lovely cup of tea.
(今日は忙しがったです。私はゆっくり座って美味しいお茶が飲みたいです。)




「Yes, please」の代わりに使う「lovely」の使い方


英語で「はい、お願いします」というフレーズは「Yes, please」ですが、これと同じような表現をする際に「lovely」という単語を使う事が出来ます。

例えば、「yes, please」の代わりにイギリス人は「that’d be lovely」や「that sounds lovely」といった言い方をします。

それでは、実際のイギリス人の「lovely」の使い方を例文で見ていきましょう。



「はい、お願いします」という際の「lovely」の例文:



店員:Would you like an extra bag?
(もう一枚の袋は必要ですか?)

客:That would be lovely, thanks.
(そうですね。お願いします。)



ウェイトレス:Would you like cream on your pancake?
(パンケーキにクリームを付けましょうか?)

客:Ooh yes! That sounds lovely!
(おいしそう!そうですね、お願いします!)




店員:Shall I put the receipt in the bag?
(レシートを袋に入れましょうか?)

客:That would be lovely. Thanks.
(そうですね。お願いします。)





イギリス英語で「ありがとう」という意味になる「lovely」


「lovely」は場合によって「感謝を表す表現」として使う事が出来ます。つまり、「Thank you」の代わりに使う事が出来ますし、「thank you」と一緒に使う事が出来ます。

これはイギリス英語の日常会話で非常によく使われる表現です。そして、イギリスのビジネスシーンでもよく使われています。


「ありがとう」という意味で使う「lovely」の例文:



店員:Here’s your coffee and your cake.
(コーヒーとケーキをどうぞ。)

客:Lovely. Thank you.
(はい、ありがとう。)




部下:I’ve just emailed you the report.
(レポートをメールで送りましたよ。)

上司:Lovely.  Did you make the alterations I suggested?
(ありがとう。私がお願いした修正を済ませましたか?)

部下:Yes.
(しましたよ。)

上司 Lovely.
(どうもありがとう。)




友1:Happy birthday!  I brought you a present.
(お誕生日おめでとう!プレゼントを持ってきたよ。)

友2 Lovely! Thank you so much!
(ありがとう!)




イギリス人が皮肉めいた表現として使う「lovely」


私は以前に当サイトで何度も話した事がありますが、イギリス人は”皮肉めいた表現“を使う事が大好きです。イギリス人の会話はどんなテーマであっても必ず軽いユーモアが入っています。

特にそういった皮肉めいたユーモアを使った表現をする人が多いと思います。


「lovely」という単語は元々ポジティブな意味を表す表現ですが、皮肉めいた表現として使うと逆に「ネガティブな意味」を与える単語になります。つまり、「駄目」、「ひどい」、「悪い」などの意味を与える表現にもなります。


それでは、実際のイギリス人が皮肉めいた表現をする際の「lovely」の使い方を例文でみていきましょう。


イギリス人が皮肉めいた表現をする際の「lovely」の使い方例文:



A:It’s going to be -5 degrees tomorrow.
(明日は-5度になるみたいだよ。)

B:Lovely. I’d better get my thermal undies on then.
(そっか。体温を保つ下着をはかないとだめだね。) ※「thermal undies」は「ヒートテック」のような下着です(笑)




同僚1:The boss wants to speak to you about the report you wrote.
(課長はあなたが書いたレポートについて話したいって。)

同僚2:Lovely. No doubt he’s found something he doesn’t like.
(やばい。なんか気に入らない事を見つけただろうね。)




夫:The baby’s nappy needs changing.
(赤ちゃんのおむつをかえないと。。。)

妻:Again?! Lovely.
(また?!なんて嫌な作業なんだろう。)




イギリス人が使う「lovely」のまとめ


極端な例ですが、イギリス人は一日の会話の中で「lovely」という単語を何度も使います。そして「lovely」という形容詞は様々な意味と使い方があります。

  1. 広い意味のあるポジティブな形容詞(素敵、美しい、優しい、おいしいなど)
  2. 「Yes, please」という意味になる「that would be lovely」というフレーズ
  3. 感謝を表す「lovely」
  4. 皮肉めいたネガティブな事に対して使う「lovely」


自分の話している英語を「イギリス英語っぽく」させたいという方は、できるだけ「lovely」という単語を使ってみて下さい(笑)。それだけでも、かなりイギリス英語っぽくなりますよ^^




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