イギリスの洗濯事情「雨の多いイギリス」ではどうやって洗濯物を干すのか?

イギリス人の洗濯事情
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イギリス人の洗濯物についての考え、イギリスの洗濯事情についてに読者の質問に答えてみました!

Mair

皆さんこんにちは。Mairiです。今日の記事では読者の方から頂いたイギリスに関する質問に答えてみたいと思います。頂いた質問は「イギリスの洗濯事情」に関する質問です。

イギリスは日本と比べても「雨が多い」というイメージがあります。これはもちろん事実なのですが、実は東京はロンドンよりも雨が多いって皆さんは知っていますか?(笑)

しかし、ロンドンに関して言うと、イギリスの中でも少し「天気に関しては例外」なんです。イギリスの地方の町はロンドンよりも雨が降ります。ですが、やはり「イギリスは雨の多い国」というイメージは正しいと思います。

イギリスでは「梅雨」という季節がありませんので、日本と違ってイギリスは一年中の雨が降ります。 

少し話しがそれてしまいましたが、今回頂いた具体的な質問内容はこちらになります。

イギリスって雨が多くて冬は日も短いと思うんですが、洗濯物ってどうしてるんでしょうか・・・。

洗濯ってどこに干しますか?外に干してる人ってあんまりいないんでしょうか。

それに、knit wearを着てることも多いと思うのですが、編み物洗濯するのって難しいですよね。。。 あと、布団って干しますか?

ベッドだとどうしてるのかなぁってどうでもいいことが気になります。。イギリスの洗濯事情と、まつわる英語があったら教えて欲しいです。

ホントどうでもいいことばっかり聞いてスミマセン・・・。よろしくお願いします!

いつもご質問ありがとうございます! そして、British Eigoを読んで頂きましてありがとうございます。

それでは、イギリス人の洗濯事情イギリス人の洗濯物の取り扱いについて書いてみたいと思います。

イギリスの冬に使える洗濯物の干し方

そうですね、イギリスでも雨の日に洗濯物を干す事は困りますね。イギリス人は一般的に洗濯物を外で干す事が多いです。大都会の街以外は、殆どの人は一軒家に住んでいますし、どんな小さい家でも自分の庭があります。

庭には「washing line」(物干し綱)が付いています。天気の良い日には、洗濯物をwashing lineに掛けて干します。イギリスの夏は(雨が降らない限り!)暖かくて乾燥していますから洗濯物は直ぐ乾きます。

イギリスの洗濯事情

しかし、冬にも雨の日が多いですし、風が冷たいので冬の場合は違った干し方をする人が多いと思います。私が知っている限り、殆どのイギリスの家には「central heating」(セントラルヒーティング)があります。

ですから、それぞれの部屋には「radiator」(ラジエーター;放熱[輻射]式暖房器具)があります。洗濯物を直ぐに乾かしたい場合、radiatorの近くに置いたり、直接掛ける事も出来ます。

そして、radiatorに掛けられる物干し棒などもありますので、こういった物を使うと洗濯物の管理は楽になりますね。イギリスにも、日本と同じように室内用の物干し台がありますので、自分の家の中で洗濯物を乾かす事が出来ます。多くのイギリスの家には洗濯機だけではなく乾燥機もあります。

私の実家には乾燥機がありますが、乾燥機はエコではないし、電気代が高くなりますので「緊急の時」にしか使いません(笑)。私の母親は一般的に暖かい日に洗濯物をまとめて外で干していますね。

私は数年前に5週間程、アメリカのカリフォルニア州のアパートで滞在していました。その時に私が一番びっくりしたのは、アメリカの住宅街では洗濯物を外で干す事を禁止しているという事でした。

カリフォルニアの天気は毎日、温暖な気候でとっても乾燥しているのにみんな洗濯物を乾燥機で乾かしているのは、本当にもったいない!と思いました(笑)。

こんなに良い天気なのに外で干せないなんて・・とても変ですよね^^ 私は乾燥機を使う事は「エコじゃない」というイメージがあるので、その時に私は内緒でバルコニーで洗濯物を干しました(笑)。

デリケートなニットウェアをどうやって洗ったり干したりしますか?

イギリス人の洗濯物の扱い方

イギリスの洗濯機は日本と違って水ではなく「お湯」を使います。ウール製のニットウェアをお湯で洗うと縮みますから洗濯機の「ウール設定」を使う必要があります。つまり、熱いお湯ではなく、ぬるま湯で洗う設定を使います。

そして、干す際にも気を付ける必要があります。乾燥機ではなく、自然に干した方が良いと思います。私の母親の場合、室内の物干し台で干している気がします。本当にデリケートなニットは手洗いする人も多いと思います。

私の経験では、イギリス人は日本人ほど「ドライクリーニング」は使わないと思います。それは何故なら、イギリスではドライクリーニングは日本よりも高いからです。

イギリス人の布団の洗い方・干し方について

イギリスではみんなベッドで寝ますので、敷き布団を外で干す必要がありません。ベッドのマットレスは大きくて重いので外で干す事は出来ません。

マットレスを守るために「mattress protector」(マットレスパッド・シーツ)を使います。掃除や洗濯の際はそれを簡単に外せます。

掛け布団を干す習慣もあまりないです。掛け布団カバーを定期的に洗います。しかし、掛け布団がとても汚れている際には、ランドリーに持って洗う人が多いです。イギリスは日本ほど蒸し暑くならないので「布団を干す」という習慣はあまりないと思います。

洗濯物に関するボキャブラリー

最後は洗濯物に関するイギリス英語を紹介します。

  • washing machine = 洗濯機
  • washer dryer = 脱水洗濯機 (乾燥機としても使える洗濯機)
  • tumble dryer = 乾燥機
  • washing line = 物干し網
  • peg, clothespeg = 洗濯バサミ
  • washing powder = 粉末洗剤
  • fabric conditioner = 柔軟仕上げ剤
  • launderette = コインランドリー
  • duvet = 敷布団 (発音:ドゥーヴェイ)
  • duvet cover =敷布団カバー
  • pillowcase = 枕カバー
  • do the washing = 洗濯物を洗う
  • hang ~ on the line = ~を物干し網に掛ける
  • hang ~ outside = ~を外で干す
  • fold the washing = 洗濯物をたたむ

以上になりますが、期待していた通りの答えになりましたか^^ 他にも質問があれば、是非ご連絡くださいね。どんなテーマでも大丈夫なので、是非質問して下さいね!

イギリス人の洗濯事情

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